日経ビジネス2009.4.20号 工作機械業界 ”消えた需要に翻弄”
日経ビジネス2009.4.20号に
- 工作機械業界 ”消えた需要に翻弄”
という記事があったのですが、ここに工作機械受注額というグラフがあり、びっくりしてしまいました。
日本工作機械工業会のHPのデータをもとにグラフにしてみました。
<1990年~2009年3月>
<2008年~2009年3月 月次>
リーマンショック以後の落ち込みが異常であることがよくわかります。
日経ビジネスさんの記事、日本工作機械工業会会長の中村健一さんのインタビューでは、こんなコメントも・・・
リーマンショック後の政府の対応については、申し上げたいことがある。米国や中国が経済対策をすぐに打ち出したのに対して、日本政府の動きはあまりに遅い。与野党で政権争いをしているようでは、危機感が薄いと言わざるを得ない。しかも急激な円高の進行を止めることができなかった。このままでは、円高で苦しい状況が続くにもかかわらず、日本の製造業は外需頼みになってしまうだろう。
思わず共感。
政府は、株価対策でETFを買う前にすることがあるのではないか、などと考えてしまいますね。
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