個人に債券投資は難しい
個人投資家としては、
- 内外の株式に直接ないしは手数料の安いインデックス・ファンド
- 後は、個人向け国債あるいはMRF(マネー・リザーブ・ファンド)
で十分.。
内外の債券に直接投資したり、債券に投資する投資信託などを買ったりする必要性は乏しい。
とのことです。
国内債券に投資するファンドの信託報酬が、思いっきり低ければ(たとえば、0.1%ぐらい)、いいんですけどねー
債券は、重要だと思います。
私が理想とする長期投資 のひとつが、 ウェルズリー・インカム・ファンドである、ということは、よく書いてきました。
債券60%ぐらい、株式40%ぐらい、という保守的な運用にもかかわらず、長い間、株式に比べても遜色のないパフォーマンスで、ずっと成長し続けてきたわけです。
これには、理由がある。
というのが、私の考え、というか、感じ方です。
その理由を私のオツムでは、説明できないのですが、ファンドの海さんの下記記事に、その答えの一端がある様な気がします。
ファンドの海さんのここまでの説明をまとめると、
- ボラティリティ(リスク)が一定の値以上高い資産への投資は、たとえ長期であっても儲からない確率が高い。
ということになります。
さて、もうひとつ、ウェルズリー・インカム・ファンドの強さの秘密に、株式クラスは高配当な銘柄に投資をしている、ということがあるのでは?と思っています。
こちらも、その理由を私のオツムでは、説明できないのですが・・・・(^^;)。
コメント
小口投資が数億円以下とは…私なんかは超小口とでも言ったところでしょうか…。山崎氏のリスクを取らない資産の選択肢にネット定期が出てこない理由がよくわかりました。
投稿: TA | 2009年7月13日 (月) 02時01分
私も債券は必要だと思います。田村さんのしぶとい分散投資術のP31,P47を見て再度納得しているところです。
STAMグローバル債券の運用報告書のP17にはマザーファンドの2000年からの基準価額が載っています。これは円ベースですので為替レート考慮済みだと思いますが、これを見て悪く思う人はいないでしょう。
Webではこちら (P19)
http://www.sumishinam.co.jp/new_report/140836_R.pdf
STAMシリーズだけでなく最近は海外の債券ETFを買える環境も整いつつあります。
ナマ債券についてあまり知らないのですが、例えば米国債のゼロクーポンならサブプライムが混ぜ込んである心配はないでしょう。
勿論、株だけというのもありでしょうが、それはエンジンに例えるならちょうど単気筒エンジンのようなもので下死点をフライホイル効果だけで乗り切るような感じでしょうか。回転が滑らかじゃないと思います。馬力は同じかも知れませんが(汗)。
投稿: Tansney Gohn | 2009年7月13日 (月) 14時11分
皆さまコメントありがとうございます。
>TA様
>せいぜい数億円
これは、山崎さん流のシニカルな表現ですね~。
>Tansney Gohn様
安い日本債券投資信託が出ないものか、期待しています。
投稿: NightWalker | 2009年7月14日 (火) 06時31分
私は山崎氏の素直な認識かなと思っています。そう考えると山崎氏の著書に私が感じる微かな違和感も納得できるので。
ついでに、私は債権投資には余り興味を抱かないのですが、日本債権ならリスクがあり手数料も掛かる投信よりも、国債や超小口なら(笑)ネット定期でいいかなと思ってしまいます。
投稿: TA | 2009年7月14日 (火) 09時02分