コストを見るときの視点
投資に限らず経済活動では、コストという観点が重要であることは間違いないわけですが、私が時々考えるのは、そのコストを見るときに視点を変えるということです。
たとえば、信託報酬が1%の投信があったとします。
その時に、パーセンテージだけではなく、絶対額で考えてみるというような見方です。
もし、100万円投資してたら、1万円、毎年、支払っていることになります。
1000万円ならどうでしょう・・・ってな具合です。
少し整理してみると
- コスト(価格)がパーセンテージで表示されている商品は、絶対額で考えなおす。
- 月額で価格表示されている商品は、年額や、生涯コストで考える。
- パッケージで買う商品は、関連費用も含めて、月額にしたらどの程度か考える。(その商品を何年使うかが重要になってきますね)
こうやって考えると、安いと思った商品が意外とお高くついていたり、高いと思った商品が意外とお安く感じたりすることがありますね。
1.の典型例は、投資信託。
2.の典型例は、携帯電話や新聞雑誌。
3.の典型例は、自動車や家。
でしょうか?
コメント
2.の携帯電話のコストは便利なので仕方ないですが、コツコツ投資していたとしたらすごいことになりますね。
投稿: kubojah | 2012年5月 7日 (月) 00時45分
kubojah様
コメントありがとうございます。
>コツコツ投資していたとしたら
そうなんですよねー。
投稿: NightWalker | 2012年5月 7日 (月) 23時23分
NightWalkerさん、こんばんは。
2の観点の逆パターンの例ですが、銀行とかの例で「定期預金キャンペーン、預入金利が当初3ヶ月0.4%!、さらに当行指定の投信をプラスで購入頂いた場合は、+0.2%で計0.6%!!」がありますね。
まあ、買い手が当然月換算に気づくべきといっても、昔から付き合いある銀行さんだからと信頼していらっしゃるご高齢者には分かりづらいですよ。投信も買って手数料3%抜かれれば、いきなり9回ウラ2アウトランナー無しから逆転できるか?状態ですよね。
投稿: momo0521 | 2012年5月 8日 (火) 22時59分
momo0521様
コメントありがとうございます。
これも、よく見かけるパターンですね(^^;)
投稿: NightWalker | 2012年5月 9日 (水) 00時12分