2009/7末のポートフォリオ
2009/7末のポートフォリオです。
リスク資産が、少しずつ増えてます。
ご参考に今月のSTAMパフォーマンスです。
名称 | 騰落率 |
TOPIX | 2.3% |
国内債券 | -0.1% |
グローバル株式 | 6.9% |
グローバル債券 | -0.1% |
新興国株式 | 8.3% |
新興国債券 | 4.0% |
J-REIT | 1.9% |
グローバルREIT | 8.8% |
<余談>
日本は、日本人自身が、日本のリスク資産に自己投資するようにならないとダメなのかな、と、最近の私は思っています。(たとえ企業間の持ち合いでも、投資しないよりましです)
そのための最大の問題が、株式(≒資本主義) = 悪 というような考え方です。
昨今の政策論争を見る限り、日本人には、社会主義的指向が根強く残っていると思われ、上記のような考えの払拭には、時間がかかるような気がします。
以上は、私が勝手に思っているだけですので、実際のご投資は、ご自身の責任とご判断でお願いいたします。
コメント
《 株式(≒資本主義) = 悪 》
経済は資本主義、社会保障は社会主義、という住み分けは出来ないんですかね?
いつもの数字比較、とても興味深く読ませて貰ってます。
投稿: N.Y | 2009年8月 2日 (日) 09時35分
N.Y 様
コメントありがとうございます。
>経済は資本主義、社会保障は社会主義、という住み分け
重要な視点だと思います。
社会保障の改善は常に必要で、そのための原資は経済成長から来るというような、考え方ですね。
投稿: NightWalker | 2009年8月 2日 (日) 09時44分
日本人の投資が少ない理由ですが、別の仮説もあるようですね。
http://www.shinoby.net/2009/08/post-1831.html
> 日本の個人金融資産の半分以上は現預金に滞留していることがわかります。一方の米国では、現預金から株式や投信へのシフトが進んでいますが、これは別にアメリカ人の金融リテラシーが高いからという訳でないと思います。
>
> 日米の違いは、成功体験の有無、にあるのではないかと考えています。
>
> 401kの導入時期とアメリカの株価の上昇タイミングが一致したことによって、個人の多くが株式投資によって恩恵を受けた、それが投資に対する興味や関心を高め、このような資産の構成になったのではないでしょうか?
>
上記の仮説は「梅屋敷の会」で感じたことのようですが。
私自身この仮説が正しいか否かはわかりませんが、仮に正しいとすれば日本人が日本のリスク資産に投資するようになるのはきわめて困難かなと思います。
日本の株式市場は長年低迷して成功体験はないですし、これから成功体験が望めるかというと微妙なところなので。
日本一カ国だけでなく、世界全体に投資すればよいのでしょうが、世界中に投資するという発想は、株式投資未経験者にはなかなか思いつかないでしょうし(その為に投資教育が重要かなと思います)。
もっとも世界中に投資するという思いに至った場合、日本への投資比率はそれほど高くないと思われる為、下記の命題は満たせなくなるかも。
> 日本は、日本人自身が、日本のリスク資産に自己投資するようにならないとダメなのかな、と、最近の私は思っています。(
個人的には投資家の人種・国家はどうでも良いのですが、世界中の人が投資してもらえるような国になると良いと思います。
投稿: | 2009年8月 2日 (日) 11時01分
?様
コメントありがとうございます。
成功体験というか、何が何でも成功したいという意欲のような気もします(^^;)。
>世界中の人が投資してもらえるような国になると良い
その通りですね。そういう意味では、仕事を頑張らないといけません・・・・・・・がんばります(^^;)。
ちなみに
1)世界中の人の方がたくさん買ってくれる場合
⇒外国株式との相関が高まる可能性が高く、時価総額型投資がよさそう
2)日本人の方がたくさん買ってくれる場合
⇒外国株式との相関が低くなることが期待され、分散効果がありそう。
という仮説もあります。
こういうことを考え出すと、なんだかわからなくなってきます。
投稿: NightWalker | 2009年8月 2日 (日) 12時43分
>個人金融資産の半分以上は現預金に滞留している
そういうわたしの資産も半分以上は現預金です。
みなさんはどれくらいの比率なのでしょうか。
それとも比率など決まっていなくて,いくらとか
いうように金額で決めているのでしょうか。
投稿: BOSS | 2009年8月 2日 (日) 19時16分
BOSS様
コメントありがとうございます。
>比率など決まっていない
比率も金額も決まっていないと思います。人によって大きく異なるはずです。
投稿: NightWalker | 2009年8月 2日 (日) 20時37分
私は基本的にリスク資産は持ちたくないので大半は預貯金です。(そのかわり?金利にはこだわります(笑))
投資に回すのはあくまでも余裕資金で、投資した時点でなかったものとして考えています。
日本で投資が広まらないのは国民性も大きいかなと思っています。安全性重視で投資よりも貯金、銀行すら信用できなくてタンス預金みたいな…。
投資によって利益を得る側からすればもったいないのかもしれませんが、私はそういう考え方もありだと思っています。
まあ実際たとえば某ファンドなんかは銀行預金が自分の懐…じゃなくてファンドに流入して欲しくてそんな文章を書いているのを見かけますが。
ただ、投資の知識は必要かもしれませんね。ありえないような稚拙な投資詐欺の記事などを見るとそう思います。身近な話だと○○で○○円儲けるみたいな詐欺まがい(笑)の投資本は買ってはいけないとか。
投稿: TA | 2009年8月 4日 (火) 08時58分
TA様
コメントありがとうございます。
>投資に回すのはあくまでも余裕資金
これは基本ですね!
投稿: NightWalker | 2009年8月 4日 (火) 23時56分