ポール クルーグマン先生の痛快インタビュー
今日(昨日か)、電車に乗っていたら、となりの方が持っていた週刊誌にポールクルーグマン先生のお姿が・・・・・買わねば!
ということで、週刊現代 6/27号です。
ポール・クルーグマン 独占インタビュー
- 残念ながら夜明けはまだ遠い「日本経済の正しい読み方」
- アメリカのGDPが今夏、数字上は上向く可能性があるが、経済低迷はなお数年は続く
とのことです。
90年代を苦しみぬいた日本の経験から、我々は、結局、「何をしたらうまくいかなくなるか」しか学べませんでした。
とか
与謝野さんからは、経済に精通しているという印象を受けました。もっとも、「知識があること」と「それを正しい政策として実行できること」とはまた別の話ですが。
とか
日本は、日銀がインフレターゲットをするしかない、としながらも、
たとえば、白川方明総裁が10年後の物価の目標値を設定したとして、次の総裁がその政策を継続すると信じることができるか。中央銀行に対する、国民の信頼性が問われる政策なのです。
とかとかですねー、なんというか・・・・・
クルーグマン節、炸裂
で、爆笑(ほんとは笑えない話ですが)してしまいました。
それにしても日本のことをよく知っていらっしゃいます。
定額給付金、高速道路料金値下げ、いずれも愚策。消費税増税は、実に危険、バカげている、とのことであります。
やれやれ。日本の夜明けはいつの日か。
ただ、クルーグマン先生にも、わからないことはあります。それは日本の株価。なにしろランダムウォークですから。まさかのデカップリング・・・なんてことがあるかもしれません。(ないかもしれません^^;)
コメント
こんばんは、いつも拝見しております。
私には、日本経済にはもう「夜明け」は来ないような気がします。インフレとそれに伴う株価などの上昇なら来るでしょうけど。
英国がかつての栄光を取り戻すことはできないように・・・。
投稿: おじさん | 2009年6月19日 (金) 22時54分
おじさん様
コメントありがとうございます。
小さな「夜明け」ぐらいは、あってほしいと思っています。
投稿: NightWalker | 2009年6月20日 (土) 20時21分
たまたま週刊現代が家にあって読んだのですが、コノ記事は読まれましたか?
http://kodansha.cplaza.ne.jp/wgendai/article/090615/top_06_01.html
まともなFPらしき人がコメントしているようですが・・
投稿: 預金王 | 2009年6月20日 (土) 22時40分
預金王様
コメントありがとうございます。
その記事読みました・・・・が、コメントしようがないタイプの記事でしたね(^^;)。
投稿: NightWalker | 2009年6月20日 (土) 23時44分