海外投資をする場合に注意すべきこと
山崎元さんです。
さて、カンのいい読者は気づかれただろうが、金融業界の側では、なにはともあれ、顧客に外貨建て資産での運用に興味を持ってほしいのだ。
よくいわれる海外投資すべき論理に
- 日本の財政は厳しい
- 少子高齢化で経済は成長しそうもない
ゆえに、いずれ円安になる!!
というのがあります。
この論理自体には、いろいろな考え方があろうかと思いますが、注意すべきは、山崎さんがおっしゃるように
金融業界の人が言っている場合!!
ということになります。
自分で考え、自分でリスクをとり、ついでに証券会社に手数料を払う分(^^;)には、自分の責任なのですからかまわないわけです。
為替の予測は非常に難しく、実質できないと私は考えていますが、株式との違いは、
短期だけではなく長期でもさっぱりわからない
というところにあるのではないでしょうか。
株式の場合はおぼろげながら50年くらいの長期で考えれば経済成長に伴い成長するだろうという見方も何となくできますが、為替は正直わかりません。
わかりませんが、我慢して、海外投資をしております(^^;)
コメント
為替リスクをとる事の問題点は、予想できないという事よりも、理論的には長期でイーブンとなるはずであるにも拘らず、リスク(資産価値のぶれ)を大きくするということにあるのではないでしょうか。
例えば、高齢者のように資産を取り崩して生活していこうとすれば、資産価値の増減が大きくなるほど一定価値も資産を取り崩す事の長期での危険が増してゆきます。ぶれは少ないほうがいいわけです。
ただ、一方株式の最も関せされたポートフォリオは世界株式のインデックスであるという事も出来ると思います(浮動株などの問題もあってインデックスが必ず時価総額を反映しているかという問題もあるわけでしょうが)。そうすると、株式投資において日本株の占める割合はせいぜい10%?
まあ、債権などの停止すく部分をなるべく日本円にするということなのでしょうか?
投稿: おじさん | 2012年2月 7日 (火) 13時08分
おじさん様
コメントありがとうございます。
リスクを小さくすることは重要ですね。リスクはリターンを損ねます。
おっしゃるように為替リスクコントロールには適切な(と本人が考える)円資産が必要だと思います。
投稿: NightWalker | 2012年2月 8日 (水) 22時32分