アップティック・ルールとは何か
いきなりですが、お勉強の時間です(^^;)。
米証券取引委員会(SEC)は8日、ブッシュ政権時代に廃止した空売り規制の復活を提案した。直近の株価を下回る水準での空売りを禁止する「アップティック・ルール」などが対象。提案は全会一致で6月にも復活する可能性がある。昨秋以降の株価の低迷局面では一部の金融機関がヘッジファンドの空売りの標的になり、米議会で規制の復活を求める声が上がっている。
アップティック・ルールって何?
- 空売りの時、直前の取引価格より高値でしか売ることができないというルール
なるほど。
歴史をひも解いてみると
- 大恐慌後、意図的な売りが多いみたいだったので、1938年にできた。
- 以後、ずーっと、このルールは残っていたが、何を思ったか、ブッシュ大統領時代の2007年7月になくなった。
2007年7月!?
このころから、サブプライムだのなんだのって、始まったんじゃ・・・・・(^^;)。
って、これが理由で、この金融危機が訪れたのではないとは思います。
ただ、
- 実は有益だったかもしれない規制の自由化(アップティックルール廃止など)
- 実は有害だったかもしれない規制の強化(経営の透明度を上げるためという目的で導入された時価会計など)
「これらには問題あり!」とする方も多いようですね。
良くわからない今日この頃ではありますが、長期投資の日々は続くのであります。
<ご参考>
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