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2012年6月17日 (日)

日銀の政策

  下記エントリーでは、当初意図したところとは違い(笑)、日銀の政策についての議論でコメントが盛り上がってしまいました(^^;)

 このなかでキセンさんが、興味深い資料をご紹介してくださいました。ありがとうございました。これは勉強になります。

  デフレ脱却 向けた日本銀行の取り組み(2012年2月17日)

 

   キセンさんは、この資料中の図表5で、いかに日本が名目GDP比で大きなマネー供給をしてきたかを指摘されています。

 問題となるのは、たしかにキセンさんがおっしゃるように

01年以降3年間(実際は06年までですので5~6年間です、後に訂正いたしました。)も量的緩和を実行し、それでもデフレを解消しなかったのはなぜですか?

 という点です。流動性のわなから離脱できない理由と言ってもいいのかもしれません。

 こんなにたくさんお金を使ったのになんでデフレなの?

 という疑問です。

 日銀の量的緩和については、同じく図表5から、私はこんな風に感じました。

  1. 日銀はいっぱいお金を供給してきた。
  2. しかし、米国のように危機が起きた時に急激かつタイムリーな供給はいまひとつできなかった。
  3. 欧州は、日本と同じようなマネー供給のパターンに見える。

 米国の政策がうまくいくのかどうかは正直わかりません。

  また、この資料では語られない供給したお金が何に使われたのか?という問題もあります。

 日本のお金の使い方はコストパフォーマンスが悪いということなんでしょうか?

 もうひとつ私が同資料で面白いと思ったのは、 図表7のCPIの推移です。

 私が感じたのは、

  • インフレ率を0%にターゲットしていたとするなら日銀の制御力は大したものである。

 ということでした(笑)。

 日銀はたいへん優秀なので制御力は信じていいのではないでしょうか。

 日銀はなぜこういう制御をしているのか?

 私の最近の仮説は、

  • (総意としての)国民は実はインフレを望んでいない

 というものです。

 あと、図表6をみると、日銀さんは、労働力の減少に対して、生産性向上が進展していない、ということも訴えたかったのかな?

 このへんは一企業人として反省しなければいけないのかもしれません。

---------

 というわけで、冒頭のエントリーは、日銀ネタのエントリーではなかったのでひとつエントリーを起こしました。

 当ブログは、日銀の政策を論評できるほど立派ではありませんが、もし、ご意見をお書きになりたい方はこちらのエントリーまで。

 それでは(^^)。

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コメント

どうもご迷惑をお掛けして申し訳ございません。

クルーグマンについては、インフレターゲットの効果を認めているで良いですね。

>量的緩和云々

先に質問したのはこちらです。こちらの質問に答えなさい。話を逸らさないで下さい。

「すでに日米ともに財政赤字の補填をしているなら、何故ハイパーインフレにならないのでしょうか?その境界線はどこでしょうか?(ましてアメリカはデフレではない。)」

→では、逆に質問申し上げます。我が国では、01年以降それこそ未曾有の量的緩和を実行してきたわけですが、その時期欧米が金融緩和していないにもかかわらずなぜ「デフレ」から脱却できなかったのでしょうか?それはよしとして、今後我が国がこれ以上の日銀の政策によってデフレから脱却する見込みがあるのでしょうか?・・・というようなお話です。」

>いい加減先般の小生の質問にまずはお応え下さい。
クレクレ君はダメです。

先に質問したのはこちらです。「貴殿の仰る「時代遅れの経済構造をスムーズに転換すべく、そのために必要なものは何なのか、」を具体的に答えてください。もちろん、その答えの中には時代遅れの経済構造を具体的に盛り込んで下さい。」

クルーグマンを具体的な目標が無いければインフレ目標を否定している、と解釈する貴殿の理屈では、具体的に上記の2つの質問に答えられなかったら、貴殿は自分で自分を否定している事になります。

投稿: 名無しの投資家 | 2012年6月17日 (日) 13時05分

その日銀の資料は「名目GDP比」であることに注意してください。

因み米、独、仏、伊の95年から11年の名目GDPの推移は(10億USドル)
日:5,333.93 から 5,869.47
米:7,414.63 から 15,094.03
独:2,525.02 から  3,577.03
仏:1,571.37 から 2,776.32
伊:1,133.48 から 2,198.73

95年比
日:110%
米:203%
独:141%
仏:176%
伊:193%

なので、日銀のグラフでは一見流動性を増やしていないように見えますが、大きく増やしているのです。

投稿: 名無しの投資家 | 2012年6月17日 (日) 14時16分

読み返していて気が付きましたが、デフレとハイパーインフレの境界線について。

もしかして、これを答えだと仰っているのかな?
「これを敷いて、ちょっとテクニカルなことを申せば、我が国が出口戦略に出たとき、すなわちゼロ金利政策を解除後、日銀が国債保有の削減をできない場合、財政ファイナンスであったと確定します(先に「日銀の政策は今や「非伝統的」な分野、つまり事実上財政政策に及んでいます。
それが、財政ファイナンス、つまり財政赤字の補填になっている『可能性が大きい』、というわけです。」と申し上げております。)。
このとき物価が2倍程度のハイパーインフレになる可能性があると思います。」

貴殿は、「量的緩和もインフレ目標も効果が無い」と仰っているのに、「出口戦略」は関係ないでしょう。出口が来ないのだから。

だからずっと申し上げているのです。貴殿は

「自己矛盾」

しています、と。

投稿: 名無しの投資家 | 2012年6月17日 (日) 20時06分

おお!さっそく熱いコメントwww

日銀については、みなさん思うところがありますよねー

そういえば、アメリカ人の友人が日銀のことを見直していました。「10年くらい前は『なにやってんだ』と思っていたけど、いざ同じような立場(現在のアメリカの状況?)になったら、同じようなことしかできねぇw」って。むしろ、あのバブル崩壊を経験して、よくぞ今の状況を保ててるって感心してました。

……喜べばいいのかどうなのか…coldsweats01

投稿: かえで | 2012年6月18日 (月) 00時11分

ブロ主様

新たなエントリーを立てて頂き、誠に有難う御座います。
暫しお騒がせ致しますが、何卒ご容赦頂きますよう、宜しくお願い申し上げます。

「この資料では語られない供給したお金が何に使われたのか?という問題もあります。
日本のお金の使い方はコストパフォーマンスが悪いということなんでしょうか?」
→要は、我が国の経済活動に貢献していない、ということだと思います。

現在「発券銀行券」は、約80兆円です。
日銀がゼロ金利政策以前の、つまり伝統的な(というよりも、本来の)金融政策に専念することができた94年までは、銀行券発行銀行残高と国の経済規模を示す名目GDPとは相関関係が強く、前者を縦軸、後者を横軸にとりますと、右肩上がりの直線でした。
これは、我が国の経済(取引)に対する現金需要が安定していたことを示します。

ところが、金利自由化が実現した94年以降、無担保翌日物金利の誘導(つまり、売りオペ買いオペ)によって短期金利の操作ができるようになってから、急激に銀行券発行残高が増加し始めます。
95年に約35兆円だったのが00年には55兆円にまで増加します。
そして、ゼロ金利政策下では、05年までに約70兆円に増加します。

そして現在、銀行券発行残高は約80兆円である一方、名目GDPは、95年の約500兆円から11年の約460兆円へとほとんど変化がありません。
これは、95年から11年までに、我が国の経済(取引)に関わらない状態、つまり「タンス預金」状態になっていることを示します。

失礼致しました。

投稿: キセン | 2012年6月18日 (月) 01時34分

名無しの投資家さん

「クルーグマンについては、インフレターゲットの効果を認めているで良いですね。」
→良くないです。
認めていない、正確に申せば、効果の程は「わからない」、ということだと思います。
繰り返しますが、具体的な処方が分からないのに効果とはこれいかにということ。
そして、インタゲの具体的な効果についての記述がない。

ところで、インタゲ論者であるイングランド銀行のAdam S. Posen氏は、先にお示ししたスピーチ内で以下のように述べています。

・日銀の行った量的緩和政策における通貨供給量は十分なものであった。
・そうであるにもかかわらず、日本はデフレから脱却することはできなかった。
・つまり、日本の十分な量的緩和は正しい「サイン」を送ったが、インフレ率を上げることができなかったのだから、紙幣をすれば自ずとインフレになるというような機械的なマネタリズムは間違いだ。
・ましてや短期的に経済に影響を付与することもできなかった。
・我々はデフレにつきわかっていなかった・・・。

