日本株のインデックスはダメなのか
日本株のインデックスはダメである
ゆえに、日本株のインデックスを買うのはよくない
・・・という論争がありますね。
これに対する私の考えはダメである(かもしれない)
ゆえに、そのうち良くなるに違いない(前向き)
むしろ、ダメなうちに買っておこう(やたらと前向き)
というものです。
というわけでドルコストです(笑)。
さて、日本株のインデックスがダメだとすると、その要因は、インデックスの中に収益面で問題のある企業が含まれていることにあります。
では、なぜ、収益性の悪い企業が多く含まれているのか?
- そういう企業を買う人が悪い
- そういう企業を上場させておく人が悪い
- そういう企業を経営している人が悪い
- 世の中が悪い
- いや、あいつが悪い・・・・続く(笑)
こんなところかなあ。
1、にはインデックス投資が加担しているというような考え方もありますが、インデックス投資は、アクティブ投資の集合体にすぎません。
アクティブ投資家のみなさんがダメな企業を買わなくなれば、その企業の時価総額が減るので、インデックス投資家のみなさんもダメ企業を自動的にあんまり買わなくなります。
ダメ企業を野放しにしているとするなら、それは、他ならぬアクティブ投資家だという・・・。
いやはや、こういうことを考えていると、哲学的というか禅問答というか、なんだか難しくなってしまいますね。
コメント
日本株のインデックスがダメなのは、日本経済がダメだからだと思います。
GDPが増えないので、企業の売上は伸びない。
これに尽きるように感じます。
投稿: AKI | 2012年6月11日 (月) 00時18分
AKI 様
お久しぶりです。コメントありがとうございます(^^)
日本経済よくなりませんかねー。
たとえば、円高が日本経済のプラスになるような商売にシフトしていくことも重要かもしれませんね。
いくつかシナリオを考えてはみるのですが、全員がそこそこの点をとれるようなシステムではなかなか難しそうです。
投稿: NightWalker | 2012年6月11日 (月) 00時27分
日銀総裁をきちんとした人に替えないと難しいでしょうね。
さすがに10年経ってもデフレを解消できないのは無能の証でしょう。
投稿: AKI | 2012年6月11日 (月) 00時47分
AKI様
ふむふむ、日銀を取り換えると・・。
経営者はいかがでしょうか?
投稿: NightWalker | 2012年6月11日 (月) 00時51分
その国の経済成長に丸ごと投資する…という視点で考えるとインデックスは避けて、気に入った企業や高配当やバリュー株に投資するアクティブが良いと思います。
米国や欧州、新興国は中身がよく見えないからこそ全部買って多少のロスは目をつぶる…というスタンスでいかがでしょう?
投稿: kubojah | 2012年6月11日 (月) 05時48分
日本経済の停滞原因は日本の潜在成長力の低下(によるデフレ様の状態)だから日銀の関知するところではないとのレクを頂いたことがあります。私も本質はそうなのではと思います。根本的に構造改革する必要があるのでは?急がないと、あっという間に失われた30年になってしまいます。
投稿: mto | 2012年6月11日 (月) 06時58分
NightWalker様
>経営者はいかがでしょうか?
これは誰を指しているのでしょうか?
投稿: AKI | 2012年6月11日 (月) 22時43分
みなさまコメントありがとうございます。
>kubojah 様
高配当は、ETFもありますね。
>mto様
構造改革・・・といわれて、はや幾年月。もっと厳しい状況にならないと進まないんですかねー。
投稿: NightWalker | 2012年6月11日 (月) 22時59分
AKI様
失礼しました。特定の経営者を差しているわけではありませんm(__)m。
一般論として、収益責任は経営者にもあるかな、というような意味合いです。
投稿: NightWalker | 2012年6月11日 (月) 23時03分
NightWalker様
企業が全体的に売上(≒収益)を増やすためには、GDPの成長が必要だと思いますが、一企業の経営者にそれを求めることができるものなのでしょうか!?
個別企業への投資であれば、パイの奪い合いに勝てれば企業は成長するので、経営者の責任を問うことができると思いますが、インデックス投資は企業全体ひいては日本経済そのものに投資をすることになりますから、個別投資と同様の責任を経営者問うことは難しいように思いました。
投稿: AKI | 2012年6月12日 (火) 00時02分
AKI様
なるほど、GDPの成長なくして日本経済の成長はなく、インデックスも伸びないということですね。
投稿: NightWalker | 2012年6月12日 (火) 00時24分
もちろん、高配当ETFも良いと思います。
私の場合、まだそこまでコツコツ出来てませんが。
投稿: kubojah | 2012年6月12日 (火) 07時52分
AKI様のお考えに概ね賛成です。
日本の名目GDPは98年ごろから全く伸びていません。
GDPには3面等価の法則があり、
国内総生産=国内総所得=国内総支出になります。
言い換えると、国民の給料+企業の最終利益=GDPです。このことからも国内企業全体のの利益を増やすにはGDPの増加必要である事がわかります。
(逆にGDPが増えないとパイの奪いになります。)
そして、このようなマクロ経済政策は一企業の役割ではなく、政府・日銀の役割なのです。
また、未だに構造改革を唱える方がいらっしゃいますが、何のどのような構造をどう改革するのですか?
