退職後の個人のお金の運用の要点 その2
- 基本は普通の運用と同じ。退職後だからといって特別な方法はない
- 追加的な稼ぎに制約があることが唯一の特徴
- 退職金が振り込まれた銀行では資産運用しない!
- インカム・ゲインにこだわらない
- 長期国債よりも1%以上利回りの高いものは理由を考える
- ゼロサム・ゲーム的なリスクに投資しない
- 保険(特に医療保険)をなるべく使わない
- リスクを取りたくないお金はMRFか個人向け国債に
- リスクを取る運用は内外のインデックス・ファンドに4対6で投資
- 個別株への投資は分散投資が基本
<番外>財政破綻よりもインフレよりも恐ろしいのは目の前のセールスマン!
山崎流、(一般人向け)投資の極意、という感じにまとまりまってます。
箇条書きだと、すっきりしますよね。個人的に大好きです。
さて、 私が、最近、一番大事だなーと思っているのは、記事中では、積極的には書かれていませんでしたが、
リスクを取る資産と取らない資産の比率
です。
最も難しいテーマであり、FPさんさんの最大の仕事だと思います。ただし・・・
FPさんやファイナンシャルアドバイザーさんが、番外に書かれたセールスマンと化している場合
も、ないとはいえませんので、ご注意ください。
プロ(と称する方々)に、商品を紹介された場合は、一考すべきと思います。(といいつつ、山崎さんの記事でも、インデックス商品がいくつか紹介されていましたが、当ブログ的には、問題のない商品です。ただし、実際のご投資は、くれぐれも、ご自身の責任とご判断でお願いいたします。)
コメント
年金をもらう時期になりますと、定期的に定額をポートフォリオから取り崩すことになると思います。言葉をかえていいますとドルコスト平均法で取り崩していることになります。
ドルコスト平均法で積み立てる場合は、値下がりしているときに沢山買えるのがメリットですが、取り崩しの場合はこのメリットが逆に働くのではないでしょうか。(検証していません(汗))。
もしそうだとすると、取り崩し時期になったときはポートフォリオのボラティリティーを小さくするというのも入れておいた方がよいかも知れません。あと、メンタル面でもあまり上下しない方がよいと思います。積み立て中の暴落に耐えられない人は取り崩し時期ではもっとプレッシャーを感じるはずです。
投稿: Tansney Gohn | 2009年7月18日 (土) 17時01分
>Tansney Gohn 様
コメントありがとうございます。
>取り崩し時期になったときはポートフォリオのボラティリティーを小さくする
これは必須ですね。
投稿: NightWalker | 2009年7月19日 (日) 10時24分