日本倒産 あなたは消費税30%に耐えられますか
日経ビジネス 2010.7.12号の特集です。
- 日本倒産 あなたは消費税30%に耐えられますか
うーーん、破綻本のようなタイトルです(^^;)。
同記事のある試算によると、名目成長率0%でプライマリーバランスをプラスマイナスゼロにするには、消費税を30%にしなければならないそうです。
名目成長率をプラスにすることが重要とのことです。
さて、この記事では、これだけ財政状況が悪い中で、国債がはけている状況についても、説明してありました。
- 家計(個人資産) ⇒ 銀行や保険 ⇒ 政府(国債等)
- 企業(内部留保などの現預金) ⇒ 銀行や保険 ⇒ 政府(国債等)
もちろん家計や企業も国債を買ってはいるのですが、その量は全体の5%たらず。
多くは、銀行や保険が買ってるんですね。
すなわち、われわれの銀行預金も、個々人の想いとは別に国債になっちゃっているわけです。
このことから、日本(政府)がピンチになるのは、次の二つのうちのどちらか、あるいは複合となるはずです。
- 銀行や保険が、国債以外の投資先(たとえば、海外進出する企業の株式なんかが有力です)に向かってしまう。
- 政府の借金 > 家計と企業の現預金 となってしまう。
すぐには、来ないと思うのですが、このとき、我々はどうすべきなのか?
これを言い当てるのは、なかなか難しいですね。
やはり、分散投資しかないような気がしています(個人的見解です)
コメント