1950-2010日経平均の推移
1950-2010の日経平均の推移をチェックしてみます。
<1950-2010推移>
すごいですね。
縦軸を対数にすると、この60年がどういう動きだったか、よくわかります。(クリックすると大きくなります)
約40年、戦後の高度成長が1989年で終わり、その後、20年くらい停滞しているのがわかります。
長期リターンのばらつきも見ておきますと、こんな感じ。
約30年で、min値でも、プラスリターン(年次、インフレ考慮なし)になってます。
長期リターンの平均回帰の傾向は、あるようです。
40年間、株価が上昇し続けたということ自体が、ものすごいエネルギーだったので、もう20年くらい、停滞が続いちゃうかもしれないですが、あと、20年くらいで、それが回復し、日経平均が過去最高値である38915.87円を越えるとするなら、けっこうなリターンになるとも考えられるわけで、悲観しすぎるのもいけないのかなあ、などと考えたりもします。(未来は分かりませんけどね)
新年早々、元気の出ない話ばかりでもしょうがないので(笑)、景気付けに、もしも、今が1984/1月(終値10196円)だったら、数年後どうなるか?というグラフです。
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・・・・こうなれば、面白いんですが(^^;)。
コメント
日経平均、はんぱねぇっす!(笑)
グラフにすると、一段とすごいものを感じますね。
ジェットコースターのコースを思い浮かべました。
投稿: かえで | 2011年1月 7日 (金) 08時44分
ドル換算でも見てみたいです。
投稿: 愛読者 | 2011年1月 7日 (金) 11時27分
いつも楽しく拝見しております。
>約40年、戦後の高度成長が1989年で終わり・・・
講学上高度経済成長期の終焉は1973年とされ、それからバブル崩壊までを安定成長期と呼びます。
日経平均の推移を観察すると、73年から75年まで右肩下がりで推移し、その後産業構造の転換に成功して株価も上昇傾向。そして、85年のプラザ合意に対抗(?)するために日銀が低金利政策を採用した辺りから累積的に株価が高騰し始めます。
現在米国中央銀行のおかげで市場はおカネがジャブジャブ状態。
その行き先を慮るとき自制を込めてこの日経平均の推移を顧みることにします。
投稿: 轍 | 2011年1月 7日 (金) 13時40分
皆様コメントありがとうございます。
>かえで様
すごいですよねーー。
>愛読者様
確かに見たいですね(^^)。しばしお待ちを・・。
>轍様
>現在米国中央銀行のおかげで市場はおカネがジャブジャブ状態
米国のグラフも作ってみます。
米国の未来は、いかがでしょうか。
投稿: NightWalker | 2011年1月 9日 (日) 12時23分
NightWalkerさん、こんにちは。
生きてる間に日経平均最高値更新を
見ることができるかな?
なんてことを思いました。
投稿: あつまろ | 2011年1月10日 (月) 19時35分
あつまろ様
コメントありがとうございます。
ありうることかも、と思ってます。ただ、インフレになって、今の2万円ぐらいの価値になっているかもしれません(^^;)
投稿: NightWalker | 2011年1月10日 (月) 19時41分