株式買い取り、ETFが対象 政府・与党、12年3月末まで
日経さんです。
政府・与党は15日、「政府の関係機関」が有事の際に株式などを市場から買い取る制度の法案を固めた。買い取り期間を2012年3月末までの時限措置とし、購入対象は原則として日経平均株価など株価指数に連動する上場投資信託(ETF)に絞り込む。最大50兆円の株式などを市場から買い取る制度の創設は政府の追加経済対策に盛り込まれた。
なんか決まりそうな雰囲気に・・・・。
実際のところ、どうなんでしょうね。
「有事」の定義が難しそうですね。
こんなリスクを取るのなら、所得税減税(小渕内閣の時の減税カムバーーック!^^;)や、法人税減税をやってほしいなー。
コメント
買い取ると言っても暴落時の買い支えなんでしょうから、投資対象を考えると結果的に利益が出る可能性が高いようでなんだかなあ。そもそも指数連動のETFを買ってもあまり効果もないような…。
投稿: HS | 2009年4月17日 (金) 08時10分
こんにちは、いつも勉強させていただいております。
これって、本格的に発動してしまうと、今度は政府の買いこんだ大量の株式をいつ売るかという問題が出てきませんか。50兆といえば、東証総額の5分の1程度の巨大な額です。
もう株は暴落しないと思ったら、金はじゃぶじゃぶですから、ちょっと上向けばすぐバブル?、そしてはじけそうになれば税金でむやみに買い支える、早めに買ってそこで政府に売りつけて逃げれば勝ち。そのあとは(政府の売却が怖くて)株など買えなくなる。フリーズ状態。
税金でバブル成金を助けた挙句、資本主義の機能停止・・・。なんてことが起こらなければよいのですが。
投稿: おじさん | 2009年4月17日 (金) 23時16分
皆様コメントありがとうございます。
>HS様
>あまり効果もないような
そういう面はありますね。
ただ、これだけの巨額マネーです。あて込んでいる方々は多そうです。
三菱UFJ投信、低コストETF 信託報酬0.08%、5月上場
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/hotnews.aspx?site=MARKET&genre=c1&id=AS2C1600W%2016042009
>おじさん様
おっしゃるように、この最大の問題は、出口戦略が極めて難しいことと思います。
投稿: NightWalker | 2009年4月18日 (土) 08時29分
現在キャッシュポジションで待機している人にとって株式価格形成への政府介入は、壊滅的なダメージです。逆にすでに資産の大半を株式につぎ込んでいる人にとってこの株式価格形成の政府介入を声を大にしては言えませんが、ひそかに喜んでいることでしょう。
投稿: 若輩者 | 2009年4月18日 (土) 14時05分
若輩者様
コメントありがとうございます。
ご指摘のように弊害多しですね。
政府が介入すべきは、株や証券会社の商品であるETFではなく、企業が儲かる仕組みだと思います。
投稿: NightWalker | 2009年4月19日 (日) 11時08分