公的年金運用の力は崩れたのか?
ゆうきさんのエントリーです。
年金の運用は、こちらに開示(参考資料2)されてますので、四半期ごとの収益率等の推移(市場運用分)を図にまとめてみました。
収益率等の推移(市場運用分)です。
こちらには、、2008年度について、10~12月分のところまでしか公表されていませんでしたので、下のグラフは、12月までの分しか入っていません。
たしかに、この2年間は大きくマイナスですが、トータルでは、プラス。
2008年度は、もう少し悪い値のはずです。(読売新聞の記事の発表値がネット上で見つかりませんでした。もし知っている方がいらっしゃったら、教えていただけるとうれしいです)
仮に、2008年度が、マイナス15%だったとしても、H13年度からの累計では、マイナスにならない勘定でした。
- 公的年金運用の力は崩れてはいない。なぜ、債券7割の運用で、ここまで頑張れてきたのか、むしろ、勉強したいくらい。
- それとは別の次元で、少子高齢化に対応した社会制度改革、経済成長のための国策は必要。(年金制度だけではなく)
というのが、個人的な感じ方です。いろいろなお考えがあるのは当然だと思います。
コメント
公的年金運用はすばらしいですよ^^
ただ、コストも安いので(アクティブは特に)なかなかこのリターンを上回ることができないです・・
逆に海外の年金基金は悲惨そのものですね^^;
実際にはかなりリスクヘッジをかけていると思いますが、日本の年金が保守的だといっていた人の意見を再度伺いたいものですね(笑)
投稿: 預金王 | 2009年6月28日 (日) 15時28分
非常に堅実でいい運用をしているんですが・・・
批判している方は、都合のいい所だけを引っ張り出して
いますね。もう少し資産運用について勉強してから批判した方がいいと思うのですが
・・・・かなり辛口コメントに(汗
投稿: ポッキー | 2009年6月28日 (日) 18時31分
日本の年金はコスト高という人もいます
↓「サブプライム問題とは何か」著者のブログ記事
http://blog.livedoor.jp/okane_koneta/archives/51249296.html
年金にはみな思うところあるようで記事に対するコメントも活発です
投稿: hino | 2009年6月28日 (日) 20時04分
みなさまコメントありがとうございます。
>預金王様
>日本の年金が保守的
今後の回復局面(回復してー^^;)で同じようなことをおっしゃる方が、いるかもしれませんね~。
>ポッキー様
>非常に堅実で
そうなんですよね。だからこそ、この程度で済んだということを訴えてほしいですよね。
年金運用の大前提に、日本を含む世界の経済成長があり、そのために日本が何をするべきなのかということが最も重要であると思っています。
>hino様
>年金にはみな思うところあるようで
おっしゃるとおりですね。
なかなか制度改革(運用方法の変更ではなく)が進まないのは、そういった側面があるのかもしれません。
投稿: NightWalker | 2009年6月29日 (月) 04時11分
NightWakerさんの言われるとおり世界経済が発展する
にはどうしたらいいかを議論する方が益になります。
私個人としてはフリードマン氏が主張する「コード・グリーン」に期待しています。
日本は環境技術には一日の長があるので其処を官民
上げて世界を引っ張っていてほしいと
思っているのですが・・・・
それが年金運用の改善にもつながっていくと思います。
※
年金基金の4~6月度は堅調だったみたいです。
http://jp.reuters.com/article/fundsNews/idJPnTK030987820090703
何度もしつこいのですが批判されている方は
こういうニュースも扱ってほしいものですね
投稿: ポッキー | 2009年7月 5日 (日) 00時08分
ポッキー様
コメントありがとうございます。
>年金基金の4~6月度は堅調
胸のすくようなニュースですね!(^o^)
投稿: NightWalker | 2009年7月 5日 (日) 11時25分