「年金は払い損」と考えるのは間違い
ここでは、
- 「年金は、金融商品ではないので損得論で語るべきではない」
という論点で語られています。
こういう考え方も一理ありますね。
しかし、私自身は、損得論で考えても現行の賦課方式の年金制度は、なかなか捨てたものではないと考えています。
それは次の二点において得であるからです。
- インフレに強い
- 長生きに強い
特に高齢者にとって、急激なハイパーインフレなんてあったら、
- いくら外貨資産を増やしても老後資産を増やしても間に合わない
のです。(ハズです)
リフレ政策+年金の積み立て方式への変更という組み合わせだけは避けてほしいなー、と個人的には思う次第です。
コメント
同感です。小生も三十年前に加入した個人年金を見るにつけインフレが来たらひとたまりも無いなと考えることしばし。密かにデフレ継続を期待している自分を情けなく思っています。
投稿: mto | 2012年11月21日 (水) 06時56分
mto様
コメントありがとうございます。
株式投資とは相矛盾しますが、ひそかにそう思っている方も多いのではないでしょうか(^^;)
投稿: NightWalker | 2012年11月21日 (水) 23時12分
少子高齢化で、今や日本の年金システムはどのみち立ち行かなくなります。
(現役者で年金生活者をワッシイ!はできなくなるって事)
あと、そもそも年金は金融商品の一種です。
投稿: 通りすがり | 2012年11月30日 (金) 09時27分
通りすがり様
コメントありがとうございます。
年金が通常の金融商品と違うのは、最終的には国家がどんな手を使っても守ろうとするところにあります。
問題はその方法が何なのかです。
増税+減額+インフレ+ってことにならないといいんですが(^^;)
投稿: NightWalker | 2012年11月30日 (金) 23時16分
残念ながら、財務省としては、まさにその増税・減額・インフレ・・にもう一つ加えて、生活保護費の年金額へ向けての接近的減額・・・を目論んでいるようですね。
やがて、多くのの生活困窮者が高齢者中心に発生することを危惧します。
対策は、納税者番号制度を確立し、相続税の思い切った増額、次に資産課税・・。
先読みしすぎでしょうか^^:。
投稿: おじさん | 2012年12月 6日 (木) 11時04分
おじさん様
コメントありがとうございます。
たしかに、あまり先のことを考えても予想が外れた場合がっかりするので、考えすぎない程度に考えておくということでしょうか(^^;)
投稿: NightWalker | 2012年12月 6日 (木) 23時16分