全く聞いたことがありません。
投稿: 名無しの投資家 | 2012年6月13日 (水) 03時21分
持続可能な経済成長のためのマクロ経済政策のことを構造改革と言うのだと思ってました。規制緩和による競争原理の導入、生産性の向上とか。政府はともかく日銀にできることって何でしょう?
投稿: mto | 2012年6月13日 (水) 08時50分
mto様
構造改革ですから、やはり何かの構造を改革するのでしょう。構造改革派ではない私には分かりませんが。
規制緩和も良く聞きますが、何のどのような規制が成長の足かせになっているんでしょうね。この規制も聞いたことがありません・・・・。
日銀は「自己否定」をやめる事とインフレ目標を導入することですね。
(2月に日銀が物価目途を発表すると、日経平均は10000円を超え、円安に向かいました。これを日銀は金融政策に出来る事は無い、と潰したのです。)
投稿: 名無しの投資家 | 2012年6月13日 (水) 12時09分
名無しの投資家様
なるほど勉強になりました。私はもう少し自分の頭で物事の本質について考えた方が良いですね。ありがとうございました。
投稿: mto | 2012年6月13日 (水) 18時29分
みなさま、たくさんのコメントありがとうございます。
>名無しの投資家 様
>規制緩和も良く聞きますが、何のどのような規制が成長の足かせになっているんでしょうね
おっしゃる通りの見方がありますね。
たとえば、電力や放送など新規参入が難しい業界の規制をなくしていわゆる自由化をしたら新しい産業が興って経済が発展するのでは?という仮説があります。
しかし、意に反して、自由競争で価格破壊が起き、関連業界自体がコモディティ化して縮小してしまうかもしれません。
心情としては、自由競争が経済発展につながって欲しいところではあります。
投稿: NightWalker | 2012年6月13日 (水) 22時08分
mto様
こちらこそ、失礼しました。
物事の本質を捉えるのは誰でも難しいです。
ただ、同じ物事に対して複数の視点から見る事が出来れば、世界も違って見えるかもしれませんね。
投稿: 名無しの投資家 | 2012年6月13日 (水) 22時12分
経済成長のためには、金融政策、財政政策、構造改革を同時に行う必要があるのだと思います。
リーマンショック時には欧米はこれらを組み合わせて、デフレに陥ることを防いでいます。
日本のように、財政政策だけやってみた、構造改革だけやってみた、では目に見える成果があがっていません。
アップルのような新市場を世界中に創出するような企業の登場も期待したいです。
イノベーションは、NightWalker様が仰るように、日本企業の経営者に頑張って貰いたいところです。
投稿: AKI | 2012年6月14日 (木) 00時35分
AKI様
このエントリー盛り上がってます^^
>これらを組み合わせて
政府、財界、政治家が、示し合わせた(笑)複合戦略と言うのが世界と戦うには必要かもしれませんね。
投稿: NightWalker | 2012年6月14日 (木) 00時55分
物事の本質、ということで、僭越ながら物申し上げますが・・・皆様の日銀を始めとする世界の中央銀行への「期待」が非常に歪であると思うのです。
そもそも中銀の本質とは、自国通貨価値の安定、つまり「インフレとの死闘」であるわけです。
これは歴史的に形成されたものであるわけですが、米国FRBは現在もあくまで「インフレ抑制」のために市場との死闘を繰り返しています。
一方、我が国では、いわば「インフレ期待」のために中銀である日銀を「利用」したい勢力が存在するわけです。
しかしながら、このような考え方は、中銀の本質からすれば、明らかにおかしい。「抑制」ではなく「期待」のために中銀を利用したいのだから。
一般的に彼らは「リフレ派」と呼称されていますが、このリフレーションを推奨するエコノミストは世界的には絶滅危惧種であるにもかかわらず(日銀を長年批判してきた、そしてリフレ派とされてきたクルッグマンも、今や見解を改めました。)、我が国では、政界において、またマスコミにおいて声が大きいのは、この「リフレ派」です。
彼らはこういいます、「デフレもインフレも純粋な貨幣的現象だ」と。
つまり、物価水準は専ら貨幣数量で決まる、だから、「デフレ」脱却には日銀が紙幣をすればよい、と。
なるほど、インフレ率と貨幣数量との相関関係は否定できません。
しかしながら、リフレ派も認める通り、「インフレ期待」といった家計や企業など経済主体のマインドが物価水準の重要な変数ファクターであるわけです。
そうであるならば、中銀の政策として、インフレ目標を設定させてみたり、非伝統的な量的緩和を繰り返させてみたりしたところで、一過性の資産バブルは起こしえても、リフレ派が「期待」するマイルドなインフレ率2~4%が本当に実現するのかどうかは疑わしい。
下手をすると制御不能なインフレを誘引しかねない。
事実、我が国では01年以降大規模な量的緩和を行ってきたにもかかわらず、「円高バブル」を演出しただけで、「デフレ」から脱却することはできませんでした。
