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2012年1月28日 (土)

いよいよ毎月分配型投信の終焉の時?

日経さんの記事です。昨日のトップ記事。

  • 投信「配当しすぎ」に歯止め 金融庁が法改正検討
    毎月配当の原資、運用益に限定 (こちらから)

水瀬さんも取り上げていらっしゃいますね。

 さて、日経さんの報道によりますと

毎月支払われる配当金の原資を運用益に限定したり、人気の高いブラジル関連の投信などで使われるデリバティブ(金融派生商品)の利用を制限したりする

 という法改正が、

3月から年末にかけて投信規制の詳細を詰め、2013年の通常国会に投資信託法の改正案を提出

 というスケジュール感で進みそうだとのこと。

 ここで、話題にしたいのが毎月分配型投信。

 日経さんがわかりやすい表にまとめていました。

- 株や債券などの
配当・金利収入
株や債券などの
値上がり益
投資家の
元本
日本
米国 ×
英・仏 × ×

 

 不覚にも知りませんでしたが、規制大国ニッポンが、この点では諸外国に負けていたのです(笑)

 私は、個人的には「英・仏」の考え方です。

 昔は、配当を出す=税金で嫌いだったのですが、今は、

  • 生の証券が出している配当・金利は配当してもよいのではないか?
  • 成長投資を除いた利益を配当として株主に還元する会社は実はゴーイングコンサーンな良い会社ではないか?

 などと考えております。

 証券税制がもし改正され、配当課税が10%から20%になれば、そういう点でも「毎月分配型投信」には打撃になるのでダブルパンチ?

 まあ、多くのブロガーのご尽力により(笑)、毎月分配型投信の非合理性が多くの皆さまに知れ渡ることとなり、すでにわかっている人はやめている?

 とするなら打撃はすでに限定的かもしれませんww

<追記>

 毎月分配型投信といえば、rennyさん。前後して、本件に関するエントリーがありましたので追記です

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