初めての投資信託 目論見書を読みこなす
6/21付 日経新聞 投資入門面です
- 初めての投資信託 目論見書を読みこなす
目論見書が役に立つものだというのはよく理解できました。でもこの分量は何とかならないものかな。
いや、まったくです。
同記事では、目論見書を読む時のポイントを、いくつかあげています。
- そもそも どんなファンドなのか?
- 投資対象は?
- 投資方針は?
- リスクは?
- コストは?
読むことは重要です。
さて、インデックスファンドの場合は、どうでしょうか?
インデックスファンドの場合は、重要な点が、絞られます。それは、いうまでもなく、
コスト
です。
どんな投資対象か?等々は、連動する指数でわかります。(その指数がどんなものなのかは、別途、勉強しておく必要がありますが)言わずもがな、のところがあるわけです。
また、コストは、目論見書の信託報酬を読むだけではわかりません。
運用報告書を読む必要があります。運用報告書で、特に注意すべきポイントは、次の3点です。
- 1万口当たりの費用明細のうち、信託報酬以外の隠れコスト(売買手数料や保管費用等)が、大きくないか?
- ベンチマークとの乖離が大きくないか?
- 配当金が大きくないか?(税金が多くなります。これもある種のコスト)
この辺は、インデックス系ブログでは、しょっちゅう取り上げられているので、おなじみのお話であります。
なお、本記事では最後にこう述べて、まとめてあります。
現在の目論見書も勇気を出して真剣に取り組めば、必ずや力になってくれるはずですよ。
勇気は重要です。(^^;)
さて、目論見書や運用報告書を読む前に、もっと重要なことがあります。それは、
投資をする心構えができているか?
ということです。これについては、じゅん@さんが下記エントリで、素晴らしいマニフェストを紹介していらっしゃいます。
自省も込めて(^^;)、壁に貼っておきたいような内容でした。じゅん@さん、ご紹介ありがとうございました。
コメント
自分の経験でも、初めて投資信託を購入した時には目論見書のどこがポイントなのかさっぱりでしたので、こういう記事は役立つでしょう。
確かにマニフェスト記事も、これから投資を始める方こそ、心構えとして読んでもらえると良いと思います。
投稿: じゅん@ | 2009年6月22日 (月) 08時27分
じゅん@様
コメントありがとうございます。
素晴らしいマニフェストのご紹介ありがとうございました。ときどき、読み返してみたいと思います。
投稿: NightWalker | 2009年6月22日 (月) 22時44分