さわかみファンド10年目の決算
最近は批判も多いようですが、なんだかんだ言っても、独立投信、先駆者としてのさわかみ投信の功績は大きいです。
この10年の歩みです。
最近でこそ、インデックス化したと揶揄されますが、初期のさわかみファンドは、キャッシュポジションが高く、ITバブル崩壊を免れることに成功しました。
このおかげで、10年の成績も、日経平均をオーバーパフォーム。
さて、過去は過去。今後の10年が、重要です。
最近は、ブリヂストンがトップ銘柄だったり、長期保有のお約束はどこへやら、300あった保有銘柄を200に減らしちゃったりと、運用に変化が見られます。
今後の10年の運用がどうなるのか・・・・うーん、わかりません(^^;)。
私が、さわかみファンドを最初に購入したのが、2001年の4月。
ここ数年は、積み立てをやめて、ホールドオンリーです。
さて、突然ですが、10年を記念して、最後に「さわかみファンドへの3つのお願い」を虚空に唱えて終わりにしたいと思います。
- ネット取引に対応してほしい。
- ファンド資産の増大に伴って、信託報酬を下げてほしい。
- ヴィレッジは考え直してほしい。
それでは!
コメント
おはようございます。
私もさわかみファンドを2001年にスポット買いしてホールドしています。当時は画期的なファンドだと思っていました。ただ、最近の動向を考えると少し初心からずれてきたように思います。
投稿: モーム | 2009年8月27日 (木) 09時25分
さわかみファンドはボラが激しいですな~
完全に高値づかみになりました・・
急激に口数が増えたのが2005年あたりからだったから、逆に損した(日経に対して)人が多いんじゃないでしょうか?
ちなみに私は、R証券のセミナーで引っかかりました^^;
投稿: 預金王 | 2009年8月27日 (木) 12時40分
こんばんは、いつも勉強させていただいております。
このグラフを拝見すると、ご指摘のとおりアウトパフォームの大きな原因は、ITバブルの時、キャッシュポジションを取っていたということが大きく、その後はボラティリティの大きなインデックスという感じですね。
200-300も銘柄を入れれば、どうしてもインデックス的にならざるを得ないでしょう。資金量が多くなっているでしょうし、現在の保有銘柄の多さを考えると、今後の帰趨も、マクロの流れを見ながらキャッシュポジションの比率をどうして行くかということがポイントになりそうですね。
マーケットタイミングを量るのは敗者のゲームだとか言いますが・・・さて。
投稿: おじさん | 2009年8月27日 (木) 21時56分
追加ですみません。2000-2003にかけて、落ち込まなかったのは、キャッシュポジションを取っていた以上に、新規契約が多く入りその度に自動的に安値の株を拾ってゆくことになったから、という面が大きいのでは?
とすれば、主に偶然の産物かもしれません。
投稿: おじさん | 2009年8月27日 (木) 22時02分
皆さまコメントありがとうございます。
さわかみファンドから私が学んだことです。
長期に同じように運用できるファンドは存在し得ない、ということです。
運用が、唯一絶対にぶれないファンド。
それが、インデックスファンドなんです。
さわかみさんには、いい勉強させていただきました。
投稿: NightWalker | 2009年8月27日 (木) 23時20分