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2009年5月18日 (月)

長期投資視点から見た日本株投資 ~ キャッシュというアセットの重要性

  マネックスさん のサイトに

 という松本大さんと内藤忍さんの対談形式のコンテンツがあります。

 日本株に投資すべきかどうかという議論は、検討課題ではありますね。

 さて、この中で、松本さんが、キャッシュというアセットの重要性について語っていらっしゃいます。

  • マーケットから退場しないためのリスクコントロールが重要。
  • アセットアロケーションの中でキャッシュというアセットを入れてもいい
  • 個人投資家の運用ニーズは年金運用に近いのかもしれない

 これ、うなずいてしまいました。サラリーマンが長期投資と言っているのは、多くの場合、資産形成が目的であり、どれも重要なことです。

 手持ちの流動資金+生活防衛資金と呼ぶような「いざという時のお金」以外のキャッシュを、アセットの中に組み込んで、全財産を見てみると、意外なほどにキャッシュないしはキャッシュ性資産が多いことに気付く方もたくさんいらっしゃるのでは?

 私個人は、キャッシュは、リスク資産との低い相関性(相関係数がほぼゼロ)が保証された資産クラスであり、組み込むべきと考えるようになりました。ここは、投資家によって考え方が異なるところです。

 キャッシュとリスク資産の間のリバランス、 たとえば、

  • キャッシュ:リスク資産=50:50でスタート
  • リスク資産が急騰して、キャッシュ:リスク資産=40:60になった。⇒リスク資産を売却して、キャッシュ:リスク資産=50:50に戻す
  • リスク資産が暴落して、キャッシュ:リスク資産=60:40になった。⇒リスク資産を購入して、キャッシュ:リスク資産=50:50に戻す

 というようなオペレーションをするわけです。

 もちろん、リバランス後、さらに急騰したり、暴落したりすると、このオペレーション自体も、後悔を生んだりします。

 個別株投資では、これで後悔してしまう場合が、数多く?(^^;)あり、「損切り」のような考え方を導入するわけですね。

 ご紹介した対談の最後に

  • (マネックス証券として)、望ましいキャッシュポジション量について、うまく助言していくことができればいい(松本さん)
  • 望ましいキャッシュポジションを助言するといったタクティカルなオペレーションはプロでも外れることも多く、簡単ではない(内藤さん)

 という会話がありましたが、興味深いお話です。

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コメント

NightWalker様 おはようございます
> キャッシュとリスク資産の間のリバランス、

おっしゃる通り、自分でポートフォリオを組んでいる場合は、キャッシュクラスは大切だと思います。

あと、既成のバランスファンドの場合は国内債券クラスがこの役割を果たすのではないかと思います。リターンの小さい国内債券が組み込まれていると評判はよくないみたいですけど(汗;

投稿: Tansney Gohn | 2009年5月18日 (月) 08時31分

Tansney Gohn 様
 コメントありがとうございます。
 国内債券クラスの投信は、リターンの割に信託報酬が大きいのが気になりますね。

投稿: NightWalker | 2009年5月18日 (月) 22時57分

そうですね。。たしかにリターンの割にはコストは高いです。

あと、バラで買う場合ですが、国内債券のETFって無いんですね。TOPIX(1306)があるのならあってもよさそうなものです。(私が知らないだけかも知れませんが)

投稿: Tansney Gohn | 2009年5月19日 (火) 05時03分

リバランスをするときにもキャッシュがあるとやり易いでしょうね。もし、キャッシュが無ければ膨らんだクラスを売って約定してから凹んだクラスを買うのでタイムラグが出ますが、十分なキャッシュがあれば売りと買いを同時に出せます。

投稿: tansney Gohn | 2009年5月19日 (火) 21時18分

Tansney Gohn様
 コメントありがとうございます。
 キャッシュは、投資オペレーション上の最重要アイテムですね。

投稿: NightWalker | 2009年5月20日 (水) 22時17分

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