これが謙虚かつ賢明なマネタリストの、真っ当な日銀の政策に対する評価だと個人的には思っています。

「先に質問したのはこちらです。」
→応えてます。
ご確認下さい。
それに対する反論もしくは異見をどうぞ。その上で、小生の「質問」に明確にお応え下さい。

なお、
「貴殿の仰る「時代遅れの経済構造をスムーズに転換すべく、そのために必要なものは何なのか、」を具体的に答えてください。もちろん、その答えの中には時代遅れの経済構造を具体的に盛り込んで下さい。」
という貴殿の質問は、小生の回答を貴殿がスルー後になされたものです。
また、かかる質問は、目下問題の「日銀の政策」とは一見関係が御座いませんので、応えるとしたら、「日銀の政策」云々につき貴殿との会話で一定のメドがついたら、嫌というほどお応えするつもりです。

「クルーグマンを具体的な目標が無いければインフレ目標を否定している、と解釈する貴殿の理屈では、具体的に上記の2つの質問に答えられなかったら、貴殿は自分で自分を否定している事になります。」
→ならないと思います。
まず、クルッグマンがインタゲを「否定」している、などとは申し上げておりません。
効果があるのかどうかはわからないというのが彼の主観で、そうであるならば、客観的にこちらがその効果の程を評価するもなにもない、と申し上げました。
したがいまして、貴殿の質問に小生が応えようが応えまいが、小生が自己否定することには全くならない、と思います。

「その日銀の資料は「名目GDP比」であることに注意してください。
因み米、独、仏、伊の95年から11年の名目GDPの推移は(10億USドル)
日:5,333.93 から 5,869.47
米:7,414.63 から 15,094.03
独:2,525.02 から  3,577.03
仏:1,571.37 から 2,776.32
伊:1,133.48 から 2,198.73
95年比
日:110%
米:203%
独:141%
仏:176%
伊:193%
なので、日銀のグラフでは一見流動性を増やしていないように見えますが、大きく増やしているのです。」
→何がおっしゃりたいのですか?要は、「増大率」で見ない日銀の評価はナンセンスだということですか?
仮にそうであるならば、なぜですか?
判然としませんので、おっしゃりたいことを端的にどうぞ。

「貴殿は、「量的緩和もインフレ目標も効果が無い」と仰っているのに、「出口戦略」は関係ないでしょう。出口が来ないのだから。
だからずっと申し上げているのです。貴殿は
「自己矛盾」
しています、と。」
→我が国では、量的緩和の効果がなかったと評価するほうが妥当でしょう。
Adam S. Posen氏に同旨です。

また、インタゲについては、その効果のほどは「疑わしい」と申し上げました。

ところで、中銀の金融政策は、というよりも、すべての短期的な経済政策には入口があれば、出口があります。
いつまでも世界の中銀がゼロ金利政策を継続するわけではありません。
例えば、我が国の場合は、デフレから脱却した場合、米国の場合は、雇用環境が好転した場合(米国FRBは法律で「雇用の安定」の担い手だとされていますから。)など、には、ゼロ金利政策を解除して、すなわち「出口」戦略を実行しなければなりません。
したがいまして、経済政策は、中銀を抱える国では、入口から出口までの一連の政策を観察する必要があるのです。

その上で、貴殿のご質問に、その時期、態様などにつきお応えしたのですから、小生に矛盾は全くありません。

したがいまして、今度は、小生の回答である、
「我が国が出口戦略に出たとき、すなわちゼロ金利政策を解除後、日銀が国債保有の削減をできない場合、財政ファイナンスであったと確定します(先に「日銀の政策は今や「非伝統的」な分野、つまり事実上財政政策に及んでいます。
それが、財政ファイナンス、つまり財政赤字の補填になっている『可能性が大きい』、というわけです。」と申し上げております。)。
このとき物価が2倍程度のハイパーインフレになる可能性があると思います。」
に対して、貴殿が評価する番である、というわけです。

いずれにしても、繰り返しますが、まずは、我が国が未曾有の量的緩和政策によってもデフレ脱却できなかった理由をお応え下さい。

失礼致しました。

投稿: キセン | 2012年6月18日 (月) 01時35分

ブロ主様

これは、95年から11年までに、我が国の経済(取引)に関わらない状態、つまり「タンス預金」状態になっていることを示します。

は、

これは、95年から11年までの銀行券増加分約45兆円が、我が国の経済(取引)に関わらない状態、つまり「タンス預金」状態になっていることを示します。

と訂正致します。

投稿: キセン | 2012年6月18日 (月) 01時43分

ブロ主様

先の小生の、「発券銀行券残高と名目GDPとの関係」についてのコメントとの関連で、東京大学院大学院教授の岩本康志氏のブログで、「マネタリーベースと名目GDPとの関係」図を挙げていらっしゃったので、ここに紹介申し上げます。

「貨幣数量説と流動性の罠」
http://blogs.yahoo.co.jp/iwamotoseminar/35329635.html

失礼致しました。

投稿: キセン | 2012年6月18日 (月) 04時56分

>クルーグマンについて

貴殿の引用したクルーグマンのブログの前半の内容をまとめると、
「The natural way is to announce a target rate of inflation over the long term, with the announced intention of doing whatever is necessary to achieve that rate」と述べた上で、
次に「The obvious question is how high a rate is needed, for how long. 」となるわけです。

要約すると
1.日銀はインフレ目標を導入しなさい。
2.問題は(インフレ目標を導入するかどうかではなく)
  どの程度のインフレ率と期間にするかと言うことだ。
になると思います。間違っているなら、貴殿の邦訳を是非お聞かせ願いたい。(こちらは曲解でもなんでもなく、Yahoo翻訳だけです。)

確かに、絶対に効果があるとは言っていない(他のブログ記事から推定するも)事は認めましょう。

しかし、効果が無いとも言っていない。効果がある可能性のものはやってみようと言う事だと思います。
(効果が無いものを同じパラグラフ内で日銀に薦めるとは
考えがたいため。)

貴殿の回答は、出口戦略に関するものとして受け止め、
「我が国が未曾有の量的緩和政策によってもデフレ脱却できなかった理由をお応え下さい。」に答えましょう。

市場にインフレ期待を持たせる事が出来なった、これに尽きると思います。

因みにAdam S. Posen氏は、
http://econdays.net/?p=5839とか、http://d.hatena.ne.jp/Hicksian/20120617#p1とかを読む限り、「量的緩和は有効です-やり方次第では」
というように仰っておられようですが。

彼の主張はクルーグマンとも共通するように見えますね。

>日銀の資料について

単に他の国も相当にマネタリーベースを増やしているよ、と言うことです。

>貴殿の矛盾

「量的緩和の効果がなかった」←貴殿より引用 としておきながら、
「デフレから脱却した場合」←貴殿より引用 と主張されているのです。
これは、間違いなく矛盾です。量的緩和に効果が無いのに
どうしてデフレから脱却できるのですか?

>(上記の矛盾箇所)に対して、貴殿が評価する番である、というわけです。

矛盾しているので評価対象外と致します。あしからず。

投稿: 名無しの投資家 | 2012年6月18日 (月) 23時07分

みなさま
 コメントありがとうございます。
 流動性の罠から抜け出す方法って、どんな方法でしょう?わくわく。

投稿: NightWalker | 2012年6月18日 (月) 23時41分

ブロ主様

「流動性の罠から抜け出す方法って、どんな方法でしょう?わくわく。」
→講学上、ゼロ金利下で「流動性の罠」に陥った場合、いくら貨幣量を追加してもインフレ率も国民所得も上がらない、すなわちマネーがブタ積みもしくはタンス預金状態になる、というわけです。
したがいまして、少なくとも「日銀の政策」として、流動性の罠から抜け出すために日銀法の定める目的の「国民経済の健全な発展に資すること」に適うような政策を実行することは、もはや不可能なのだと思います。

そして、「かかる目的に適わない」ような政策ならば、その是非はともかく、講学上ないことはない。

少しテクニカルですが、先のコメントの内容と絡めまして、以下のようなことがいえるのだと思います。

<Q>なぜ「名目GDPとマネタリーベース」なのか?

<A>リフレ派の主張、すなわち
「物価水準が通貨供給量で決まる」(http://twitter.com/YoichiTakahashi/status/28618822621597696)というテーゼが正しければ、通貨供給量と名目国民所得(GDP)が比例関係にあるはずだから。

リフレ派の基本セオリーは、貨幣数量説。
貨幣数量説では、貨幣(通貨供給)量×所得速度=物価×実質(国民)所得(MV=PY M:流通貨幣量、V:所得速度、P:価格(物価)、Y:実質(国民)所得)という関係を考える((cf.)フィッシャーの交換方程式)。

『Vは一定であると考えるのが貨幣数量説(争いなし)。
そうすると,「貨幣(M)と名目国民所得(PY)」は比例関係にある。』はず。

しかしながら、我が国では当てはまらなかった(95年以降マネタリーベースが増える一方で名目GDPはほとんど変化なし。)。

そうであるから、今後の我が国のデフレ脱却策としての、いわゆる通貨膨張政策(リフレーション)は無効の蓋然性が高い。

仮に実行すれば、ゼロ金利解除後日銀が国債保有を貨幣量のブタ積み状態分減少させることができないならば「財政インフレ」になる可能性が高い。

<Q>なぜ「名目GDPと現金(発券銀行券)残高」なのか?

