« SSgAが「SPDR S&P500 ETF」を東証へ重複上場、東証101本目のETFに | トップページ | 住信SBI 「100万口座達成 ありがとうキャンペーン」実施のお知らせ »

2011年3月 7日 (月)

CMAMとTOKのコスト差を簡単に調べてみる

 CMAMシリーズは、信託報酬が安く、その他コストも低廉であることがわかってきました。

 一方、現在、日本で手に入る最も安い保有コストのMSCIコクサイ連動型投資信託と言えば、海外ETFのTOK。

 このコスト差というのは、一体どう響いてくるのか?

 簡単なグラフを作ってみることにします。

 

 CMAMシリーズは、

  • ネット証券で購入すると、売買手数料は、買う時も売る時もゼロ
  • 信託報酬は0.5%(税抜き)

 一方、TOKは、

  • 売買コストは比較的高い。
  • 信託報酬は0.25%

 ここでは、TOKの売買時コスト(為替手数料+売買手数料)を、1%(買って売るの往復で2%)として、コストがパフォーマンスに与える影響を、ごくごく単純にグラフにしてみます。

 税コスト等は、無視します。

20110305

 というわけで、8年目ぐらいで、差が出る模様です。

 つまり、8年未満の保有であれば、CMAMの方がコスト的には有利ということになります。(あくまでも概算ベースのお話しです)

 例えば、同じ中央三井のかつての主力インデックスファンドが0.8%ぐらいの信託報酬でしたが、この場合、 海外ETFの手数料率が回収できる境界線が、4年ぐらいでした。

 いかにCMAMの信託報酬が、魅力的になったかがわかります。

 もし、8年以内にTOKと同等の信託報酬のノーロードインデックスファンドが国内で出たりしたら(あくまで過程です)、リレーしない方がよかったということになってしまいます。

 やはり取引手数料の影響は大きいです。

 今回は、ETFの取引コストを1%で計算しましたが、できうる限り安くする方法論はあろうかと思います。

 てなわけで、保有コストも確実にかかりますが、取引手数料も確実にかかるのです。(これは、証券会社の確実なる取り分)

 そして、リターンは不確実です(^^;)。(こちらは、言うまでもなく個人責任です)

 海外ETFは、やはり、外国株式の取引手数料率の低減が望まれますね。

|
follow us in feedly にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ にほんブログ村 投資ブログ 投資でセミリタイア生活へ

« SSgAが「SPDR S&P500 ETF」を東証へ重複上場、東証101本目のETFに | トップページ | 住信SBI 「100万口座達成 ありがとうキャンペーン」実施のお知らせ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: CMAMとTOKのコスト差を簡単に調べてみる:

« SSgAが「SPDR S&P500 ETF」を東証へ重複上場、東証101本目のETFに | トップページ | 住信SBI 「100万口座達成 ありがとうキャンペーン」実施のお知らせ »

 
 
Copyright © 2005 - 2024 NightWalker's Investment Blog All Rights Reserved.