また、この事実から分かったもう一つ大事なことは、我が国の「デフレ」は、リフレ派が考えるような貨幣的な現象の「デフレ」ではないのではないのかという疑念です。
仮に額面通りの「デフレ」ではないのならば貨幣的な現象ではないのだから、リフレーションに親和的な日銀総裁に何度替えようとも、少なくとも金融にできることはもはやないはずです。
したがって、我が国の「デフレ」(らしき現象)もしくは「不況」から脱却するために、マクロ的にこれ以上日銀にやれることはないのだと思う次第です。
投稿: キセン | 2012年6月14日 (木) 03時59分
事実、我が国では01年以降大規模な量的緩和を行ってきたにもかかわらず、「円高バブル」を演出しただけで、「デフレ」から脱却することはできませんでした。
は、
事実、我が国では01年以降大規模な量的緩和を行ってきたにもかかわらず、「円安バブル」を演出しただけで、「デフレ」から脱却することはできませんでした。
と訂正致します。
投稿: キセン | 2012年6月14日 (木) 04時07分
よそ様のブログで無礼を承知の上で申し上げます。
(管理人さま、すいません・・・。)
・何時の間に日本でリフレ派が主導を握ったのでしょうか。
・金融政策を担っているのは中央銀行なのだから、インフレファイターだけでなく、デフレファイターにもなってもらわないと困る。(現に世界中がそうしている。)そもそも貨幣は人間が豊かに生活するための道具なのだから、貨幣の価値を守るために人間が苦しむのは本末転倒。
・クルーグマンが見解を改めたと言う事は全く聞かない。
この手の主張の最大の見所は、
「下手をすると制御不能なインフレを誘引しかねない。」
それって、自己矛盾!!!!!
金融政策は無効なんだから、現金を幾ら刷ってもインフレ率は上がらないという主張なのに、ハイパーインフレ!!!!
なんて自己矛盾。
よそ様のブログですのでこれ以上の返信は許可が無い限り自粛します。
どうもご迷惑をお掛けいたしまして申し訳ございませんでした。
投稿: 名無しの投資家 | 2012年6月14日 (木) 20時59分
日本株インデックスも外国株インデックスも為替リスクを考えると概ねイーブンです。
日本円で時価を見れば(円高で)価値は上がっているし、デフレなら尚のこと。
また、日本株が割安と判断できるのなら買いですが、ドルコストだと割高の時にも買ってしまうので注意が必要だと思います・・
投稿: 預金王 | 2012年6月14日 (木) 23時40分
管理人様、名無しの投資家様から、せっかく良い問題提起をしていただいたので、返信致しますことをお許し下さいませ。
・何時の間に日本でリフレ派が主導を握ったのでしょうか。
→「主導を握った」とは全く申し上げておりません。
政界でもマスコミでも、その声が大きいのはこの輩だと申し上げた次第です。
例えば、いわゆる上げ潮派、「デフレ脱却議員連盟」などに所属する議員が、「日銀直接国債引受け」などを円滑に行いうるように日銀法改正の動きを超党派でしていたりしますが、彼らに共通する政策がリフレーションであります。
・金融政策を担っているのは中央銀行なのだから、インフレファイターだけでなく、デフレファイターにもなってもらわないと困る。(現に世界中がそうしている。)そもそも貨幣は人間が豊かに生活するための道具なのだから、貨幣の価値を守るために人間が苦しむのは本末転倒。
→行き過ぎたインフレもデフレも基本的にはよくないので、貴殿のおっしゃる通り、日銀は金融政策の担い手としてデフレファイターでもあるべきです。この点については全く異見御座いません。
そして、貴殿が「物事の本質」云々といわれたので、中銀の本質的な存在意義を申し上げた次第です。
それによれば、中銀がデフレファイターとして「期待」されているのかどうかはともかく、「本質」的に中銀は、長期的な経済の揺らぎの中で短期的に通貨安定を図るべく金融調整することがいわば「期待」されているわけです。
ところで、我が国の「デフレ」ですが・・・この10年間のコアCPI下落率は年率で1%未満に過ぎないわけです。そもそもこの程度の「デフレ」が我が国の経済すべての諸悪の根源のように説かれること自体がおかしいのではないのかと。
もしかしたら、世間はデフレと不況(ディプレッション)とを混同しているのではないのか、もしそうであるならば、20年も続く長期的な不況対策に短期的な金融政策やそれを越えた非伝統的なものは無効となる筋合いでしょう。
なぜならば、長期的な不況に対して、もはや対処療法の担い手である中銀の役割は尽きていると考えられるのだから。
なお、貴殿のおっしゃる通り、貨幣はあくまで人間の経済生活を潤す道具に過ぎませんが、その道具の使い方の問題でしょう。
使い方を誤れば、短期的にはよくても中長期的には大怪我、ひいては致命傷を負いかねない、というわけです。
・クルーグマンが見解を改めたと言う事は全く聞かない。
→クルッグマンのブログはお読みになっていますか?
