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2010年7月28日 (水)

1969年末年に100円を投資したらどうなっていたか? 

 まとなびの コンテンツで、今月の一枚というのがあります。

 なかなか、面白いですね。私が気に入ったのは、

 なんですが、これを見ると、リバランスでは、以下のことが大事なんだな、と改めて思います。

1.リバランスは、たまにやるとよい

   このグラフでは、3年に1回が、もっともよいパフォーマンスとなっています。(微妙な差といえば微妙ですが)

2.乖離率でリバランスする時も、大きめの乖離でやった方が良い

  このグラフでは、10%がもっともよいパフォーマンスとなっています。(じゃあ、20%だったらどうなのか?というのは分かりませんが(^^;))

  かなり、ひさびさに、まとなびを覗いてみたのですが、けっこう、ためになるコンテンツだらけではありませんか!

 で、掲題の「1969年末年に100円を投資したらどうなっていたか?(こちら) 」ですが、こちらをご覧ください。

 面白いのは、長期で見ると、2008年末時点では、国内債券と外国株式と国内株式のパフォーマンスが、同じであること。

 もしも、リスクプレミアムというのが、存在するのであれば、もうちょい頑張ってほしいなあ。

 あと、外国債券は意外に?ふるっていませんね。(為替の影響?)

 結局のところ、「実際の投資は個人責任でお願いします」、ということではありますが、参考になります。

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コメント

質問ですが、どうして20年前の1990年から計算しないのですか?

投稿: | 2010年7月29日 (木) 03時05分

?様
 コメントありがとうございます。
 なぜなんでしょうねー。
 ただ、この図から、この20年の動きもわかりますね。

投稿: NightWalker | 2010年7月29日 (木) 06時06分

リバランスって、私が読んだ本とかでは割と「1年に1回」を説いているものが多かったのですが、
過去のデータを参考にする限り3年に1回の方がパフォーマンスがいいんですねえ。

日々、投資結果をにらめっこしていると、ついつい盆栽いじりのような感覚で、いじりたくなりますけど、石の上にも3年の我慢が正解なんですね(笑)。

投稿: 世界のREIT | 2010年7月29日 (木) 22時46分

>?さん (・・・でしょうか)

「質問ですが、どうして20年前の1990年から計算しないのですか?」とありますが、20年という数字には意味があるのでしょうか?そこに意味が無いのにデータ期間を短くするのはあまり望ましい話ではないと思います。

外国債券指数が1984/1985年を境に指数が切り替わっているので、この不連続性を理由に1985年からなら分かりますが・・・


1969年末が起点なのは、そこがMSCI KOKUSAIの起点だからだと思います。

投稿: 吊られた男 | 2010年7月29日 (木) 23時44分

1985年にプラザ合意があり日本の円を高くする協調介入がありました。
それから2~3年は急激に円高になったと思います。
その辺がひとまず落ち着いたのが1990年位じゃないでしょうか。
外債が1990年を境に傾きが変わっているのはそのためだと思われます。
今後、債券発行しまくりの円を「高く」するために協調介入をする可能性は無いと思われるのでそれ以前は無視するのも有りだと思います。

この辺の考え方は人それぞれだと思いますけどね。

投稿: ぷれでた | 2010年7月30日 (金) 21時08分

管理人様

リバランスの記事を興味深く読ませていただきました。

わたしは毎月積み立てる資金を利用して、総資産が毎月リバランスするようにしています(恐らく、インデックス投資家の方々の多くがそうしていると思います。)。

今回の記事を読んでふと思ったのですが、このように毎月リバランスするのではなく、むしろ、毎月積み立てる額をそれぞれの資産クラスで一定にして、総資産をリバランスるのは3年ごととしたほうがパフォーマンスが良くなるという結論になるのでしょうか。

3年ごととするというのは、ある意味、順バリだと思うのですが、どこかにわかるように資料はありませんか。もしお分かりになる方がいらっしゃったら教えてください。

投稿: 目からうろこ | 2010年7月31日 (土) 03時54分

興味深い記事です。(^^
全てのリスク資産は超長期には同じリターンになるという説があるそうです。この期間にそれが実現したのか、偶然にそのようになったのかは分かりませんが、要は・・

・どうなるか分からないから分散しておけ。
・リバランスが大事だ。

と、いう趣旨で書かれたものだと理解しております。

投稿: Tansney Gohn | 2010年7月31日 (土) 07時25分

あと、横からすみませんが、
リバランスの資料は
WatsonWyatt
http://www.watsonwyatt.com/asia-pacific/localsites/japan/research/wwreview/wwr30/3003/index.html
にあります。> 目からうろこさんへ

投稿: Tansney Gohn | 2010年7月31日 (土) 07時30分

本題とは全然関係ないですが、定期預金はたとえば郵貯の定額預金を満期まで預けていればパフォーマンスはもっと高かっただろうという気がします。

投稿: TA | 2010年7月31日 (土) 13時22分

皆様コメントありがとうございます。

>世界のREIT様
 インデックス投資って、盆栽いじり的なところがあるんですけど、刈り込みは1年に1回ぐらいにしとかないといけないんですね。

>吊られた男様
 フォローありがとうございます。
 願わくば、20年どころか200年ぐらい見てみたい気がします(^^;)。

>ぷれでた様
 ほんとは、その時々の事情や、インフレ率とか、いろんな調整えおしてみないといけないんでしょうが、恣意性が入ったりするので、結局、生データで何となく納得するしかないなあ、というのが、私の考えです。

>目からうろこ様
 統計をとったわけではないですが、内藤さんの本などを参考にして、1年に1回という方が多いのでは?と思っています。

>Tansney Gohn様
 フォローありがとうございます。
 長期のデータを見て、私が思うのは、

・ボラティリティの大きな資産クラスで、長期投資をするには、人間の人生はあまりに短い。

 ということです。

 この人生の短さを補うのが、分散投資とリバランスというわけですね。

>TA様
 たしかに、定期預金については、どの期間に預けたかによって、パフォーマンスが異なってしまうので、比較は難しいですよね。とはいえ、頑張って比較しようとした、まとなびの方に感謝です。

投稿: NightWalker | 2010年8月 1日 (日) 23時33分

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