不都合な真実について考える
- 不都合な真実1 長期運用で資産が殖えにくくなっている
- 不都合な真実2 分散投資の効果が落ちている
- 不都合な真実3 リスクとリターンの関係が変わってきている
- 不都合な真実4 円高が終わらない
- 不都合な真実5 インデックスファンドで市場平均が実現できない
- 不都合な真実6 日本株がいつまでたってもアンダーパフォーム
- 不都合な真実7 コモディティの先物に出現するコンタンゴ
・・・と、7つの「不都合な真実」をあげられています。
私なりに整理すると、この問題は次の三つの課題が内包されているように感じます。
- 長期投資でリターンを確実に得ようとするには人生は短かすぎる。
- あらゆるリスクに対して分散しなければいけないが、そもそも、それが何かが問題。
- あらゆるリスクに対して分散しなければいけないが、良い商品があるとは限らない。
というわけで、理想の長期投資、理想の分散投資というのは、むずかしいですねー。
ところで、内藤さん、資産設計塾の改訂版に現在取り組んでいらっしゃるとのことですが(こちら)、どんな内容になるのか、ちょっと楽しみです(^^)。
冒頭のエントリーを読んで、そう思いました。
コメント
富裕層の資産運用のプロフェッショナルとして仕事をされている内藤氏だからこその冷徹な分析かもと思いました。
大多数っを占める中間所得層の我々こそ、もっと不都合な真実の存在を認識して賢く資産運用しなければ・・ですね。
投稿: macaroon | 2012年5月 9日 (水) 00時32分
macaroon 様
コメントありがとうございます。
資産運用の真実・・・・それは、「難しい」ということなのかもしれません(笑)。こういった分析は是非参考にしたいですね。
投稿: NightWalker | 2012年5月 9日 (水) 00時40分