例えば・・・http://krugman.blogs.nytimes.com/2010/05/25/inflation-deflation-japan/では、日本の3年間の量的緩和でベースマネーは増加したが、インフレにはならなかった、流動性の罠に陥った日本では、金融政策の効果はない、日本の経験から学ぶべきことは多く、これまでの日銀に対する批判を撤回し謝罪する、といっていますし、
http://web.mit.edu/krugman/www/liquid.htmlでは、「インフレターゲット」について、効果があるのかどうかはわからない、といっています。
また、仔細は展開しませんが、米国を中心としたエコノミストなどのブログを読めば、クルッグマンが見解を改めたというのが定説となっています。
「この手の主張の最大の見所は、
「下手をすると制御不能なインフレを誘引しかねない。」
それって、自己矛盾!!!!!
金融政策は無効なんだから、現金を幾ら刷ってもインフレ率は上がらないという主張なのに、ハイパーインフレ!!!!
なんて自己矛盾。」
→自己矛盾は全くありません。
インフレといっても、一様ではない。
2~4%程度のマイルドなインフレを中銀の政策でもって本当に創出することができるのかどうか疑わしいのです。
そもそもインフレにはいろいろな種類はあるのですが、ここでいうハイパーインフレとはいわゆる「財政インフレ」のことです。
戦後我が国でも経験しています(デフレから一気にハイパーインフレになったのです。)。
年率100%程度のそれは、数値的にはありえないようにも思いますが、物価が2倍になると申せば、あるかもねと思う方は多いようです。
長々と失礼致しました。
投稿: キセン | 2012年6月14日 (木) 23時58分
みなさまコメントありがとうございました。
日銀ネタは、みなさんお好きですねー(笑)
投稿: NightWalker | 2012年6月15日 (金) 00時58分
あまりにも内容が・・・・
なので、ちょっとだけお許しください。削除して頂いても結構です。
>http://web.mit.edu/krugman/www/liquid.htmlでは、「インフレターゲット」について、効果があるのかどうかはわからない、といっています。
英語が苦手なのでyahoo翻訳より
「What is needed is a credible commitment to future monetary expansion, so as to generate expectations of inflation」
インフレの予想を生み出すように、必要であることは、将来の金融拡大への信用できる関与です
「And conversely, a credible commitment to sustained monetary expansion will always be effective as an antidote to deflation.」
そして、逆に言えば、継続された金融拡大への信用できる関与は、常にデフレーションに対する特効薬として効果的です。
と先生は仰っています。
参考http//www.anlyznews.com/2011/08/blog-post_22.html
「クルッグマンの英語が理解できない池田信夫」
あと、コメントの流れを読めば理解できますが、mto様の「政府はともかく日銀にできることって何でしょう?」と言う問いかけに対して私の少ない知識の中で金融政策について知っている事をお答えしているんですね。つまり、
財政政策(財政インフレ)の事は敢えて除外しているんです。
このコメントへの返答は不要です。読者の皆様で判断して頂けるでしょう。
管理人様へ
何度も申し訳ございません。許可を得ていないので削除して頂いても結構です。
投稿: 名無しの投資家 | 2012年6月15日 (金) 20時08分
「mto様の「政府はともかく日銀にできることって何でしょう?」と言う問いかけに対して私の少ない知識の中で金融政策について知っている事をお答えしているんですね。つまり、
財政政策(財政インフレ)の事は敢えて除外しているんです。」
→繰り返しますが、日銀の政策は今や「非伝統的」な分野、つまり事実上財政政策に及んでいます。
それが、財政ファイナンス、つまり財政赤字の補填になっている可能性が大きい、というわけです。
除外するも何も、現状で日銀が行っていることです。
失礼致しました。
投稿: キセン | 2012年6月15日 (金) 22時15分
念のため付言しておきますが、クルッグマンは、インフレターゲット論者ではないとは申し上げておりません。
その効果につき、 "・・・I don't know, but I am working on it."「わからない。現在検討中」だとしています。
失礼致しました。
投稿: キセン | 2012年6月15日 (金) 22時32分
「How might the Bank of Japan achieve such a commitment? The natural way is to announce a target rate of inflation over the long term, with the announced intention of doing whatever is necessary to achieve that rate - basically the same as the inflation targeting now followed in, say, New Zealand or the UK, but with the objective being an inflation rate that is Aacceptably high@ rather than Aacceptably low@. The obvious question is how high a rate is needed, for how long. And the short answer is that I don't know, but I am working on it. A guess is that the required inflation rate isn't very high, but that people must expect it to last for a quite long time - we might for example be talking about, say, 4 percent inflation for 15 years.」
