個人マネーどこに動く
日経さん 12/7朝刊のコラムです。
- 世界金融危機 個人マネーどこに動く(下)
十二月二日夜。東京・兜町で開いた上場投資信託(ETF)セミナーに、投資初心者を中心に百人超が集まった。・・・・
『「複雑」から「平易」へ』というサブタイトルが付いています。
ポイントをまとめてみると・・・
- 最近、ETFの売買代金が急増
- 最近、外貨預金の資金流入が急増
という動きがある。
- 個人は、総じてわかりやすい投資先を求めているようだ。
- 損をしても誰かに責任を転嫁し、過度に悲観して運用全般から手を引いてしまう過去の局面とは違う。
- 日銀の2008年版「家計の金融行動に関する世論調査」によると、元本割れに対し「自分の予想が外れたのだから仕方がない」という人が67%。
最後の砦として、個人マネーが期待されている。
というわけなんです。
私として気がつくことといえば、
- 平易だからリスクがないというわけではない。
- たしかに複雑な商品には、個人は手を出さない方が賢明。
- 外貨預金は、手数料も高いのでやめておいた方が良い。
- 本当は、個別銘柄投資こそ、株の基本
というようなことでしょうか。
ところで、私が、個人マネーを期待する上で、本質的に重要だと思っているのは、
- 株式投資を敵視する風潮をなくす。
ということです。これには、時間がかかりそうです。
コメント
> 株式投資を敵視する風潮をなくす。
わたしもそう思います。
株式は私たちの生活の外側にあるのではなく、
内側にあるのですから・・。
2009年に投資を始める方は、
2000年に投資を始めた方に比べて
たくさんの知恵を身につけて
投資をスタートできるのではないでしょうか。
(ブログ、本など
良質なインフラが多数存在しますから!)
投稿: カン・チュンド | 2008年12月 9日 (火) 13時31分
カン・チュンド様
コメントありがとうございます。
>たくさんの知恵を身につけて
ほんとうにそうですね。うらやましいです(^^;)。
投稿: NightWalker | 2008年12月 9日 (火) 23時43分