VIX指数 2010/4
異常気象なんでしょうか、寒いですね~。
クリーニングに出しかけたコートを引っ張り出すはめになりました。
さて、異常と言えば、恐怖指数と言われる、VIX指数、最近、どうなんでしょう。
昨日、急に上昇したのが、ちょっと気になります。
多少長い期間で見るとどうでしょう(↓クリックすると大きくなります)
リーマンショック以後、次第に鎮静化しているのがわかります。
長期投資家としては、一定のルールで利益確定していくのが重要ですね。
一定のルールというのは、自分で決めなければいけませんが、いわゆるリバランスのことです。
- 年に1回程度の決まったサイクルが来た時
- 目標ポートフォリオに対する自分で決めた基準値以上の乖離があった時
といったところなんですが、これが、なかなかに難しいわけですね。
<余談>
最近、ちょっと気になっているのが、
- 金融政策の要職にいる方が、二番底懸念が薄らいだ、などと発言
- 消費税のみならず直接税を含む増税をちらつかせだした。
ということ(あえて引用はしません)。
私は、
- 危機感を失えば負ける。(危機が来ないなどと安心した途端に恐怖が襲う)
- 経済の予測は大変困難である(二番底が来るか来ないかはわからない)
- 税金を正しく使うことは、どんな優秀な人でも不可能。
と、考えております。
特に3番目。
税金の使い道は、マーケットの最適化機能に大半をまかせ、政府は、最適化機能の不備を補うことに注力するべきと思います。一長期投資家としてできることは、せいぜい、これに反する政党には、投票しないこと ぐらいですが・・・。
好きか嫌いかとか、いいとか悪いとかの問題ではなく、世界はグローバル資本主義でできているのです。
これを信じているから、私は、株式の世界分散投資をしているわけです。
コメント
小刻みに売っていた日本株ETFはほぼ売り切り、現在の積立は気休め程度のeMAXISの海外株式のみです。
そして、やはり購入の中心は日本株の個別銘柄で
・業績が安定していてかつ内容を理解できる。
・割安、高配当、そして長期に渡って応援したい。
と言う銘柄中心に物色しています。
結果的に業種や(国内外含め)対象市場も適度に分散され、そこそこ分散効果が出ている上、配当や優待も安定して受け取れる状態ができつつあります。納得して買った銘柄ばかりなので少々の株価の動きは気にならず、下がったら買い増せばいいとのんきに構える精神的余裕も出てきました。
これも一つの長期分散投資かなと最近は思うようになりました。
投稿: TA | 2010年4月17日 (土) 11時45分
> 昨日、急に上昇したのが、ちょっと気になります。
ゴールドマンを詐欺罪で訴追
http://money.jp.msn.com/newsarticle.aspx?ac=JAPAN-148790&cc=03&nt=00
これによる一時的なショックで上がったみたいです。
まあ、リーマンショックに比べれば何も感じません。
すっかり不感症な、今日この頃・・・
投稿: konan | 2010年4月19日 (月) 23時26分
皆様コメントありがとうございます。
>TA様
業種がバラけていると、株式の個別投資で十分、分散効果が得られますね。
> konan様
私も何も感じません・・・・というか、むしろ良いことではないかと・・・(^^;)。エントリーも起こしてみました。
投稿: NightWalker | 2010年4月21日 (水) 00時06分