どのように、日本銀行はそのような関与を達成するかもしれませんか? 自然の方法は、その率を成し遂げるのに必要であるものは何でもする発表された意図で、長期の間目標インフレ率を発表することです-基本的にインフレ・ターゲティングがその時中であとに続いたのと同じように、言って、ニュージーランドまたは英国(客観的にAacceptablyにAacceptablyにlow@よりもむしろhigh@であるインフレ率であること以外をもつ)。 明らかな問題は、なんて長いだろうことを、率がどれくらい高いことが必要にされるかということです。 そして、短い答えは私が知らないということです、しかし、私はそれに取り組んでいます。 推測は、必須のインフレ率があまり高くないということです、しかし、その人々は、それが全く長い時間の間続くと思っていなければなりません-たとえば我々はあたりを話しているかもしれません∥言います、15年間の4パーセントのインフレ。
クルーグマンは、「自然の方法は、その率を成し遂げるのに必要であるものは何でもする発表された意図で、長期の間目標インフレ率を発表することです」と主張しています。貴方のおっしゃる「I don't know, but I am working on it."「わからない。現在検討中」は、どの位のインフレ目標をどの位の期間続ければ良いか?という事について、「分からない、現在検討中」なのです。
クルーグマンの趣旨は、インフレ目標を設定した上で、その目標の達成にはなんでもすることを市場に発表し、市場がそれを信じるようにしなければ、「流動性の罠」から脱出できないと、という物です。
すでに日米ともに財政赤字の補填をしているなら、何故ハイパーインフレにならないのでしょうか?その境界線はどこでしょうか?(ましてアメリカはデフレではない。)
貴方の論法では、冷水で満たした風呂に熱湯をちょっとずつ足していくとある時点で突如、風呂が沸騰するという類の非科学的なものです。(クルーグマンも否定しています。参考のリンク先をご覧ください。)
普通はちょっとずつ水温(インフレ率)が上昇していくものです。だから丁度良い水温でお湯を足す事をやめればいいのです。この湯加減をするのが政府・日銀の仕事です。
寒くて震えているときに熱中症の心配をする事を普通はしません。
投稿: 名無しの投資家 | 2012年6月15日 (金) 23時11分
「クルーグマンは、「自然の方法は、その率を成し遂げるのに必要であるものは何でもする発表された意図で、長期の間目標インフレ率を発表することです」と主張しています。貴方のおっしゃる「I don't know, but I am working on it."「わからない。現在検討中」は、どの位のインフレ目標をどの位の期間続ければ良いか?という事について、「分からない、現在検討中」なのです。
クルーグマンの趣旨は、インフレ目標を設定した上で、その目標の達成にはなんでもすることを市場に発表し、市場がそれを信じるようにしなければ、「流動性の罠」から脱出できないと、という物です。」
→貴殿もお認めのように、政策に対する市場の「期待」形成こそがマイルドなインフレに向けての最も必要な変数ファクターです。
そうでありますから、何らかのインフレ目標を設定してみて、「そのためになんでもする」と言説してみたところで本当にマイルドなインフレが実現するのかどうかが疑わしい、というわけです。
ちなみに、クルッグマンが認めているように、インフレターゲットの効用については、いずれにしても「わからない、検討中」だというのですから、その評価としては「ない」に等しいのではないでしょうか。
クルッグマンも結局、政策に対する市場の「期待」形成以上のことは、何も言及していない、というわけです。
「すでに日米ともに財政赤字の補填をしているなら、何故ハイパーインフレにならないのでしょうか?その境界線はどこでしょうか?(ましてアメリカはデフレではない。)」
→では、逆に質問申し上げます。我が国では、01年以降それこそ未曾有の量的緩和を実行してきたわけですが、その時期欧米が金融緩和していないにもかかわらずなぜ「デフレ」から脱却できなかったのでしょうか?それはよしとして、今後我が国がこれ以上の日銀の政策によってデフレから脱却する見込みがあるのでしょうか?・・・というようなお話です。
デフレもインフレも様々な要因を乗じた経済状況の結果であって原因ではない。
デフレになるのもインフレになるのもその過程が存在するわけです。
ましてや1%未満の「デフレ」が本当に恐れる様な問題なのか、本当に恐れるべきは額面通りの「デフレ」ではなくデフレらしき現象の原因のほうなのではないのか、というわけです。
ところで、我が国ではハイパーインフレの経験が御座います。戦後政府紙幣を増発したことが大きな原因でした。
これを敷いて、ちょっとテクニカルなことを申せば、我が国が出口戦略に出たとき、すなわちゼロ金利政策を解除後、日銀が国債保有の削減をできない場合、財政ファイナンスであったと確定します(先に「日銀の政策は今や「非伝統的」な分野、つまり事実上財政政策に及んでいます。
それが、財政ファイナンス、つまり財政赤字の補填になっている『可能性が大きい』、というわけです。」と申し上げております。)。
このとき物価が2倍程度のハイパーインフレになる可能性があると思います。
米国も同様で、それこそ出口戦略自体が大きなリスクになっている可能性がある、というわけです。
失礼致しました。
投稿: キセン | 2012年6月16日 (土) 00時11分
「貴方の論法では、冷水で満たした風呂に熱湯をちょっとずつ足していくとある時点で突如、風呂が沸騰するという類の非科学的なものです。(クルーグマンも否定しています。参考のリンク先をご覧ください。)
普通はちょっとずつ水温(インフレ率)が上昇していくものです。だから丁度良い水温でお湯を足す事をやめればいいのです。この湯加減をするのが政府・日銀の仕事です。
寒くて震えているときに熱中症の心配をする事を普通はしません。」
→付言しておきますが、行き過ぎたデフレもインフレも癌に伴う痛みのようなものですから、政府や日銀のやれることはモルヒネなど鎮痛剤を処方することだけです。
ですから、それらの原因の根治のための療法は別である、というわけです。
癌を根治しない限り、突然の激痛に見舞われることはよくあることですね。
失礼致しました。
投稿: キセン | 2012年6月16日 (土) 00時22分
いい加減、勝手な曲解、歪曲をお止めになられては如何ですか?