<A>ケンブリッジ(現金残高)方程式(貨幣(通貨供給)量=マーシャルのK×物価×実質(国民)所得 M=KPY Kは一定(争いなし) PY=名目国民所得(GDP))によれば、現金残高と名目国民所得(GDP)とは比例関係にあるはず。

しかしながら、我が国では当てはまらなかった(95年以降現金残高が増える一方で名目GDPはほとんど変化なし。)。

そうであるから、今後の我が国のデフレ脱却策としての、国債直接引受けなどのいわゆるヘリコプター・マネーは無効の蓋然性が高い。

仮に実行すれば、その後タンス預金を追加するだけで日銀が国債保有を減少させることができず、「財政インフレ」になる可能性が高い。


失礼致しました。

投稿: キセン | 2012年6月19日 (火) 04時42分

名無しの投資家さん

「要約すると
1.日銀はインフレ目標を導入しなさい。
2.問題は(インフレ目標を導入するかどうかではなく)
  どの程度のインフレ率と期間にするかと言うことだ。
になると思います。間違っているなら、貴殿の邦訳を是非お聞かせ願いたい。(こちらは曲解でもなんでもなく、Yahoo翻訳だけです。)」
→同旨です。

「確かに、絶対に効果があるとは言っていない(他のブログ記事から推定するも)事は認めましょう。
しかし、効果が無いとも言っていない。効果がある可能性のものはやってみようと言う事だと思います。
(効果が無いものを同じパラグラフ内で日銀に薦めるとは
考えがたいため。)」
→貴殿もお認めになるように、つまるところクルッグマンはインタゲの効果につき「わからない」のです。
要は、専門家として、効果の程は「わからない」が、試してみる価値はある、というようなことを言説している、というわけです。

「「我が国が未曾有の量的緩和政策によってもデフレ脱却できなかった理由をお応え下さい。」に答えましょう。
市場にインフレ期待を持たせる事が出来なった、これに尽きると思います。」
→なるほど、それは単なる同語反復なので間違いではない。
「インフレ期待を形成させる(という効果)ことが必要、しかし、それ(そのような効果)ができなかった」というのですから。

しかしながら、それは人文科学(?)ではありえても、社会科学や自然科学では論拠にはならないのです。

科学で重要なのは、反証可能性。
実験や観察による定量化がなければ論拠ではない、ということになります。
したがいまして、貴殿の根拠らしい言説は、何等意味がない、というわけです。

ところで、貴殿には申し訳ないことを、小生は「あえて」申し上げましておりました。
貴殿の科学的なリテラシーを試したかった・・・。
とりあえず先に謝罪しておきます。
申し訳御座いませんでした。

実は、貴殿が「効果がなかったこと」を証明する必要はないのです。
理由は簡単。
ないことは証明できないもしくは証明することは極めて困難だから。
これを、「悪魔の証明」といいます。
「ない」ものはないとの蓋然性が高まる。
そうでありますから、貴殿には「ない」ことの立証責任はないのです。
そして、貴殿の相手方も「ない」というのだから、「ない」ことが相互で確定します。

つまり、「ゼロ金利政策下での非伝統的な金融政策としての量的緩和政策は、デフレ脱却のためには効を奏しない」、というテーゼが成立する、というわけです(今後米欧で同様の「効果」が確認できれば、かかる仮定が公理になるだろうと予想します。)

したがいまして、貴殿が想像されているであろう「やり方次第では効果があったのでは・・・」というような仮定は、ここでは全くの蛇足だということであります(「」内は、貴殿の内心を小生が濫りに想像しただけですので、あしからず)。

「>日銀の資料について
単に他の国も相当にマネタリーベースを増やしているよ、と言うことです。」
→ならば、「御意」とお応えしておきましょう。

この点につき、「通貨供給量と名目GDPとの関係」につき、上にブロ主様宛にコメント申し上げましたので、ご笑覧頂ければと思います。

「>貴殿の矛盾
「量的緩和の効果がなかった」←貴殿より引用 としておきながら、
「デフレから脱却した場合」←貴殿より引用 と主張されているのです。
これは、間違いなく矛盾です。量的緩和に効果が無いのに
どうしてデフレから脱却できるのですか?」
→矛盾していません。

なぜならば、
量的緩和に基づくデフレ脱却はない→もっとも、その他の政策もしくは経済作用でいずれデフレから脱却するはず(リフレ派のように、現在の経済状況とて短期的な景気循環の一環だと考えるならば、いずれは循環的にデフレから脱却するはずですし、リフレに限界を唱える見解からは、我が国のデフレは景気の原因ではなく結果なので、長期的にその原因を潰さなければ我が国の場合はデフレから脱却することはできない、つまり、原因を探究(及)し改善することができるものは改善することでデフレから脱却することができるはず、というわけです。ちなみに、小生はどちらかと申せば、後者の見解ですが、ここでは短期的な「日銀の政策」に絞っていますので、長期的なことは割愛します。)→そこで、我が国がデフレから脱却すれば「物価の安定」という使命は果たされたとして、「日銀の政策」は出口戦略に移行する
、ということですから。

ちなみに、我が国のデフレ、この約20年間の平均年率1%未満から脱却するために、既に17年間も金融政策、つまり日銀にその責任を押し付けているわけです、政府も国民も。
これをもってリフレ派のいうような短期的な景気循環の問題だと呼べるのかどうか・・・素朴な疑問です。

「>(上記の矛盾箇所)に対して、貴殿が評価する番である、というわけです。
矛盾しているので評価対象外と致します。あしからず。」
→判然と致しませんが、一応承知致しました。

なお、貴殿とのやり取りで、かなり「日銀の政策」につき論点整理ができました。
ここに御礼申し上げます。


失礼致しました。

投稿: キセン | 2012年6月19日 (火) 04時44分

名無しの投資家さん

念のため、訂正しておきます。

「>(上記の矛盾箇所)に対して、貴殿が評価する番である、というわけです。
矛盾しているので評価対象外と致します。あしからず。」
→判然と致しませんが、一応承知致しました。

は、

「>(上記の矛盾箇所)に対して、貴殿が評価する番である、というわけです。
矛盾しているので評価対象外と致します。あしからず。」
→矛盾していないことは上で申し上げました。
判然と致しませんが、一応承知致しました。


失礼致しました。

投稿: キセン | 2012年6月19日 (火) 09時45分

>1.日銀はインフレ目標を導入しなさい。
 2.問題は(インフレ目標を導入するかどうかではなく)どの程度のインフレ率と期間にするかと言うことだ。
になると思います。間違っているなら、貴殿の邦訳を是非お聞かせ願いたい。(こちらは曲解でもなんでもなく、Yahoo翻訳だけです。)」
→同旨です。。

この要約から想像できる事は、クルーグマンはインフレ目標に自信を持っているという事です。

貴殿ならご存知だと思うが、可能性の多くは0%か100%ではなく、その中間に位置していると思うんですね。
で、クルーグマンの意見を読む限り、かれは、インフレ目標について、恐らく、50%前後の効果は見込んでいるのでしょう。更に目標についても
「we might for example be talking about, say, 4 percent inflation for 15 years」と述べていますね。これは彼の98年の論文と同じ目標ですよね?

>科学的リテラシー云々
世界中の中央銀行と経済学者には、科学的リテラシーが無いと、そう言う事ですね。貴殿はワイルドだな~~(笑)

>したがいまして、貴殿が想像されているであろう「やり方次第では効果があったのでは・・・」というような仮定は、ここでは全くの蛇足だということであります(「」内は、貴殿の内心を小生が濫りに想像しただけですので、あしからず)。

論理の飛躍。このやり方がインフレ目標であり、クルーグマンやアダムポーゼンも効果が絶対にあるとは言えないが、有る可能性が高いと認めている「やり方」です。

確認しておきますが、こちらが主張しているのはただの貨幣数量説に基づく量的緩和だけの政策では無いですよ。

>量的緩和に基づくデフレ脱却はない→もっとも、その他の政策もしくは経済作用でいずれデフレから脱却するはず

本気で仰っておられますか?当方は「インフレ目標」政策について話しているのです。量的緩和だけでもなく、ましてや、「その他の政策もしくは経済作用」ではありません。

貴殿の理屈をまとめると
1.量的緩和に効果が無い
2.他の政策や自律的回復でデフレから脱却
3.出口戦略に移る
4.ハイパーインフレの可能性
と言うことになります。これ、ハイパーインフレの原因は「その他の政策もしくは経済作用」です。量的緩和はありません。これで、ハイパーインフレの原因が量的緩和だというのなら、なんでもありですね。ハイパーインフレの原因は貴殿だ、でもOK。

