半値になっても儲かる「つみたて投資」
半値になっても儲かる「つみたて投資」という本が評判になっているので読んでみました。
この本は、つみたて投資について、徹底的に追及している本です。
ものすごくたくさんの(ほんとにいっぱいです)数値検証の背景があって書かれた本で大変読みごたえがありました。
積み立て投資を実践している方(私もです(^^;))の最高の応援歌になるのではないでしょうか?
この本については、ファンドの海さんの記事が大変参考になりますのでご紹介します。 ぜひ、ご参考に。
ドルコストについては、
- 下がって上がる局面に強い一方、「上がり続ける局面」と「長期に下がり続ける局面」には弱い。(いうまでもなく、上がり続ける場合はバイ&ホールド、下がり続ける場合は、お休み(買わない)が有利です)
- リスクは低下するが、その分リターンも減る。
もろもろの結果、積み立て投資(ドルコスト)は、山崎元さん流に言うなら「損でも得でもない」ということなんですね。
私は、ドルコストについて次のように考えています。
サラリーマンの蓄財とはそういうものである。
サラリーマンは、少しずつ積み立てるしかないんです。
であれば、それを、いかに前向きに考えるかが重要だと思っています。
てなわけで、ドルコストが「損でも得でもない」のなら、本書で述べられている「ストレス抑制効果」の分だけお得!と思うことにしています(^^)
コメント
内容以前にタイトルで読む気を無くした一冊です。(笑)最近積立投資を扱った本をよく目にするようになりましたが、私が気になるのは、リスクについてどれだけ現実的に記述されているか?読者が積立投資なら必ず儲かると勘違いする内容になっていないかくらいです。
長期分散投資の知識を得るなら山崎さんの本一冊で充分だと思っているし、それ以上のコストをかけるのは本末転倒になると思っているので購入する気にはなかなかなれませんが…。
投稿: TA | 2011年1月19日 (水) 08時50分
著者です。ご覧頂きありがとうございます。また六本木でお会いしましょう!
投稿: yasuhoshi | 2011年1月20日 (木) 07時27分
皆様コメントありがとうございます。
>TA様
もちろん読む人次第というところは、当然ありますが、そのような誤解を生む本ではないと思いますよ。一度お手に取ってみては?
>yasuhoshi様
本屋さんで、しっかり買っちゃいました。力作ですね!また、お会いしましょう。
投稿: NightWalker | 2011年1月20日 (木) 23時06分
書評はその評価を疑われないように工夫すべきと考えます。著者と知り合いであれば、何らかの形で、明示しておくべきでないでしょうか。まぁ献本があったわけではないようですが、「また、お会いしましょう」では、人間関係の中でコメントしたようで記事に疑問を感じてしまいます。
とはいえ、Night Walkerさんのブログは私のお気に入りであることに変わりありませんが。
投稿: stern18 | 2011年1月21日 (金) 01時53分
stern18様
ご助言ありがとうございます。
おっしゃる通りですね。ご献本いただいた時には、書くようにはしていたのですが、失礼しました。
これからも、どうぞ、よろしく。
投稿: NightWalker | 2011年1月21日 (金) 06時40分