>何らかのインフレ目標を設定してみて、「そのためになんでもする」と言説してみたところで本当にマイルドなインフレが実現するのかどうかが疑わしい、というわけです。
それは貴方の意見。別に貴方がそう思われるなら、ご自由にどうぞ。
>クルッグマンが認めているように、インフレターゲットの効用については、いずれにしても「わからない、検討中」だというのですから、その評価としては「ない」に等しいのではないでしょうか。
クルーグマンは一言もそのように言っていません。前後の文脈を考えて下さい。その「わからない」は具体的なインフレ目標(1%なのか、2%なのか、1年なのか、10年なのか、:これは私の注釈なので文中にはありません。)に対して、直ぐには分からないと言っているのです。
>クルッグマンも結局、政策に対する市場の「期待」形成以上のことは、何も言及していない、というわけです。
その期待形成のためにインフレ目標を設定し、その目標達成のためには何でも行う事を発表しなければならない、と主張しているのです。
貴方の主張は反リフレ派や構造改革派の典型的な主張ですが、それもひとつの考えとして尊重するべきであると思うし、これ以上お話しても平行線をたどる事が明白なので、ここまでにいたしましょう。
管理人様へ。
大変ご迷惑をお掛けいたしまして申し訳ございません。
自分の投稿はまとめて削除して頂いても構いません。
ありがとうございました。
投稿: 名無しの投資家 | 2012年6月16日 (土) 01時11分
名無しの投資家様
「いい加減、勝手な曲解、歪曲をお止めになられては如何ですか?」
→申し訳御座いませんが、曲解も歪曲もおそらくないと存じます。
「>クルッグマンが認めているように、インフレターゲットの効用については、いずれにしても「わからない、検討中」だというのですから、その評価としては「ない」に等しいのではないでしょうか。
クルーグマンは一言もそのように言っていません。前後の文脈を考えて下さい。その「わからない」は具体的なインフレ目標(1%なのか、2%なのか、1年なのか、10年なのか、:これは私の注釈なので文中にはありません。)に対して、直ぐには分からないと言っているのです。」
→念のために要点だけ申せば、クルッグマンは、中銀がどの程度のインフレ率をどれくらいの期間継続すると宣言すべきか、「わからない、検討中」と言っています。
これは具体的なモデルもなく、また具体的な政策もないと言説しているに等しいわけです。
つまり、そもそも具体的なインフレ目標のモデルもなく、「いずれにしても」その効用は「わからない」のも同然、というわけです。
「>クルッグマンも結局、政策に対する市場の「期待」形成以上のことは、何も言及していない、というわけです。
その期待形成のためにインフレ目標を設定し、その目標達成のためには何でも行う事を発表しなければならない、と主張しているのです。」
→はっきり申し上げますが、「発表」で市場マインドが改善し、ほどよいインフレに向かうというならば、とっくに実行しているはずです(ちなみに、米国FRBは、2%以下程度にインフレを抑制するために実行しています。)。
そもそも貴殿の言われる「何でも」は、我が国の場合政府も日銀もやりつくしたのではないでしょうか(今回日銀は追加緩和を見送りましたが、妥当だと思います。)?
ところで、01年以降3年間も量的緩和を実行し、それでもデフレを解消しなかったのはなぜですか?