投稿: 名無しの投資家 | 2012年6月19日 (火) 19時46分

追加のお願いがありました。

>ハイパーインフレについて

そもそもハイパーインフレに至る詳細な経緯を説明して頂いておりませんでしたね。ご教授をお願いしてもいいでしょうか?
だたし、誠に恐れ入りますがご教授頂くにあたり、お願いがございます。
それは、「反証性」「分かりやすさ」でございます。貴殿は当方に、

「科学で重要なのは、反証可能性。
実験や観察による定量化がなければ論拠ではない、ということになります。
したがいまして、貴殿の根拠らしい言説は、何等意味がない、というわけです」

と仰っておられるのですから、当然、反証可能な形でご教授頂けるものと大変期待しております。

それと、「科学的リテラシー」の無い当方でございますので、可能な限り分かりやすくご教授願います。

誠に勝手なお願いではございますが、何卒よろしくお願いします。


もちろん、反証可能な形でハイパーインフレが発生する事を証明できない限り、「したがいまして、貴殿の根拠らしい言説は、何等意味がない、というわけです」という貴殿の言葉によって貴殿が否定される事になりますが、もちろん、英語が堪能で科学的リテラシーに満ち溢れている貴殿ですから、そのような事はないと強く信じております。

投稿: 名無しの投資家 | 2012年6月19日 (火) 20時23分

名無しさん

●●「この要約から想像できる事は、クルーグマンはインフレ目標に自信を持っているという事です。
貴殿ならご存知だと思うが、可能性の多くは0%か100%ではなく、その中間に位置していると思うんですね。
で、クルーグマンの意見を読む限り、かれは、インフレ目標について、恐らく、50%前後の効果は見込んでいるのでしょう。更に目標についても
「we might for example be talking about, say, 4 percent inflation for 15 years」と述べていますね。これは彼の98年の論文と同じ目標ですよね?」

→→→内容が主観的に自信があることと、その内容が客観的に評価に堪えうるものなのかもしく値するのか、は別問題です。

そして、可能性、蓋然性など、彼が将来その可能性をどれくらい「定量」的に予想しているのか、を我々第三者は想像することはできても、それ以上でも以下でもありません。

やりうることは、過去にセオリーが実証されたのかどうかを確認すること、であり、将来実証されるのかどうか、など想像や予想の域を越えません。
なぜならば、将来のことは誰にもわからないからです。
ましてや10年といった長期的なことなど本当に分からない(念のために申しますが、わからないなら何もやらない、やる必要がない、などと申しているわけではありません。自明でしょうが・・・。)。

ここで整理しておきますが、クルッグマンは、流動性の罠への処方箋はインフレだ、といい、そして、”we might for example be talking about, say, 4 percent inflation for 15 years”とはいうものの、そのために必要な、具体的なその程度(量)のマネーストック(=マネーサプライ≠マネタリーベース)、をどこにも述べていない(伝統的であれ非伝統的であれ、金融政策は中銀が資金供給することに違いはない。)・・・要は、この「目標」とて思いつき(専門家特有の勘)の域を越えないのではないのか、と思うわけです(因みに、彼の最新著書である、”End This Depression Now!”では、現在の世界経済の落ち込みに対する処方箋として、金融政策の効果は見込めない旨述べています。)。

いずれにしても、インタゲの将来的かつ具体的な効果につき、クルッグマンが知っているわけではない、ことにおそらく異論はないと思います(当たり前のことですが・・・。)。

●●「>科学的リテラシー云々
世界中の中央銀行と経済学者には、科学的リテラシーが無いと、そう言う事ですね。貴殿はワイルドだな~~(笑)
>したがいまして、貴殿が想像されているであろう「やり方次第では効果があったのでは・・・」というような仮定は、ここでは全くの蛇足だということであります(「」内は、貴殿の内心を小生が濫りに想像しただけですので、あしからず)。
論理の飛躍。このやり方がインフレ目標であり、クルーグマンやアダムポーゼンも効果が絶対にあるとは言えないが、有る可能性が高いと認めている「やり方」です。
確認しておきますが、こちらが主張しているのはただの貨幣数量説に基づく量的緩和だけの政策では無いですよ。」

→→→貴殿がそうであるからといって、他の誰もがそうであるのか否かは別問題です。

とりあえず、双方「効果はなかった」(しかも十分な供給量であった)と認めたのだから、Adam S. Posen氏のように素直かつ謙虚であるべきでした。

ところで、論理の飛躍は全くありません。
移り行く過去の事象に対する評価に対して、過去の事象の「タレレバ」は科学的に無効だからです(文学的にはありえますが・・・。)。
科学的に「目標」を語ることができるのは、将来的な時間軸に対してだけです。

なお、貨幣数量説(理論)はリフレ派のセオリーだと申し上げているのであって、それに基づく量的緩和「だけ」が彼らそして貴殿の金科玉条だとは一切申しておりません。

因みに、(貴殿には釈迦に説法かもしれませんが・・・)リフレ派は、以下のように説明します。

・・・将来的にデフレが予想されると、ゼロ金利でも貨幣の実質利子率はプラスになる、そこで、貨幣(通貨供給)量を増やしても消費や投資が増えない、これが「流動性の罠」なのであり、これに陥ると金融政策は効かない、そこで、具体的なインフレ率(目標)を達成するまで、長期国債の買い入れを継続するなど宣言し、資金供給を続けて、将来インフレになるだろうという「期待」を形成させる・・・

ということなのですが、これには以下のような批判が御座います。

①例えば、日銀法を改正して、事前のルールで「年率4%までのインフレを許容する」、と定めた場合、我が国は法治国家だから、かかるルールを濫用もしくは逸脱することはもはや不可能。
デフレが深化しようとも、ハイパーインフレになろうとも。
②そうではなく、日銀の「裁量」政策だとすれば、もはや「目標」の意味をなさないだろう。
つまり、可視化されない「裁量」行為でインフレ期待など形成できるはずもないのだから。

・・・ということで、念のため、既に申し上げたものを貼っておきますから、ご確認下さい(学部程度の経済学でご理解頂ける内容になっているはずです・・・。)。

―――<Q>なぜ「名目GDPとマネタリーベース」なのか?

<A>リフレ派の主張、すなわち
「物価水準が通貨供給量で決まる」(http://twitter.com/YoichiTakahashi/status/28618822621597696)というテーゼが正しければ、通貨供給量と名目国民所得(GDP)が比例関係にあるはずだから。

リフレ派の基本セオリーは、貨幣数量説。
貨幣数量説では、貨幣(通貨供給)量×所得速度=物価×実質(国民)所得(MV=PY M:流通貨幣量、V:所得速度、P:価格(物価)、Y:実質(国民)所得)という関係を考える((cf.)フィッシャーの交換方程式)。

『Vは一定であると考えるのが貨幣数量説(争いなし)。
そうすると,「貨幣(M)と名目国民所得(PY)」は比例関係にある。』はず。

しかしながら、我が国では当てはまらなかった(95年以降マネタリーベースが増える一方で名目GDPはほとんど変化なし。)。

そうであるから、今後の我が国のデフレ脱却策としての、いわゆる通貨膨張政策(リフレーション)は無効の蓋然性が高い。

仮に実行すれば、ゼロ金利解除後日銀が国債保有を貨幣量のブタ積み状態分減少させることができないならば「財政インフレ」になる可能性が高い。

<Q>なぜ「名目GDPと現金(発券銀行券)残高」なのか?

<A>ケンブリッジ(現金残高)方程式(貨幣(通貨供給)量=マーシャルのK×物価×実質(国民)所得 M=KPY Kは一定(争いなし) PY=名目国民所得(GDP))によれば、現金残高と名目国民所得(GDP)とは比例関係にあるはず。

しかしながら、我が国では当てはまらなかった(95年以降現金残高が増える一方で名目GDPはほとんど変化なし。)。

そうであるから、今後の我が国のデフレ脱却策としての、国債直接引受けなどのいわゆるヘリコプター・マネーは無効の蓋然性が高い。

仮に実行すれば、その後タンス預金を追加するだけで日銀が国債保有を減少させることができず、「財政インフレ」になる可能性が高い。―――

●●「>量的緩和に基づくデフレ脱却はない→もっとも、その他の政策もしくは経済作用でいずれデフレから脱却するはず
本気で仰っておられますか?当方は「インフレ目標」政策について話しているのです。量的緩和だけでもなく、ましてや、「その他の政策もしくは経済作用」ではありません。
貴殿の理屈をまとめると
1.量的緩和に効果が無い
2.他の政策や自律的回復でデフレから脱却
3.出口戦略に移る
4.ハイパーインフレの可能性
と言うことになります。これ、ハイパーインフレの原因は「その他の政策もしくは経済作用」です。量的緩和はありません。これで、ハイパーインフレの原因が量的緩和だというのなら、なんでもありですね。ハイパーインフレの原因は貴殿だ、でもOK。」

