コストの低減の必要性
昨日の続きです。長期投資において、重要なのはリスクの低減ともうひとつ。
コストは、リターンを蝕みます。
というお話があります。
(今回は、投資を始めたばかりです、という人のご参考になるかと思って、あえて基本的なことを書きます)
コストには、売買時に発生するコストと保有コストがありますが、長期投資においては言うまでもなく、保有コストの影響が大きいです。
インデックスファンドが、なぜよいかということを突き詰めていくと、
- アクティブファンドよりも保有コストが少ないものが多い
ということにつきるのかなあ。
ちなみに、もっとも保有コストの低いものは、
現物株式や債券(=保有コストゼロ)
ですが、これらは、個人では、分散投資が大変という問題があります。特に外国への投資の場合、もろもろの手間暇を考えると、ファンドが楽なんですね。
というわけで、コストの低いファンドを選ばざるを得ないわけです。というか、最近になってようやく海外へのローコスト投資の道が開けてきた、というべきか。10年前に比べると国内の投資事情は大きく改善されており、ネット証券さんの功績は大きいです。
保有コストの成分は、
- 信託報酬
- 隠れたコスト(運用にかかる実費やトラッキングエラーなど)
- 分配金にかかる税金
などでしょうか。
これからインデックス投資を始められる方は、運用報告書をコストの観点で、一度でよいので、眼を皿のようにして読んでみることをオススメします。
それでは!
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