8の日
今日までGWだったという人も多いのでは?
さて、今日は、8の日ということで、某スーパーでは、5%割引の日でした。
統計はとれませんが、この日、ご来店の方は、多いようです。
5%っていう数字は、消費税率とおんなじです。
まずは、ここしばらくの消費支出ってどのくらいなんだろう?ということで統計局をのぞいてみました。(こちら)
あくまで、統計局の定義するところの「二人以上の世帯」消費支出です。
この統計の消費支出には、消費税も含まれているようです。
たとえば、2010年度の消費支出(二人以上の世帯)は、350万円でしたので、単純計算で、年に16万6千円ぐらいの消費税を支払っていることになります。
複利計算で、16万6千円ずつ投資して、3%で運用できたとしたら、790万円になります・・・・。
うーーむ、国家財政再建のことを考えなければ、節約がいかに重要か身にしみてきますねーー。
ところで、もし、消費税が10%になったら、某スーパーが10%割引の日を作る・・・・かどうかは疑問ですが(^^;)、国民はどう行動するでしょうか?
2011年3月の消費の費目別比率はこうなっています。
節約好きの日本人のこと、消費税が上がったりしたら、我慢しちゃうかもしれませんねーー。
この割合をみる限り節約の余地はあるように思えてきます。
っていうか、私はします(^^;)。今だって節電してますし、たやすいことです。
過去の消費支出の長期推移はどうでしょう(同じく統計局から(こちら))
デフレ進行中というのがよくわかります。特に97年以降。
- 1989年 消費税法施行 税率3%
- 1997年 消費税 税率5%
消費税と消費支出の因果関係をこれだけで説明することはできませんが、今、消費税を上げる政策を打ったりしたらどうなるか・・・想像するだに恐ろしいです。
少なくとも、海外の人が言っているからという主体性のない理由で、消費税を上げるのだけはやめた方がよいと思っております。
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