→→→貴殿こそ真面目に読んでます?
貴殿が真面目に読まなければ、お互いに、本当に「時間の無駄」になりますよ。

全くそのようなことは申し上げておりません(特に、4.は何ですか?そして、「目標」政策が、文字通り「叫ぶ」だけではなく、それに向かって実務的な諸策を実行することくらい自明です。)。
もう一度既に申し上げたものを貼って置きます。
★★★ひとつひとつの言葉をご吟味の上、十分にご確認下さい★★★。
学部程度の経済学で理解できる内容のはずです。

―――「>貴殿の矛盾
「量的緩和の効果がなかった」←貴殿より引用 としておきながら、
「デフレから脱却した場合」←貴殿より引用 と主張されているのです。
これは、間違いなく矛盾です。量的緩和に効果が無いのに
どうしてデフレから脱却できるのですか?」

→矛盾していません。
なぜならば、
量的緩和に基づくデフレ脱却はない→もっとも、その他の政策もしくは経済作用でいずれデフレから脱却するはず(リフレ派のように、現在の経済状況とて短期的な景気循環の一環だと考えるならば、いずれは循環的にデフレから脱却するはずですし、リフレに限界を唱える見解からは、我が国のデフレは景気の原因ではなく結果なので、長期的にその原因を潰さなければ我が国の場合はデフレから脱却することはできない、つまり、原因を探究(及)し改善することができるものは改善することでデフレから脱却することができるはず、というわけです。ちなみに、小生はどちらかと申せば、後者の見解ですが、ここでは短期的な「日銀の政策」に絞っていますので、長期的なことは割愛します。)→そこで、我が国がデフレから脱却すれば「物価の安定」という使命は果たされたとして、「日銀の政策」は出口戦略に移行する
、ということですから。―――

●●「>ハイパーインフレについて
そもそもハイパーインフレに至る詳細な経緯を説明して頂いておりませんでしたね。ご教授をお願いしてもいいでしょうか?
だたし、誠に恐れ入りますがご教授頂くにあたり、お願いがございます。
それは、「反証性」「分かりやすさ」でございます。」

→→→数値をお示しし「反証可能性」に適う、かつ学部程度の経済学の基本書片手に確認することができるほどの「分かりやすさ」で、既に貴殿に(もしくはブロ主様に)説明申し上げております。
もう一度ご確認下さい。

●●「貴殿は当方に、「科学で重要なのは、反証可能性。
実験や観察による定量化がなければ論拠ではない、ということになります。
したがいまして、貴殿の根拠らしい言説は、何等意味がない、というわけです」
と仰っておられるのですから、当然、反証可能な形でご教授頂けるものと大変期待しております。
それと、「科学的リテラシー」の無い当方でございますので、可能な限り分かりやすくご教授願います。
誠に勝手なお願いではございますが、何卒よろしくお願いします。
もちろん、反証可能な形でハイパーインフレが発生する事を証明できない限り、「したがいまして、貴殿の根拠らしい言説は、何等意味がない、というわけです」という貴殿の言葉によって貴殿が否定される事になりますが、もちろん、英語が堪能で科学的リテラシーに満ち溢れている貴殿ですから、そのような事はないと強く信じております。」

→→→このような捨て台詞は、本当に貴殿にとってまさに「時間の無駄」でしょう。

このような無価値なことを書く暇があるならば、小生のコメントの十分なご吟味したほうが、貴殿にとって本当に有意義のはずです。

何卒宜しくお願い申し上げます。

失礼致しました。

投稿: キセン | 2012年6月20日 (水) 06時17分

>内容が主観的に自信があることと、

>(中略)

>(念のために申しますが、わからないなら何もやらない、やる必要がない、などと申しているわけではありません。自明でしょうが・・・。)。

概ね同意します。


>具体的なその程度(量)のマネーストック(=マネーサプライ≠マネタリーベース)、をどこにも述べていない

目標はインフレ率であってマネーストックでは無いから、で説明できますよね。マネーストックは目標を達成するための手段ですから、手段を目標にすることはないでしょう。

>いずれにしても、インタゲの将来的かつ具体的な効果につき、クルッグマンが知っているわけではない、ことにおそらく異論はないと思います(当たり前のことですが・・・。)。

異論ありですね。だからそれをどうしてそんなに日銀に勧めるのですか?クルーグマンは日銀がインフレ目標を導入し、正しいコミットメントを行ったうえで実際に行動を起こせばデフレを脱却できると考えている蓋然性が、そうでない蓋然性より遥かに高いと、かれのブログやインタビューからは容易に推測できます。

(彼のその書籍は持っていないので、コメントは差し控えます。)


>貴殿がそうであるからといって、他の誰もがそうであるのか否かは別問題です。

クルーグマンやアダムポーゼンの記事を良く限り、貴殿を除く殆どの方が当方と同じ意見を持つでしょう。

>ところで、論理の飛躍は全くありません。

飛躍ですね。貴殿が蛇足だという部分こそが肝なのですから。肝にの部分にって否定されている部分をもって肝を否定するのは、論理の飛躍でしょう。


>①例えば、日銀法を改正して、事前のルールで「年率4%までのインフレを許容する」、と定めた場合、我が国は法治国家だから、かかるルールを濫用もしくは逸脱することはもはや不可能。
デフレが深化しようとも、ハイパーインフレになろうとも。

>そうではなく、日銀の「裁量」政策だとすれば、もはや「目標」の意味をなさないだろう。

全く持って理解不可能です。ルールの範囲内に収まるようインフレ率をコントロールするだけ。これができないなら、そもそも中央銀行としての存在意義が無い。


>ということで、念のため、既に申し上げたものを貼っておきますから、 

 (中略)

>しかしながら、我が国では当てはまらなかった(95年以降現金残高が増える一方で名目GDPはほとんど変化なし。)。

現状の確認ですね(財政インフレ除く)。分かります。

財政インフレに関しては、以下でまとめて回答します。

>全くそのようなことは申し上げておりません(特に、4.は何ですか?そして、「目標」政策が、文字通り「叫ぶ」だけではなく、それに向かって実務的な諸策を実行することくらい自明です。)。

4とはハイパーインフレの事ですね。貴殿は失念されているかも知れませんが、ブログのコメント欄は失念しないのです。

「中銀の政策として、インフレ目標を設定させてみたり、非伝統的な量的緩和を繰り返させてみたりしたところで、一過性の資産バブルは起こしえても、リフレ派が「期待」するマイルドなインフレ率2~4%が本当に実現するのかどうかは疑わしい。
下手をすると制御不能なインフレを誘引しかねない。」

貴殿の「日本株のインデックスはダメなのか」における
投稿: キセン | 2012年6月14日 (木) 03時59分のコメントです。

続いて、
「そもそもインフレにはいろいろな種類はあるのですが、ここでいうハイパーインフレとはいわゆる「財政インフレ」のことです。
戦後我が国でも経験しています(デフレから一気にハイパーインフレになったのです。)。
年率100%程度のそれは、数値的にはありえないようにも思いますが、物価が2倍になると申せば、あるかもねと思う方は多いようです」

同じエントリの投稿: キセン | 2012年6月14日 (木) 23時58分のコメントです。

続いて
「それが、財政ファイナンス、つまり財政赤字の補填になっている『可能性が大きい』、というわけです。」と申し上げております。)。
このとき物価が2倍程度のハイパーインフレになる可能性があると思います。
米国も同様で、それこそ出口戦略自体が大きなリスクになっている可能性がある、というわけです。」
同じエントリの、投稿: キセン | 2012年6月16日 (土) 00時11分のコメントです。

貴殿は最初に仰ったことではないですか。


>→矛盾していません。

矛盾しています。

「量的緩和に基づくデフレ脱却はない→もっとも、その他の政策もしくは経済作用でいずれデフレから脱却するはず(リフレ派のように、現在の経済状況とて短期的な景気循環の一環だと考えるならば、いずれは循環的にデフレから脱却するはずですし、リフレに限界を唱える見解からは、我が国のデフレは景気の原因ではなく結果なので、長期的にその原因を潰さなければ我が国の場合はデフレから脱却することはできない、つまり、原因を探究(及)し改善することができるものは改善することでデフレから脱却することができるはず、というわけです。ちなみに、小生はどちらかと申せば、後者の見解ですが、ここでは短期的な「日銀の政策」に絞っていますので、長期的なことは割愛します。)→そこで、我が国がデフレから脱却すれば「物価の安定」という使命は果たされたとして、「日銀の政策」は出口戦略に移行する
、ということですから。―――」

量的緩和  >>効果が無い
その他の政策>>効果あるかも(量的緩和ではない)
自然回復  >>効果あるかも
長期的政策 >>とりあえずおいて置く で良いですね?

