お金が貯まる生き方
久しぶりにマネーリテラシー関連の本を買ってみました。
といっても、いわゆる書籍ではなく、ムック本(かな?)。
先週、キオスクで衝動買いしました。週末読んだのですが・・・
なかなか、面白いです。
実は貯蓄する方法は、「収入を増やす」「支出を減らす」「資産の運用率を上げる」の三つしかない
というわけなんですが、この本は、
ここの時代だから「支出を減らす」がメインとなる
と、最初のほうで書いています。
若干、投資信託や401Kの話も出ているものの、運用以外がメインのさまざまなマネーTIP 集でした。
当ブログは、資産運用をテーマにしているので、あまり、取り上げないのですが、支出を減らすことは、低リスクで利益(結果としての投資効率)を増やす最良の方法と言えます。(もちろん、お金を使わないことによる損失というのも考えなければいけないのですが・・・)
基本に帰って、家庭の固定費削減を検討しようかなあ。
以前もやったんですけど、知らぬ間に余計な支出が増えているのが、世の常でして・・・(^^;)
コメント
不況らしく節約と貯蓄を良しとする風潮が強いですが、個人が貯蓄高を増やすと社会全体の貯蓄が減る「貯蓄のパラドックス(節約のパラドックス)」を理解した上で行動してるのかが非常に心配な所です。
http://bekkenonsen.com/shinmaishakaijin/k4.html
節約上手な日本人ですが日本の不況の原因の大半はコレなのに。
要は自分にとってメリットのある支出の優先度を把握し資本循環の起こりやすい形で支出していく事が大事です。具体的には・・・
①自分が納得できる生活水準を維持する為の支出において、極力国産品でまかなう。輸入品だと国家間の貿易収支不均衡が語る通り、自分に資本循環されにくい。
②自己投資と人間関係構築の為の支出はあまりケチらない。失業リスクに対するヘッジとして重要な出費。
③時間や健康や安全に置き換えられる支出はそれなりに意味がある。この3点を大幅に犠牲にした節約は結果として別の弊害を生みやすい。
④毎月の資産運用積立額が妥当かどうかエクセルの財務関数などでマネーライフプランと積立シミュレートを正確に把握する。少なすぎると将来の年金ギャップの不安要素が高いし、過剰な貯蓄は前述した貯蓄のパラドックスを必要以上に生みやすい。年金ギャップが解消できる程度のペースを維持していればいい。
⑤趣味や娯楽の支出は節約の対象といえるが、月5000円や1万円ぐらいは好きな事に使ってもいいと思う。④が正確に把握できてればいくら使えるかも決めやすい。
投稿: sagehoudai | 2009年11月17日 (火) 11時22分
個人的にはこういう不況期こそお金を使うべき、逆に言うとお金を使うならこういう時期、って思います。
いろんな高級サービスが好況時の半額とかで受けられますし、旅行でもグルメでも、贅沢するならまさに今。
株や不動産を買うのもまさに今。
今の時期に「節約」を強調している本やコラムを読むと、どうもずれてる気がしてなりません。
「支出を減らすことは低リスクで利益を増やす最良の方法」というのは全くその通りですが、それは好況時に言うべきことではないのか、と。
節約するなら好況時。
不況時はそれを使うとき、って思います。
もっとも、この主張は好況時にはちゃんと節約して貯金してた、というのが大前提ですけどね。
生活資金とは別に確保した余剰資金がないと投資も贅沢もできませんから。。。
投稿: くま | 2009年11月18日 (水) 12時00分
くま様
コメントありがとうございます。
>節約するなら好況時
おっしゃる通りです。
投稿: NightWalker | 2009年11月19日 (木) 23時41分