この10年の相場を振り返る 2011/10
この10年、実にいろいろなことがありましたねー。
何事も振り返りというものが重要です。
10年というのは、アラサーだった人がアラフォーになり、アラフォーだった人がアラフィフになるという、長期投資的にも人生的にも大きな時間です。
かつて優良インデックスファンドの筆頭といってよかった、老舗、中央三井インデックスファンドの基準価額を使って、少し、値動き等々を見ていきます。
まず、単純な値動き
株式クラスのボラティリティの大きさが気になりますねー。
外国債券が健闘する10年でもありました。
次に4資産を当分に投資してその後ほったらかしにした場合の配分推移。
思ったほどは変化が大きくありませんが、気付きとしては、「外国株式が増えている」「やっぱりサブプライム&リーマン&ユーロショックの痛手は大きい」などかなあ。
では、4資産を均等に分散した場合のリターン推移はどうでしょう。年に一度リバランスした場合も重ねて見ます。
うーん、思ったほど、株式クラスのリスク(ボラティリティ)の影響が小さくなってませんねー。
また、リバランスは、あくまでこの場合ですが、下落局面を支えていることに気づきます。
長期投資はリスクが大きく、リスクの低減が重要な課題であることは、何度もこのブログでも書いてきましたし、実感していることでもあります。
リスク低減策としてリバランスは一定の効果はあるものの十分ではないのかもしれません。
戦略的な投資配分をとる(リターンが出すぎた場合は株式クラスを減らすというような運用)方法論もありますが、これは私には難しそうです。
となると、やはり日本債券クラスの配分を増やすぐらいなのかなあ。
まあ、世の中うまい話はなさそうです(^^;)。
コメント
> 戦略的な投資配分をとる(リターンが出すぎた場合
> 株式クラスを減らすというような運用)方法論もあり
> すが、これは私には難しそうです。
そんなこと言わず、試してみてください。
これからの10年もこんな感じでしょうから、
次回景気が回復した際は利益確定のリバランス?(株から現金)がよいと思いますよ。
投稿: スクラッチ | 2011年11月 2日 (水) 12時29分
スクラッチ様
ご助言ありがとうございます。
その時が来たらぜひ考えたいと思います。
投稿: NightWalker | 2011年11月 3日 (木) 19時52分