その他の政策や自然回復でデフレから脱却したときにハイパーインフレ(財政インフレ)になるなら、その原因は自然回復になるでしょう。量的緩和は景気やインフレ率に影響を及ぼさない、というのが貴殿の主張なのですから。

>数値をお示しし「反証可能性」に適う、かつ学部程度の経済学の基本書片手に確認することができるほどの「分かりやすさ」で、既に貴殿に(もしくはブロ主様に)説明申し上げております。
もう一度ご確認下さい。

もしかして、「貨幣(通貨供給)量×所得速度=物価×実質(国民)所得(MV=PY M:流通貨幣量、V:所得速度、P:価格(物価)、Y:実質(国民)所得)」の事ですか?

貴殿自身で「しかしながら、我が国では当てはまらなかった」としておきながら、当てはめるのですか?

>このような捨て台詞は、本当に貴殿にとってまさに「時間の無駄」でしょう。

つまり、出口戦略時に日銀が国債保有残高を減らせないという貴殿の主張を反証可能な形でご提示頂けなかったので、ハイパーインフレ(財政インフレ)については
「したがいまして、貴殿の根拠らしい言説は、何等意味がない、というわけです」
という貴殿自身の言葉によって否定されました。

投稿: 名無しの投資家 | 2012年6月20日 (水) 23時01分

一部訂正します。(【】部分)

>クルーグマンやアダムポーゼンの記事を良く限り、貴殿を除く殆どの方が当方と同じ意見を持つでしょう。

>クルーグマンやアダムポーゼンの記事を【読む】限り、貴殿を除く殆どの方が当方と同じ意見を持つでしょう。
(【】は訂正箇所の明示以外に意味は無し。)

投稿: 名無しの投資家 | 2012年6月20日 (水) 23時04分

ここでキセン様の理屈を例えてみましょう。
(水=インフレ率、IHやガスコンロ=政策)
※IHやガスコンロ自体に意味はございませんので、あしからず。

私:鉄製のやかんに水を入れてIHヒーターで温めれば40度のお湯を作れる。

キセン様:鉄だろうが、陶器あろうが、IHヒーターで水を温めても効果が無い。さらに沸騰して吹きこぼれる恐れも有る。

私:矛盾していますよ。

キセン様:矛盾してない。IHヒーターは効果が無いが、ガスコンロを使うと水を温める事ができる。ガスの火を消すことが出来なければ沸騰してしまう。

私:それ、IHじゃなくてガスコンロの使い方が原因じゃないですか。なぜ、火を消せないのですか?

キセン様:いやIHが原因だ。鍋が陶器製だから火を消せないのだ。

私:(´Д`)

投稿: 名無しの投資家 | 2012年6月20日 (水) 23時50分

名無しさん

まず、始めに・・・

貴殿のことはよく分かりましたので、小生のほうからもはやお聞きしたいことは全く御座いません。

一方、(その原因はともかく)やり取りが噛み合わないところが多く顕在し始め、小生の思考経済上、金融政策もしくは「日銀の政策」につき講学上言説に足りる議論以外は、無価値であり、時間の無駄だと思うに至りました。

そこで、今後は、小生と致しましては、講学上お応えするに足りる問い以外は、スルー致します(なお、必要があれば、それ以外でも端的にお応え申し上げます)。

したがいまして、基礎的な知識や用語、講学上争いのない見解や事実、そしてレトリック法につきましては、貴殿ご自身でご解決頂けますよう、宜しくお願い申し上げます。

閑話休題・・・

●●「>具体的なその程度(量)のマネーストック(=マネーサプライ≠マネタリーベース)、をどこにも述べていない

目標はインフレ率であってマネーストックでは無いから、で説明できますよね。マネーストックは目標を達成するための手段ですから、手段を目標にすることはないでしょう。」

→→→説明できません。
目標は、政策の実行の結果(効果)であって、その手段である金融政策、つまり貨幣供給が「要件」だからです。

因みに、「目標」政策を法的拘束力あるものとして先進諸国が積極的に採用しないのは、その「要件」が「漠然性故に無効」(文面審査)だからです。
そうでありますから、効果の可否を問うまでもなく、その手段、方法、態様が危険だから採用に消極的なのです。

なるほど、先進国の中で、法的拘束力ある「目標」政策を英国、ニュージーランドが採用していますが、英国の場合、効果に対する拘束力がない(罰則や罷免などがない)ので、事実上の拘束力なのだと解釈されています。
事実上の拘束力ということは、中銀の「裁量」政策なので、先に申し上げたような批判をなされる、というわけです。

●●「>いずれにしても、インタゲの将来的かつ具体的な効果につき、クルッグマンが知っているわけではない、ことにおそらく異論はないと思います(当たり前のことですが・・・。)。

異論ありですね。だからそれをどうしてそんなに日銀に勧めるのですか?クルーグマンは日銀がインフレ目標を導入し、正しいコミットメントを行ったうえで実際に行動を起こせばデフレを脱却できると考えている蓋然性が、そうでない蓋然性より遥かに高いと、かれのブログやインタビューからは容易に推測できます。

(彼のその書籍は持っていないので、コメントは差し控えます。)」

→→→(彼がどうして勧めるのかは)知りません。

ところで、「将来のことは誰にもわからない」という点につき、同意されたのにもかかわらず、「彼が「目標」政策(を実施後の)の(将来的な)結果を知っているわけではない」、という点について異論があるとは腑に落ちません(というか、意味不明です。発言が矛盾していると思います。)。
デフレ脱却できる蓋然性とできない蓋然性との比較衡量の基準が判然としない以上は、これは単なる彼もしく貴殿の思いつきです。

因みに、クルッグマンのブログを観察しての感想ですが、確かに日銀に対して(もしくは政府に対して)の批判が痛烈ですが、デフレ脱却の困難さを述べつつも日銀が「目標」政策を実施しないからデフレが続いているとは述べていないし、デフレの結果責任が日銀にあるとは述べていない。

いずれにしても、彼が無責任にも外野から他国の金融政策にけちをつけたりすることは、専ら自由だと思います(これ以上クルッグマンネタを引き延ばしても建設的なやり取りはできないと思います。)。

●●「>ところで、論理の飛躍は全くありません。

飛躍ですね。貴殿が蛇足だという部分こそが肝なのですから。肝にの部分にって否定されている部分をもって肝を否定するのは、論理の飛躍でしょう。」

→→→飛躍はありません。

小生の申し上げた「ゼロ金利政策下での非伝統的な金融政策としての量的緩和政策は、デフレ脱却のためには効を奏しない」ことは、標準的なマクロ経済学に記載されているテーゼ。
先に紹介しました岩本教授も、「ゼロ金利を含む非常に低い金利のときに貨幣が増えても物価も所得も上がらないことは,「流動性の罠」と呼ばれ,これも昔からマクロ経済学の教科書で説明されていた現象である。」とおっしゃっている。

ところで、過去の事象の評価にいくら「仮定」の介在させても、それは所詮想像(後付け)であって「事実」でも「(その)評価」でもない。
貴殿にとって「肝」だとしても、それは将来的な展望である。
よって、過去の「事実」と将来の「仮定」を混同する貴殿の言説は蛇足だった、というわけです。

政策論は時間軸で語って下さい。

●●「>①例えば、日銀法を改正して、事前のルールで「年率4%までのインフレを許容する」、と定めた場合、我が国は法治国家だから、かかるルールを濫用もしくは逸脱することはもはや不可能。
デフレが深化しようとも、ハイパーインフレになろうとも。

>そうではなく、日銀の「裁量」政策だとすれば、もはや「目標」の意味をなさないだろう。

全く持って理解不可能です。ルールの範囲内に収まるようインフレ率をコントロールするだけ。これができないなら、そもそも中央銀行としての存在意義が無い。」

→→→「ルールの範囲内に収まるようインフレ率をコントロールするだけ。」、つまり、「インフレ率を当局がコントロールできる」ことなどできません。
なぜならば、インフレ率が最も不確実性が高いからです。
我が国は閉鎖経済ではない。
自由経済市場。
インフレ率が最も不確実要素であることは、講学上の常識(こういう物言いが自己嫌悪だ・・・。)
インフレ率がコントロールすることなど、過去の統制経済国ですら失敗しているというのに・・・。

理論的に説明しておきます。
そもそも論ですが、中銀の存在意義は、本来「短期」金利を調整して物価を安定させながら通貨価値を安定させること。
しかしながら、現在は「長期」金利の引き下げなど包括緩和に乗り出している。
長期金利は、閉鎖的に調整可能な短期金利とは異なり、国際的な金融や経済状況に介在する複数のパラメーターに影響される代物。
これを一国の中銀だけがコントロールすることなどできるはずがない(やるならば、国際的な協調するしかない。)。

・・・ということも理由のひとつとして、先進諸国の多くが「目標」政策を法制度(ルール)化しなていない、というわけです。

●●「>全くそのようなことは申し上げておりません(特に、4.は何ですか?そして、「目標」政策が、文字通り「叫ぶ」だけではなく、それに向かって実務的な諸策を実行することくらい自明です。)。

