1928-2010 ダウ平均 の推移
前回エントリーに引き続き、今度は、ニューヨークダウ平均の長期推移を見てみます。
ダウ平均の歴史は、日経平均の比ではなく、とても長いです。
過去にも、同じテーマの記事を書いてますが、改めてご紹介する次第です。
<1928-2010>
これだけみると、日経平均のバブル崩壊みたいに見えます。米国もそろそろ長期停滞期へ突入でしょうか?
というわけで、縦軸を対数にしてみます。
<対数グラフ>
どうでしょうか?
米国は、約20年停滞、約20年上昇を繰り返してきたように見えます。
これが、資本主義のシステムを改良を重ねながら徹底してきた国が、成長してきた過程とも言えそうです。
また、これまでの傾向からすると、しばらく、停滞(あくまでも対数グラフで見たときの)が続く?
この傾向が、今後も続くかどうかは、わからないわけで、あくまでもご参考ということでよろしくお願いいたします。
コメント
対数グラフで見るとそうなるんですね。
新たな資本主義のシステムを構築できるのがアメリカなのかどうか、今後の世界経済が気になりますね。
投稿: うさみみ | 2011年1月 9日 (日) 14時25分
アメリカは、一時期、完全に、停滞・没落している国のように言われていた時期がありましたね。
アメリカ製のモノがまったく売れなくなり、流行らなくなり、アメリカ人自身が自信をなくしていた頃でしょうか。
そう思うと、10年、20年スパンで、経済の浮沈はかなりありますよねえ。
投稿: 世界のREIT | 2011年1月 9日 (日) 16時52分
皆様コメントありがとうございます。
>うさみみ様
今後の世界経済の成長がどのようになるかはわかりませんが、過去の米国の成長トレンドは、一つの参考になるのかもしれませんね。
>世界のREIT様
ベトナム戦争の頃の米国ですよね。
かなりの長期周期(サラリーマン人生ぐらいでは足りないくらいの長さ)で、いい時も悪い時もあるということを知った上で、長期投資に望まないといけないなあ、というのが、私の実感です。
悪い時も良い時も、永遠には続かないけれど、結構長く続いたりする・・・というところでしょうか。
ダウ平均の長期推移は、このことを思い出すのに、ちょうどよいデータなので、同じネタではありますが、ときどき持ち出してみてます。
レーガンさんが出てくるまでは、けっこう、意気消沈していました。
投稿: NightWalker | 2011年1月10日 (月) 00時37分