年金基金の資産配分について
単純な比較は出来ないが、GPIFではローリスク・ローリターン運用、CalPERSではハイリスク・ハイリターンの運用を行っていることが分かる。
と評されています。
2010年1月24日現在の基本ポートフォリオは、モーニングスターさんの調べによりますと・・・
<日本(GPIF)>
<米国(カリフォルニア州職員の退職年金基金)>
というように大きく違います。
米国の場合、株式クラスが多いこともさることながら、プライベート・エクイティやヘッジファンドが組み込まれてるのが、目を引きますね。
今回は、日米比較でしたが、各国の年金運用ポートフォリオは、結構違います。(例:こちらのFigure 3. Pension fund asset allocation for selected investment categories in selected OECD countries, 2009)ポートフォリオには正解なしです。
わが国は、皆様ご存じのように、債券が多いポートフォリオです。
債券が多い=ローリスクである(変動幅が小さめ)、ということなのですが、債券価格の下落(金利の上昇)が、最近の心配のひとつではあります。
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