ご紹介:ファンドの海さんの連載まとめ と ボラティリティの子鬼について
ファンドの海さんの結論は、ぜひ記事を読んでいただくととしまして、私の結論
- 長期運用において国内債券クラスはとても重要である。
そして、予備資金を含め、財産をよくチェックしていくと、
- 長期運用している国内債券クラスは、意外と多い
ということに気がついたというのが、私です。(もちろん、そうではないという方も多いと思います。)
さて、ファンドの海さんのご指摘のようなことが、バイ・アンド・ホールド時代の終焉 (原題:UNEXPECTED RETURN)という本のP60に書かれています。
ボラティリティが複利リターン(平均リターンではない)を大きく低下させる
ボラティリティとは変動幅のことであり、リスクと言い換えていいと思います。
本書については、以前、エントリーを書き、この時は、「ボラティリティの子鬼」の意味がよくわからなかったのですが、ファンドの海さんの一連の連載記事で、おぼろげながら、意味することがわかってきました。
ファンドの海さん、どうもありがとうございます!
<だいぶ以前(2006年)に書いたエントリー>
リバランスやドルコストは、ボラティリティによる複利リターンの低下をふせぐのに有効じゃないのかな~、というのが、その時の結論でしたが、今あらためて、正しいのではないかと思っている次第です。
(これは、論理的な裏付けには弱い私の感覚です。実際のご投資は、ご自身の責任とご判断でお願い申しあげます。)
コメント
これはすごい力作ですね。計算に弱いのであまり理解できていないのですが、たしかリターンをリスクで割るとシャープレシオだったと思いますが、イーノさんのチャートでは単なる割り算ではなくてリスクとリターンの範囲が示されているところがすごいです。
効率的フロンティアの線上はだいたいこのチャートで示された範囲に入りますね。
投稿: Tansney Gohn | 2009年8月10日 (月) 21時15分
Tansney Gohn様
コメントありがとうございます。
分布を図にしてくださったので、リスクの悪影響がよくわかります。
投稿: NightWalker | 2009年8月11日 (火) 03時35分