まずは、この点ご教授下さい。
実は貴殿とのお話はそれからだと思っています(ブロ主様に、「他でやれ」といわれればそれまでですが・・・。)。
「貴方の主張は反リフレ派や構造改革派の典型的な主張ですが、それもひとつの考えとして尊重するべきであると思うし、これ以上お話しても平行線をたどる事が明白なので、ここまでにいたしましょう。」
→ラベリングされても何も解決しません。
貴殿との共通点は、デフレになるもインフレになるも、結局あらゆる市場参加者である経済主体のマインド形成に関わっていると考えている点です。
小生は、「偏に」、反リフレ派または構造改革派というわけでもありません。
我が国の経済が良好なパフォーマンスを上げることができないのは、時代の変遷に合わないからだと考えています。
そうでありますから、経済が良好なパフォーマンスを上げるためには、時代に見合った経済活動こそが必要なのだと、したがって、その必然として、時代遅れの経済構造をスムーズに転換すべく、そのために必要なものは何なのか、と考えるわけです。
その結果として、現状ではリフレがナンセンスであったり、産業構造や労働環境の変革といった政策がより必要だとなったりするのです。
そうでありますから、急激かつ突然の経済変動などに対し、短期的な経済政策を実行することを否定は全くしません。
しませんが、現在の我が国がそのような経済変動が起こっていて、そのためにまだ短期的な経済政策が必要なかどうかは、もはや疑わしいと。
つまり、今必要とされる政策は、常態化した1%未満のデフレ脱却のための対策ではなく、これまた常態的に受忍する低成長をいかに打破するのか、そのための「政策」なのだろう、というわけです。
それが成就すれば、自ずと1%未満とはいえ現状のデフレがほどよいインフレに向かう可能性が「結果として」あるだろう、と思います。
したがいまして、我が国の経済対策として、少なくともこれ以上の量的緩和は効をなすはずもなく、ましてや冷え切ったマインドを鼓舞すべくインフレターゲットの上「何でもやるよ!」と日銀や政府が極東の片隅で叫ぶような時機はもはや逸している、というわけです。
失礼致しました。
投稿: キセン | 2012年6月16日 (土) 04時37分
日銀は2月にインフレ率1%を目標として掲げたのに、マネタリーベースは増えていません。
http://www.boj.or.jp/statistics/boj/other/mb/base1205.pdf
政府も日銀も、ちょこっとデフレ対策をやってみました→でもダメでした、の繰り返しです。
デフレ脱却は、人々にインフレになるんだ、と思わせなければなりません。
そのためには、リーマンショック時の欧米のように、何が何でもデフレはNo!という強い決意と行動が必要です。
財政政策、金融政策、構造改革、考えられるあらゆるデフレ対策を同時に徹底的に実行しなければ、デフレは解消できません。
投稿: AKI | 2012年6月16日 (土) 07時18分
貴殿が英語を理解できない事は、理解できました。
量的緩和「だけ」に対する答えは、貴殿自身で答えておられます。さらに量的緩和の後に続く政策も。
黒を白だと言って他の人に耳を貸さない人と議論する事ほど時間の無駄はありません。
貴殿は永遠に「時代遅れの経済構造をスムーズに転換すべく、そのために必要なものは何なのか、」を考えておられれば良いと思います。
投稿: 名無しの投資家 | 2012年6月16日 (土) 08時55分
名無しの投資家様
「貴殿が英語を理解できない事は、理解できました。」
→申し訳御座いません。笑うより他御座いません(笑)。
「量的緩和「だけ」に対する答えは、貴殿自身で答えておられます。さらに量的緩和の後に続く政策も。」
→貴殿が何をおっしゃっているのか判然としないのですが・・・この際ですから、インフレターゲット論者の雄である、英国イングランド銀行の金融政策委員会のメンバーのお一人であるADAM S. POSEN氏のスピーチをプレゼント申し上げます。
http://www.bankofengland.co.uk/publications/Documents/speeches/2010/speech434.pdf
日本の01年以降に行われた量的緩和政策につき、その貨幣供給は十分であったが、その効果はなかった旨言説されています。
ご参考までに・・・。
「黒を白だと言って他の人に耳を貸さない人と議論する事ほど時間の無駄はありません。」
→時間の無駄とおっしゃる割には、相当なお時間を割いて頂き有難う御座いました。
そのついでに、01年以降06年まで(先の3年間を訂正)の未曾有の量的緩和政策の果てに、我々が1%未満のデフレすら脱却できなかった原因をご教授頂ければ幸甚で御座います。
「貴殿は永遠に「時代遅れの経済構造をスムーズに転換すべく、そのために必要なものは何なのか、」を考えておられれば良いと思います。」
→我が国の現状では、今後も暫しそのように考えざるを得ないでしょうね。
短期的な政策には限界があったのですから。
要は、十分な経済政策(90年代の600兆円にも及ぶ公共事業やADAM S. POSEN氏ご指摘のように01年以降の十分な貨幣供給など、政府や日銀の短期的な景気対策)を実行してきたにもかかわらず、未だに1%未満程度のデフレに長期に渡って怯え続ける我が国の経済マインドを解消するには、もはやこれまでやっていない、もしくは中途半端に終わっていたことを強いて断行することもありだろう、というわけです。
失礼致しました。
投稿: キセン | 2012年6月16日 (土) 09時23分
>01年以降の十分な貨幣供給
01年以降の貨幣供給が十分な量であったのかは疑問です。
http://blogs.yahoo.co.jp/suzukieisaku1/17114313.html
グラフを見れば、デフレに陥っている日本の貨幣供給がこの程度で十分だったとは思えません。
他国のデフレ懸念に陥った09年の貨幣供給とは雲泥の差があります。
日銀も中途半端なことしかしていない。
投稿: AKI | 2012年6月17日 (日) 00時14分
時間を無駄にします(笑)。