4とはハイパーインフレの事ですね。貴殿は失念されているかも知れませんが、ブログのコメント欄は失念しないのです。

「中銀の政策として、インフレ目標を設定させてみたり、非伝統的な量的緩和を繰り返させてみたりしたところで、一過性の資産バブルは起こしえても、リフレ派が「期待」するマイルドなインフレ率2~4%が本当に実現するのかどうかは疑わしい。
下手をすると制御不能なインフレを誘引しかねない。」

貴殿の「日本株のインデックスはダメなのか」における
投稿: キセン | 2012年6月14日 (木) 03時59分のコメントです。

続いて、
「そもそもインフレにはいろいろな種類はあるのですが、ここでいうハイパーインフレとはいわゆる「財政インフレ」のことです。
戦後我が国でも経験しています(デフレから一気にハイパーインフレになったのです。)。
年率100%程度のそれは、数値的にはありえないようにも思いますが、物価が2倍になると申せば、あるかもねと思う方は多いようです」

同じエントリの投稿: キセン | 2012年6月14日 (木) 23時58分のコメントです。

続いて
「それが、財政ファイナンス、つまり財政赤字の補填になっている『可能性が大きい』、というわけです。」と申し上げております。)。
このとき物価が2倍程度のハイパーインフレになる可能性があると思います。
米国も同様で、それこそ出口戦略自体が大きなリスクになっている可能性がある、というわけです。」
同じエントリの、投稿: キセン | 2012年6月16日 (土) 00時11分のコメントです。

貴殿は最初に仰ったことではないですか。」

→→→かかる返信を予想していました。

貴殿はやはり真面目に小生のコメントを読んでいない。

自らの文章(これまでのすべての文脈)を要約するのもなんですが・・・
要は、これ以上の金融政策に依存した政策を続ければ、デフレ脱却した暁の出口戦略の局面で「財政インフレ」(ハイパーインフレ)になる可能性がある。
しかし、金融政策に依存し続けた場合、もしくはそうではない原因の場合に、かかる局面(日銀の出口戦略)で「財政赤字の日銀への付回し」だと判明しなければ、財政インフレを回避することができる可能性がある。
というわけです。

そうでありますから、繰り返しますが、ハイパーインフレという結果はいかなる原因であれ惹起する可能性があるというわけではない、ということです。

因みに、理論的に(将来的に)ありうるシナリオをお示ししました。
そのようなシナリオは絶対に(100%)ないと結論を否認するならば、前提の理論が破綻しているのか、それとも事実認定に齟齬があるのかいずれかを示す必要があります。
単に揚げ足取ったり、情緒的な言説はダメ。
しっかり論理的に反論(証)しろ、というわけです。

また、いうまでもないですが、デフレから脱却した場合、というのは、「条件」であって将来的な確定事項ではない。
だから、かかる条件を否認することは、議論の前提として意味がない。
荒唐無形なものではない限り、条件設定は突っ込み所ではない。
ましてや政策的に一応デフレから脱却することをお互いに目指して議論しているので、いずれかの過程を踏んでいつかデフレから脱却していることを条件とすることは、荒唐無形ではない。

いずれにしても、これ以上の非伝統的な金融政策に依存することは、非常に危険(な賭け)であり、財政インフレ、すなわちハイパーインフレを誘引する可能性が高い。
それ以外の政策で同じ結果を惹起する可能性があるのか否か、は別問題、というわけです。

●●「>→矛盾していません。

矛盾しています。

「量的緩和に基づくデフレ脱却はない→もっとも、その他の政策もしくは経済作用でいずれデフレから脱却するはず(リフレ派のように、現在の経済状況とて短期的な景気循環の一環だと考えるならば、いずれは循環的にデフレから脱却するはずですし、リフレに限界を唱える見解からは、我が国のデフレは景気の原因ではなく結果なので、長期的にその原因を潰さなければ我が国の場合はデフレから脱却することはできない、つまり、原因を探究(及)し改善することができるものは改善することでデフレから脱却することができるはず、というわけです。ちなみに、小生はどちらかと申せば、後者の見解ですが、ここでは短期的な「日銀の政策」に絞っていますので、長期的なことは割愛します。)→そこで、我が国がデフレから脱却すれば「物価の安定」という使命は果たされたとして、「日銀の政策」は出口戦略に移行する
、ということですから。―――」

量的緩和  >>効果が無い
その他の政策>>効果あるかも(量的緩和ではない)
自然回復  >>効果あるかも
長期的政策 >>とりあえずおいて置く で良いですね?

その他の政策や自然回復でデフレから脱却したときにハイパーインフレ(財政インフレ)になるなら、その原因は自然回復になるでしょう。量的緩和は景気やインフレ率に影響を及ぼさない、というのが貴殿の主張なのですから。」

→→→ということで、上記の通りですから、何度お読みになっても矛盾はないと思います。

お節介ついでに、基礎知識につき一言。
ハイパーインフレは、極めて財政的な失敗です(と講学上いいます。)。
意味が分からないのならば、経済学の本を読んでご確認下さい(金融と財政の根本的な違いからの帰結です。また、歴史もこれを実証しています。)。

●●「>数値をお示しし「反証可能性」に適う、かつ学部程度の経済学の基本書片手に確認することができるほどの「分かりやすさ」で、既に貴殿に(もしくはブロ主様に)説明申し上げております。
もう一度ご確認下さい。

もしかして、「貨幣(通貨供給)量×所得速度=物価×実質(国民)所得(MV=PY M:流通貨幣量、V:所得速度、P:価格(物価)、Y:実質(国民)所得)」の事ですか?

貴殿自身で「しかしながら、我が国では当てはまらなかった」としておきながら、当てはめるのですか?」

→→→は?(失敬)
そこだけじゃない・・・それって単なる方程式・・・てか、上にご自身でもいろいろ書いてるのに・・・てか、はいっ、もういいです(思わず話し言葉になってしまいました・・・失礼致しました。挑発したわけではないので反応しないで下さい。)。

●●「>このような捨て台詞は、本当に貴殿にとってまさに「時間の無駄」でしょう。

つまり、出口戦略時に日銀が国債保有残高を減らせないという貴殿の主張を反証可能な形でご提示頂けなかったので、ハイパーインフレ(財政インフレ)については
「したがいまして、貴殿の根拠らしい言説は、何等意味がない、というわけです」
という貴殿自身の言葉によって否定されました。」

→→→は???
何も否定されていませんよ・・・止(や)めたいんですか、僕とのやり取り。

しっかり提示してますよ。
ブロ主様にも貴殿にも・・・数値も図表も・・・直接間接に・・・。
貴殿が常識的な講学上の様々な恒常式や方程式、それに関係図をご理解ご存知ならば、その数値や論理の「吟味」は可能です。
それがなければ、そもそもお話にならない。
・・・てか、もういいんじゃないですかね・・・いろいろと(繰り返しますが、挑発しているわけでは御座いません。お互いの引き際を見極めている次第です。)。

●●「ここでキセン様の理屈を例えてみましょう。
(水=インフレ率、IHやガスコンロ=政策)
※IHやガスコンロ自体に意味はございませんので、あしからず。

私:鉄製のやかんに水を入れてIHヒーターで温めれば40度のお湯を作れる。

キセン様:鉄だろうが、陶器あろうが、IHヒーターで水を温めても効果が無い。さらに沸騰して吹きこぼれる恐れも有る。

私:矛盾していますよ。

キセン様:矛盾してない。IHヒーターは効果が無いが、ガスコンロを使うと水を温める事ができる。ガスの火を消すことが出来なければ沸騰してしまう。

私:それ、IHじゃなくてガスコンロの使い方が原因じゃないですか。なぜ、火を消せないのですか?

