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2009年5月 5日 (火)

バンガード 500 INDEXの資産総額 2009/3 末

  バンガードさんの代表的なファンドである「500 INDEX」の資産総額を調べてみます。(こちら

   すごいですよー。

 $97.9 billion (as of 03/31/2009)

 です。ビリオンダラーって、いくらよっ?

 もちろん、これは、ほんのひとつのファンド。

 なぜバンガード並みのローコストインデックスファンドが日本にないのか?

 これはこのブログができたころからずっと言っています。

 $97.9 billion

 その最大の理由は、ここにあると思います。

 投信会社さんも商売ですから、ある一定の利益がなければ、会社経営の固定費すらまかなえません。この点は、バンガードも一緒のはずです。バンガードと、国産インデックスファンドの差は、なにか。それは、資産総額にあるわけです。

  日本には、投資信託に、それもインデックスファンドに、これだけの資金が集まる土壌がないのです。

  日本のインデックスファンドが大きく育つために必要な条件は、いくつかあると思うのですが、そのひとつが

  401K制度の大幅拡充

ではないかと私は考えています。

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 水瀬さんのブログの記事 とモーニングスターさんの記事です。

 モーニングスターさんの素晴らしい分析に脱帽です。

 以前、平均すると米国のファンドの方が信託報酬が高いという指摘をされる方がいらっしゃいましたが、加重平均した場合の信託報酬は米国の方が安い。何のことはない、米国は安いファンドがある一方高いファンドもある。でも消費者の多くは、安いファンドを選んでいるのです。

 ひるがえって、我が国はどうなのか?

 モーニングスターさんの記事によりますと、

インデックスファンドに限ってみると純流入となっており、投資家もコストの安いインデックスファンドを選別投資していることがうかがえます。

 とあります。

 少しずつ変化はしているのかもしれませんね。

<5/6追記>

 水瀬さんのブログに、いつもコメントいただいてるWerder Bremenさんの、確定拠出年金についての執念の報告が、ありますので、ぜひ、ご参考になさってください。

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コメント

こんにちは、水瀬です。
記事でのご紹介ありがとうございます。

日本の投資家のコスト意識は、よくはなってきていますが、米国と比較するともうひと頑張りといったところではないでしょうか。
自分ももっと勉強しなくては。。。

投稿: 水瀬 ケンイチ | 2009年5月 5日 (火) 16時41分

水瀬ケンイチ様

 コメントありがとうございます。
>自分ももっと勉強しなくては。。。
 何をおっしゃいます。こちらこそ、いつも勉強させていただいております。

 我が国において、投資=投機と思わない投資家の増加と、投資コスト意識向上がとても重要だと改めて思いました。

投稿: NightWalker | 2009年5月 5日 (火) 18時47分

今晩は。

やはり、個人投資家自身が成長しない限り、金融商品を供給する側(金融機関)の意識も変わらんと言うことですねぇ…

でも少しずつですけど、日本も良い方向に変化しつつある状況ですよね!

投稿: ふるぴょん | 2009年5月 5日 (火) 23時29分

ふるぴょん様
 コメントありがとうございます。
>日本も良い方向に変化しつつある状況
 おっしゃる通りと思います。
 このブログを始めて3年ですが、この間、海外ETFがネット証券で取り扱われ始め、STAMシリーズもできました。

投稿: NightWalker | 2009年5月 6日 (水) 00時19分

バンガード社投信のコストの安さ理由は、規模の経済が効いているからだとは思います。が、もう一つ重要な理由があると思います。バンガード社の経営戦略であり、哲学です。私は逆になぜ規模が拡大したときにコストを安くしようと思ったかが重要のような気がします。
バンガード社は1976年代に世界初の個人市場向けインデックス投信を発売します。設立が1975年なので、まさに個人にインデックス投信を提供するための会社なのです。いや、違いますね。顧客に低コストな投資手段を提供するための会社であり、インデックス投信はその手段です。インデックスに連動すればいいわけですから、(超高給取りの、実力があるかないかしらない)特別な専門家を雇う必要もありませんし、基本は直販ですし、特別な宣伝もしないで、口コミを利用します。理由は会社の目的が顧客に低コストな投資手段を提供ことですから、とにかくコスト管理をしているわけです。そして訴えていること「長期、分散、低コスト」です。競合他社はたまったものではありません。アクティブ投信のために、専門家を雇い、証券会社に販売を委託し、宣伝もバンバンします。うまく売買すれば他人よりも勝てると、短期売買、ターゲットを絞って、試行錯誤するわけですから、もちろん高コストなわけ。1962年にランダムウォークの原著がでているわけだから、既存の証券会社は臭いもの(ランダムウォーク理論)には蓋をしてたのに…。既存証券会社が自社商品の存在理由を否定することができない間に、バンガードは規模を拡大し、規模の経済で、さらにコストを下げたということだと思います(顧客に低コスト投資手段を提供するのが目的ですから、下げれるなら下げたのでしょう。日本の会社にそんな哲学を持った投信会社は私は知りません。)。もうこうなったら、バンガードの規模の経済には勝てません。どんどん規模を拡大し、コストを下げ、競合他社への牙城を築いています。競合他社との差別化をしているわけです。
日本の投信が高コストなのは、バンガードのような顧客に低コストな投資手段を提供しようとする会社がないからだと思います。日本の投信市場のコストを下げるためには、①日本版バンガードを起業する、②バンガードに造ってもらう(もう、ありますかね)、この2点が必要だと思います。既存の証券会社がインデックス投信を作っても、自社商品と競合してしまうため投資家全体にはインデックス投信を広めないのでしょうか(=平均的にはなかなか低コストにならない)。もしかしたら、私たちで起業する時なのかもしれません。

投稿: 原人 | 2009年5月 6日 (水) 00時33分

初めてなのに長いコメントをずらずらと書いてしまってすいません。最近、ちょっと勉強していたもので、知識をひけらかしたくなりました(苦笑)ちなみに、私もブログを開いています。先のコメントで熱くバンガードについて書きましたが、私のサイトはインデックス投信ではありません。ですが、長期投資という面ではこちらと親和性も高いと思いますし、低コストの商品が必要性も感じています。もしよければ、相互リンクをお願いします。

投稿: 原人 | 2009年5月 6日 (水) 00時41分

>日本のインデックスファンドが大きく育つために必要な
>条件は、いくつかあると思うのですが、そのひとつが

>  401K制度の大幅拡充

>ではないかと私は考えています。

水瀬さんのところに企業型401K、特に”総合型”の徹底調査を連続、コメントしたけど見えてきた”闇”は、

ゾンビ(東京海上)とダミヤン(地銀)がボッタくり、超最悪コラボ・パック商品を売り捲くり!

ゲッソリ(汗)。ホナ。

投稿: Werder Bremen | 2009年5月 6日 (水) 15時57分

 みなさまコメントありがとうございます。

>原人様
 バンガードさんはすごいですよね。
 日本の一般の人によく知ってほしいことです。
 ちなみに住信さんは、STAMシリーズについて規模の増大に伴い信託報酬率の低減も検討するとおっしゃっていたそうです。

>Werder Bremen 様
 401K制度は、立場によって、差ができないように配慮すべきですね。こうなると「法規制」しかないですかね~。

投稿: NightWalker | 2009年5月 6日 (水) 22時52分

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