日経新聞 金融商品深掘りチェック インデックス型投信の巻
とよぴーさんのエントリー。バンガードからあのETFが・・・・? ビッグニュースです。
さて、日経新聞5月18日29面 金融商品深掘りチェック、今週は、インデックス型投信の巻です。
これによりますと、
今年3月末の時点での過去1年間の運用成績(ETFはのぞく)を調べたら、アクティブ型の勝率は3割前後だった
とのこと。昨年は、アクティブ投信受難の年だったようです。
他にも
- インデックス投信の優位性は低コストにあり
- アクティブ投信の問題は、勝つファンドを事前に見つけるのは難しいこと
- ETFは、信託報酬が安いのでおススメ。小口で買える商品もある。
- でも、ETFは、分配金を再投資できないのが欠点
- インデックスファンドは人気が過度に高まると優位性がなくなるかも。
などの要点が、わかりやすく書かれていました。
また、最後に、インデックス型を買おうと思った時の注意点も。
販売会社は手数料を多く得られるアクティブ型を熱心にすすめるかもしれない。自分の希望を積極的に伝える方がいいだろう
恐れ入りました(^^;)!
さて、私が、インデックス投資を継続しているのは、
- 全アクティブ投資を加重平均するとインデックスになってしまう。だとすると、コストの分だけ、インデックスが有利なはず
- 仮にアクティブ投資の勝率が年あたり70%だったとしても、次の年には70%×70%、その次の年には、70%×70%×70%・・・・という具合に、連続して勝ち続けるのは難しい
というような理屈を私なりに理解したつもりにさせてくれた、この2冊が原因です。
困ったときには、この2冊。おススメします。
あ、そうそう、日本のETFには重大な欠点がありました。それは、
海外の先進国に広く投資するタイプのETFがない
ということです。作れば、少しは、円高緩和に貢献して、日本の製造業は助かり、巡り巡って、金融機関も儲かるのになー。
それでは!
コメント
こんばんは。
ボクもマルキールさんのセミナーに影響を受けて(?)著書を読み返しました。改めて読んで気づくこともあり、基本にかえるのは大事だと感じています(^^)。
投稿: 田舎のKen | 2009年5月20日 (水) 21時24分
田舎のKen様
コメントありがとうございます。
マルキールさんの本、amazonでも、相変わらず、上位ですよね。名著中の名著です。
投稿: NightWalker | 2009年5月20日 (水) 22時15分