キセン様:いやIHが原因だ。鍋が陶器製だから火を消せないのだ。

私:(´Д`)」

→→→本当に捨て台詞がお好きな方ですね・・・。

ということで、小生につき相当誤解されているようなので、小生自身が貴殿のレトリックを敷いて「キセン拝の理屈」を紹介しましょう(どうでもいいので、お読み飛ばし下さって結構です。)。
※あえてIH(安全装置はないものとします。)その他の道具自体に意味を持たせてみました。
貴殿とは必ずしも同じではないでしょうが、あしからず・・・。

―――貴殿:鉄製のやかん(←事前にルールを設定し法的拘束力ある「目標」政策)に水(←インフレ率)を入れてIHヒーター(←非伝統的な金融政策)で温めれば40度(マイルドなインフレ)のお湯を作れる(キリッ

キセン:ここにある鉄製のやかんだろうが、陶器製であろうが(←法的拘束力があろうがなかろうが)、IHヒーターで水を温めても設定通りの40度にはならないだろうと思うよ。
だって、水道の蛇口がなぜかホースでやかんと繋がって固定されていて、その上蛇口がバカになってるから、際限なく水が注入され続けるか、即止められるのかよくわからないね・・・だから、沸騰して吹きこぼれるかもしれないし、全く温まらないかもしれない・・・。

貴殿:矛盾してますよ。

キセン:矛盾???よく見てよ、この状況・・・

貴殿:えっ?僕、目がよく見えないんです・・・

キセン:(´Д`)―――

本当につまらぬ捨て台詞でした。
忘れて下さい(本当にこういうのは、嫌だ!!!)。


失礼致しました。

投稿: キセン | 2012年6月21日 (木) 07時42分

名無しさん

恒常式

は、

恒等式

です。


失礼致しました。

投稿: キセン | 2012年6月21日 (木) 08時18分

もう、支離滅裂ですね。一度ご自身の主張を良く整理される事をお勧めします。

>一方、(その原因はともかく)やり取りが噛み合わないところが多く顕在し始め、小生の思考経済上、金融政策もしくは「日銀の政策」につき講学上言説に足りる議論以外は、無価値であり、時間の無駄だと思うに至りました。

貴殿の主張が前後で矛盾し、支離滅裂だからです。このやり取りを誰か公平な第3者に評価してもらう事がよいでしょう。まず、まちがいなく私の評価と同じ評価を受ける事と容易に想像できます。

>目標は、政策の実行の結果(効果)であって、その手段である金融政策、つまり貨幣供給が「要件」だからです。

目標の話をしているだけであて、細かい手段の話をしているわけではないので、ただの論点ずらしです。
それにデフレと不況から脱出する事が最終的な目標であり、マネーストックは、目標に達成に必要なだけ供給すればいいのです。そして、この考え方-幾らでも金融緩和を行う-こそがインフレ目標政策の重要な考え方です。貴殿は全く理解できていませんが。

>そうでありますから、効果の可否を問うまでもなく、その手段、方法、態様が危険だから採用に消極的なのです。

全くのデタラメ。日銀も事実上、FRBやECBもその他の先進国も多くが採用しています。ためしにインフレ目標で大きな失敗をした国を挙げて下さい。

法的拘束力云々ではなく、重要なのは市場にインフレ期待を生じさせる事。経済は生き物で様々に変化しますから、有る程度の柔軟性は必要でしょう。ただし、インフレ率のコントロールをする中央銀行が定める目標なのですから、大きな影響力を持つのです。

(クルーグマン)
>デフレの結果責任が日銀にあるとは述べていない。

ジョークではありますが、日銀総裁を銃殺しろとまで言うわけですから、明確に日銀に責任があると、言っているに等しいです。

>いずれにしても、彼が無責任にも外野から他国の金融政策にけちをつけたりすることは、専ら自由だと思います(これ以上クルッグマンネタを引き延ばしても建設的なやり取りはできないと思います。)。

これについては、クルーグマンはインフレ目標を推進しているで了承しましょう。

>よって、過去の「事実」と将来の「仮定」を混同する貴殿の言説は蛇足だった、というわけです。

過去からデフレが継続しているわけですから、過去の事実を良く確認し、仮定を導き出すのは至極当然、というよりこれを行わないと経済学が成り立たないです。そもそも過去の事実から仮定を導き出し、それを実験で確かめるというのは、科学の超基本的考え方です。

>→→→「ルールの範囲内に収まるようインフレ率をコントロールするだけ。」、つまり、「インフレ率を当局がコントロールできる」ことなどできません。
なぜならば、インフレ率が最も不確実性が高いからです。
我が国は閉鎖経済ではない。
自由経済市場。
インフレ率が最も不確実要素であることは、講学上の常識(こういう物言いが自己嫌悪だ・・・。)
インフレ率がコントロールすることなど、過去の統制経済国ですら失敗しているというのに・・・。

ご自身で何を仰っておられるか、理解されてますか??
この主張は中央銀行はインフレ率をコントロールできないと言う事と同意義ですよ。今までの議論の前提が崩れますね・・・・。呆れた・・・・・・。

>貴殿はやはり真面目に小生のコメントを読んでいない。

笑うしかないですね(笑)ご自身のコメントを最初から読まれる事を強く、強く、強くお奨めします。

>これ以上の金融政策に依存した政策を続ければ、デフレ脱却した暁の出口戦略の局面で「財政インフレ」(ハイパーインフレ)になる可能性がある。
しかし、金融政策に依存し続けた場合、もしくはそうではない原因の場合に、かかる局面(日銀の出口戦略)で「財政赤字の日銀への付回し」だと判明しなければ、財政インフレを回避することができる可能性がある。
というわけです。

前半は、貴殿の「量的緩和無効論」と矛盾しています。
全体を通していえることは、まさしく蛇足です。要するに何も分からないと言っているに等しいですね。
(何も起こらないかもしれないし、悪い事が起きるかもしれないし、良い事が起きるかもしれない、と主張されているに等しい。全く無意味。)

>因みに、理論的に(将来的に)ありうるシナリオをお示ししました。
そのようなシナリオは絶対に(100%)ないと結論を否認するならば、前提の理論が破綻しているのか、それとも事実認定に齟齬があるのかいずれかを示す必要があります。
単に揚げ足取ったり、情緒的な言説はダメ。
しっかり論理的に反論(証)しろ、というわけです。

無い事の証明は出来ない。(悪魔の証明)よって、立証責任は貴殿にあります。

>また、いうまでもないですが、デフレから脱却した場合、というのは、「条件」であって将来的な確定事項ではない。
だから、かかる条件を否認することは、議論の前提として意味がない。

貴殿自身が「量的緩和は無効」でその条件を否定していることが矛盾の原因。

>いずれにしても、これ以上の非伝統的な金融政策に依存することは、非常に危険(な賭け)であり、財政インフレ、すなわちハイパーインフレを誘引する可能性が高い。

だから、金融緩和でデフレを(ry

>それ以外の政策で同じ結果を惹起する可能性があるのか否か、は別問題、というわけです

その別問題を金融緩和に結び付けているのが貴殿。

>そこだけじゃない・・・それって単なる方程式・・・てか、上にご自身でもいろいろ書いてるのに・・・てか、はいっ、もういいです(思わず話し言葉になってしまいました・・・失礼致しました。挑発したわけではないので反応しないで下さい。)。

(笑)

>しっかり提示してますよ。
ブロ主様にも貴殿にも・・・数値も図表も・・・直接間接に・・・。
貴殿が常識的な講学上の様々な恒常式や方程式、それに関係図をご理解ご存知ならば、その数値や論理の「吟味」は可能です。
それがなければ、そもそもお話にならない。

その数式や数値や図表からは貴殿の主張する「日銀が国債保有の削減をできない場合、財政ファイナンスであったと確定します」事は一切証明できていない。(だって、貨幣数量説はあくまで貨幣のと経済の方程式。日銀が国債保有の削減をできない事は証明できない。

>本当に捨て台詞がお好きな方ですね・・・。

これが本当の捨て台詞。

>水(←インフレ率)

既にその後の例え話と矛盾。ここはあくまで水温をインフレ率としなければならない。インフレ率は経済の体温とも例えられる。インフレ率は前年と比べた物価上昇率であって物量の比較ではない。

>40度(マイルドなインフレ)

インフレ率は水量なのか、それとも水温なのか・・・・。

論理的整合性を無視して、無理やりその場しのぎの主張を繰り返す貴殿らしい、実に貴殿らしい、破綻した例え話でした。

一度、頭をよく冷やしてからコメントされる事をお奨めします。

投稿: 名無しの投資家 | 2012年6月21日 (木) 22時57分

名無しさん・・・


あれから1週間経過しました。

今回も丁寧に貴殿のコメントを拝読したつもりですが、勝手ながらもはや講学上堪えうる内容ではないと判断致しました。

小生もそうですが、貴殿も経済(学)のリテラシーに欠けると思いました。

このまま続けても深みにはまり、水掛け論ならぬ不毛な揚げ足取りになるだけでしょう。

したがいまして、貴殿とのやり取りを止めさせていただきます。

また、今後貴殿とやり取りするつもりは御座いません。

あしからず。

なお、小生は当然自身のできる範囲で精進するつもりですが、貴殿もどうぞご健勝の上さらなるブラッシュアップに勤しまれますよう、健闘を祈ります。


では、失礼致します。


キセン排

投稿: キセン | 2012年6月22日 (金) 03時28分

キセン様

ありがとうございました。

貴殿のご活躍をお祈りします。

それでは、失礼します。

投稿: 名無しの投資家 | 2012年6月22日 (金) 22時48分

管理人様へ

この度は、専用のエントリまでご用意頂きましてありがとうございました。本来ならコメント禁止でもおかしくないところ、大変感謝しております。

今後もよろしくお願い申し上げます。

投稿: 名無しの投資家 | 2012年6月23日 (土) 10時31分

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