完全失業者数 2009/6
リーマンショック以後、最も問題となっているもののひとつが、完全失業者率です。
雇用情勢の厳しさが増している。総務省が31日発表した6月の完全失業率(季節調整値)は5.4%と前月から0.2ポイント上昇し、直近で2003年4月に記録した過去最悪の5.5%に迫った。
統計局のホームページ(こちら)で、2009年6月末までの状況が更新されていましたので、それをもとに完全失業者数の方をグラフ化しました。
縦軸の単位は、「万人」です。
リーマンショック以降増える一方。
私が、今回の総選挙で、争点としてほしいのは、ここです。
- 現政権は、リーマンショック後、何をしたのか?今後どうするのか?
- 対する野党の政策は、失業者数を減らすことができるのか?逆に増えたりしないか?
技術力の低下も気になります。
海外へこの種の労働力が流出しているとしたら、一大事のような気がします。
もし、現在起きている100年に1度なる危機にコンドラチェフの波(要因として技術革新が考えられている)が絡んでいるとすると、これからは、技術革新力が、復活のカギとなるわけですから。
最後に、長期の完全失業者数の推移をおまけに。
コメント
下記の長期完全失業者数の推移を見ると政治の動きが分かりますね。面白いです。
投稿: N.Y | 2009年8月 1日 (土) 14時28分
N.Y 様
コメントありがとうございます。
基本は、民間の努力にあるんでしょうけど、雇用における政治の役割は重要かもしれませんね。
投稿: NightWalker | 2009年8月 2日 (日) 08時44分