期待収益率
水瀬さんが、期待収益率に関する興味深いエントリーを書いていらっしゃいます。
「未来がどうなるかはわかるはずがない」という極端な前提に立つとすると、そもそも、期待収益や将来のリスク(変動幅)すらわかるはずがない、ということになってしまうわけですが、そんなことを言ってしまうと投資する意欲が起きません。
というわけで、私は、1000年後はともかく、・・・
ここ20-30年の未来に・・・
アバウトに期待
しています(笑) 。
その時、多少なりとも、心の支えが欲しい。
それが、私にとっての理論なのかなあ、と私は思っています。
たとえば、マーコウィッツのモダンポートフォリオ理論は、昔から「一つのかごの中に卵を全部入れてはいけない」などと言われている分散投資の必要性に根拠を持たせてくれたもの、と私は勝手に解釈しています。
また、期待収益率は、長期だけではなく、短期的なことも考えておく必要があるかもしれません。
つまり、ある年、急に相場が上昇したら短期的な期待収益率は下がり、逆に急に相場が下落したら短期的な期待収益率は上がるはず。
そこを調整するのが、戦略的なリバランスの考え方なのかなあ。
コメント
そろそろプラ転したインデックス投資家がぞろぞろ出てきているので、妄言を目にする機会も大幅に減りそうな予感。
リーマンショックから3年、お疲れさまでした。
しかし、もしブログにツイッターみたいなブロック機能があれば、いの一番にブロックするのですが、生憎そういう機能はないのが残念です。
今まで本当にありがとうございました。
投稿: 投資家 | 2012年3月18日 (日) 20時24分