新窓販国債
たとえば、新窓販国債10年(8月債)の発行条件は・・・
名称及び記号 | 利付国庫債券(10年)(第301回) |
募集期間 | 平成21年8月7日 ~ 8月26日 |
表面利率 | 年1.5%(税引後 年1.20%) |
応募者利回り | 年1.405%(税引後 年1.108%) |
募集の価格 | 額面金額100円につき100円81銭 |
申込み単位 | 額面金額で最低5万円から5万円単位 |
ソニーバンクの金利をチェックしてみたところ、8/10現在、税引き前で、年1.374% でした。
さて、新窓販国債ですが、ネット証券で買えるところは案外少ないです。大手証券でも不思議と野村さんとか扱ってなかったりします。
そんな中で、SBI証券さんは、取り扱っています。さりげないところで頑張っていたりしますね~。
長期の利付国債には、以下の課題があります。
- 現在は、金利上昇リスクが高い(値下がりリスクが高い)ように見える
- 利子をもらうと税金を支払わなければならない
一つ目の課題は、ラダー型とかダンベル型というような運用手法(ここがわかりやすかったです)で リスク軽減できそうですが、問題は2番目。
個人向けゼロクーポン債(割引債)が窓販で出ないですかねー。
よっぽど国債が売れなかったら、財務省が踏み切るかもしれません。
コメント
私は再投資が効率よく行われるかと言う観点から投信などの複利運用をあまり信用していません。
なので税金のロスがあっても自分で再投資を行いたいと考えています。
新窓販国債も検討したことはありますが、中途半端に思えて購入にはいたっていません。
今なら新生銀行のパワーステップアップ預金、もしくは短期と割り切って住信SBIの1年もの定期にします。
日本新興銀行の個人定期預金も金利面では有利ですが手続きの手間から躊躇しています。日本新興銀行がネット申込可能になればよいのですが…。
投稿: TA | 2009年8月11日 (火) 08時47分
>個人向けゼロクーポン債(割引債)が窓販で出ないですかねー。
これは米国債の件で、宣伝が効いたのかな(汗)。脳裏に焼付いた”刷り込み”効果。ところで、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E5%82%B5
昔は個人でも窓販で買えたみたいですよ。通称、”割国(わりこく)”と呼ばれていました。死んだお袋が持ってましたから、山一証券に(爆)。倒産に巻き込まれて戻ってこないんじゃないかと真っ青になったようですが・・・。預けていた山一は倒産、逆に割国は無事。しかも、爆上げして戻ってきたという”オチ”まで付いてます(汗)。米国・ゼロクーポン債バブル警報発令事件と同じ構図です。企業倒産で信用不安が高まれば、国債、中でも長期ゼロクーポン債は逆に、株から信用度の高い国債に資金流入してバブル的に騰がりますから。
投稿: Werder Bremen | 2009年8月11日 (火) 20時51分
皆さまコメントありがとうございます。
>TA様
>中途半端
もう一声というところでしょうか。
>Werder Bremen 様
何で売るのやめちゃったんですかねー、割引国債。
投稿: NightWalker | 2009年8月13日 (木) 09時55分