>これは具体的なモデルもなく、また具体的な政策もないと言説しているに等しいわけです。
つまり、そもそも具体的なインフレ目標のモデルもなく、「いずれにしても」その効用は「わからない」のも同然、というわけです。。
詭弁ですね。それは貴方の勝手な解釈にすぎません。クルーグマンはその同じパラグラフではっきりと「The natural way is to announce a target rate of inflation over the long term, with the announced intention of doing whatever is necessary to achieve that rate」とインフレ目標を肯定しています。インフレ目標には効果があると言う事です。そして、インフレ目標を決めるのは日本銀行の仕事です。
よってクルーグマンがそこまで労力を割かなくても別に不思議ではありません。そもそもアメリカも不景気に陥っているのですから、彼の仕事は十分にあります。
国債引き受けについて
仮に貴殿の仰るとおり国債購入を財政政策として、なぜ日米はハイパーインフレにならないのか?その境界線はどこにあるのか?(貴殿曰く「十分な経済政策(90年代の600兆円にも及ぶ公共事業」を行っているのですから。)
また、貴殿の仰る「時代遅れの経済構造をスムーズに転換すべく、そのために必要なものは何なのか、」を具体的に答えてください。もちろん、その答えの中には時代遅れの経済構造を具体的に盛り込んで下さい。
まずは、上記の2つの質問に答える事からです。
投稿: 名無しの投資家 | 2012年6月17日 (日) 01時45分
名無しの投資家様
この際ですから、あえて貴殿に苦言を呈します。
そもそも、こちらが先に以下のように質問申し上げています。
≪01年以降3年間(実際は06年までですので5~6年間です、後に訂正いたしました。)も量的緩和を実行し、それでもデフレを解消しなかったのはなぜですか?まずは、この点ご教授下さい。実は貴殿とのお話はそれからだと思っています。≫と。
貴殿のコメントの中で、時間の無駄だの四の五のいろいろ情緒的な捨て台詞を吐いてはこれで最後だの、挙げ句すべて反故・・・いい加減小生の問いにお応えになったらどうですか?
先に相手の質問に応えずにスルーした挙げ句、
「国債引き受けについて
仮に貴殿の仰るとおり国債購入を財政政策として、なぜ日米はハイパーインフレにならないのか?その境界線はどこにあるのか?」
などと、まさに上滑りの質問とは・・・実は、既に小生はこの問いに対する返信はしております。よく読んで下さいね。
その上、
「The natural way is to announce a target rate of inflation over the long term, with the announced intention of doing whatever is necessary to achieve that rate」とインフレ目標を肯定しています。インフレ目標には効果があると言う事です。」
と貴殿こそ曲解ですよ。
インフレターゲットにつき、どう読めば「効果がある」とクルッグマンが述べているというのか・・・僭越ながら、クルッグマンを信奉されておられるならば、貴殿こそ英文読解力を鍛えて、日頃からクルッグマンの言動に注視されてはいかがでしょうか?
さらには、
「貴殿の仰る「時代遅れの経済構造をスムーズに転換すべく、そのために必要なものは何なのか、」を具体的に答えてください。もちろん、その答えの中には時代遅れの経済構造を具体的に盛り込んで下さい。まずは、上記の2つの質問に答える事からです。」
とは、もう何をかいわんや(笑)!上記の通り、いい加減先般の小生の質問にまずはお応え下さい。
クレクレ君はダメです。
まさに、「話はそれからだ!」と申し上げます。
なお、
貴殿からは、小生とは平行線だの、小生が聞く耳がないだの、期せずご指導いただいておりますが、その割には貴殿は絡み方が非常に情緒的で余計な捨て台詞が多い・・・貴殿は相当イラついておられるのはわかりますが、小生は専ら(ここまでは)紳士的に対応しているつもりです。
AKI様のように、要件だけ言及されてはいかがですか?
いろいろ知れてしまいますよ。
こちらにこそ「時間の無駄」だと思わせないで下さい。
お互いに、他人の家の軒先で、「匿名の卑怯者」にだけはならないようにしましょう。
以上、何卒宜しくお願い申し上げます。
失礼致しました。
投稿: キセン | 2012年6月17日 (日) 05時33分
AKI様
レスポンスの方、有難う御座います。
いつも貴殿のブログも楽しみに拝見しております。
早速ですが、以下の(図表5)「日米欧のマネー供給量」をご覧下さいませ。
http://www.boj.or.jp/announcements/press/koen_2012/data/ko120217a2.pdf
確かに、AKI様ご指摘の通り、「増大率」での比較では一見日銀の通貨供給量は不足しているように見えますが、上記の通り、各国の名目GDP、すなわち経済規模で調整した上で比較すると、日銀のマネー供給量は他に比して絶大であることを確認することができると思います。
まさに、それは「未曾有」と呼ぶに相応しいと、個人的には考えます(リーマンショック後も実は果敢に日銀は通貨供給量を増やしていることも確認することができます。)。
我が国の日銀が世界で最も先進して量的緩和を含めた非伝統的な金融政策を採用しているのだとの認識は、おそらく間違いではないと思います。
失礼致しました。
投稿: キセン | 2012年6月17日 (日) 06時10分
みなさまコメントありがとうございました。
私のブログでここまでコメント数が増えることはめったにないことです。
本エントリーは日銀さんについての内容ではなかったので、日銀ネタのエントリーをひとつ作りました。何かあれば、そちらへどうぞ(^^)
http://nightwalker.cocolog-nifty.com/money/2012/06/post-9704.html
投稿: NightWalker | 2012年6月17日 (日) 12時28分