バンガードのファンドをひさびさにチェック 2009/7
あこがれの海の向こうのバンガードの投資信託を、かなりひさびさにチェックしてみました。(ここです)
以下の条件でスクリーニング。
- 10年以上運用しており、新規受け付け中止になっていないファンド
- 設定来パフォーマンス順にソーティング
- 2009/7末のデータ
# | Name | Ticker | 10 Year | 設定来 | 設定年 | Expense Ratio |
1 | Health Care | VGHCX | 8.33% | 16.65% | 1984 | 0.33% |
2 | Energy | VGENX | 14.18% | 12.92% | 1984 | 0.32% |
3 | Windsor | VWNDX | 1.91% | 11.03% | 1958 | 0.37% |
4 | International Growth | VWIGX | 3.19% | 11.00% | 1981 | 0.54% |
5 | 500 Index | VFINX | -1.26% | 10.19% | 1976 | 0.18% |
6 | Wellesley Income | VWINX | 5.94% | 10.07% | 1970 | 0.33% |
7 | Windsor II | VWNFX | 1.52% | 10.04% | 1985 | 0.39% |
8 | Small-Cap Index | NAESX | 4.20% | 9.98% | 1960 | 0.28% |
9 | International Value | VTRIX | 3.93% | 9.79% | 1983 | 0.47% |
10 | U.S. Growth | VWUSX | -6.41% | 9.72% | 1959 | 0.50% |
11 | Morgan Growth | VMRGX | -0.45% | 9.53% | 1968 | 0.46% |
12 | STAR | VGSTX | 4.28% | 9.44% | 1985 | 0.32% |
13 | International Explorer | VINEX | 7.05% | 9.40% | 1996 | 0.42% |
14 | Extended Market Index | VEXMX | 2.56% | 9.36% | 1987 | 0.30% |
15 | Equity Income | VEIPX | 1.73% | 8.72% | 1988 | 0.37% |
16 | Growth and Income | VQNPX | -1.38% | 8.60% | 1986 | 0.37% |
17 | High-Yield Corporate | VWEHX | 4.26% | 8.52% | 1978 | 0.32% |
18 | Long-Term Investment-Grade | VWESX | 6.81% | 8.51% | 1973 | 0.28% |
19 | GNMA | VFIIX | 6.24% | 8.40% | 1980 | 0.23% |
20 | Asset Allocation | VAAPX | 0.78% | 8.38% | 1988 | 0.39% |
21 | Explorer | VEXPX | 4.37% | 8.24% | 1967 | 0.51% |
22 | Long-Term Treasury | VUSTX | 7.43% | 8.11% | 1986 | 0.25% |
23 | Wellington | VWELX | 5.04% | 8.06% | 1929 | 0.35% |
エクスペンスレシオもパフォーマンスもすごいのが、並んでいますね。古いファンドも多く、米国の歴史を感じます。うらやましいなー。
さて、ここで、気がついたのは(というか気がついたので上記の表になったんですが^^;)、
ここ10年のパフォーマンスと設定来のそれとの間には、結構、乖離がある
ということです。
やはり、
10年ぐらいで(理想の)長期投資というのは甘い
ということなのかな(あたりまえですけれど)
私の好きな、Wellesley Income ファンドも頑張っております。
コメント
こんにちは、いつも勉強させていただいております。
21世紀に入ったころからのアメリカの経済成長は無理を重ねているところがありますね。第一次大戦からこちらのアメリカの経済成長の順調さのほうが、歴史的に見て例外的という感じもします。世界史的に一国の経済というのは、そんなに長期的に発展し続けるはずがないのではないでしょうか。
これからの世界経済は、新興国の発展と新興国からの投資にかかっているような気がしますが、これはボラティリティの大きな状況を作るのではないでしょうか。
さて、どうなって行くやら・・・。
投稿: おじさん | 2009年8月 3日 (月) 10時21分
おじさん様
コメントありがとうございます。
>21世紀に入ったころからのアメリカの経済成長は無理を重ねている
そういうところはあるかもしれませんね。
投稿: NightWalker | 2009年8月 4日 (火) 01時28分
いつも興味深く拝見させていただいております。
バンガードのファンドの購入を1つ考えております。
まだ投資を始めて経験が浅いのですが、長期で投資信託という方向で運用は進めていきたいと考えております。
基本この会社のファンドというのは分配金再投資の複利ベースで増えていくものなのでしょうか?
Wellesleyは年4回の分配がありますが、これも再投資型のファンドになるのでしょうか?
私は1929年設定のWellingtonに興味を持っております。その歴史と安定したリターンに魅力を感じております。Wellesleyの$3000のイニシャルコストに比べ、$10000~というところで敷居の高さを少々感じますが・・・
自分でも調べていこうと思いますが、分配金再投資の複利運用のファンドであるというのはどこでわかるものなのでしょうか?
投稿: Nyorik | 2009年8月28日 (金) 07時36分
Nyorik 様
コメントありがとうございます。
自動再投資はされないはずです。
私自身は、マネックス証券でウェルズリーインカムファンドを保有していますが、四半期ごとに配当があり、年に1回配当金を自分で再投資するという行動を繰り返しております。
過去の分配状況は、バンガードの各ファンドのDistributionsタブを見ていただければ、わかるはずです。
https://personal.vanguard.com/us/funds/snapshot?FundId=0040&FundIntExt=INT
配当金の自動再投資は、やってくれる証券(もちろん米国の)があったような気もしますが、何分海外のことで、私もよくわかってません。お力になれなくてすみません。
投稿: NightWalker | 2009年8月29日 (土) 11時27分
>nightwalker様
ご回答ありがとうございます。
ご自分で再投資するのですね。
基本的にバンガードのファンドは皆
複利ベースで増えていきますよね?
海外にも証券口座を持っているのでそこを通じて
Wellington、Long-term Treasuryあたりを
購入してみようと思います。
本当にいい商品がたくさんがあり
日本よりもExpenseが割安なので
正直迷いますが・・・
ありがとうございました。
投稿: Nyorik | 2009年8月30日 (日) 00時04分