下落局面こそ「自分のリスク許容度」を確認
フィデリティさんです。
以下、4つの質問に生活経済ジャーナリスト/ファイナンシャルプランナーの和泉昭子さんがご回答するという趣向です。
- 「金融恐慌」とも呼ばれる危機的状況が続いています。この状況をどうお考えですか?
- 今回のような大きな下落局面では、私たち投資家はどのようにすればいいのでしょうか?
- それでも新聞・テレビで「大幅下落」と聞くと、怖くなってしまうのですが……。
- メディアの短期的報道に流されずに、長期投資をするにはどうしたらいいでしょうか?
皆さんは、どうお考えでしょうか?
記事からの抜粋です。
積み立てというと初心者の投資法のように思えますが、実はプロの投資家も個人資産の運用に使っていますよ。今は辛い時期ですが、感情に左右されない積み立て商品に投資するのがいいのではないでしょうか。
私はシロートですがドルコストです。
さて、引用した記事にもありましたが、たしかに、このような場面でも耐えられると感ずるリスク資産比率が、その人の許容範囲なのかもしれません。
当記事に書いてあったわけではありませんが、私としては、
- リスク資産の運用期間を考える。
- トータルで考えた場合のリスク資産の割合を考える。
といったことなどが、重要と思っております。
<蛇足>
冒頭ご紹介の記事中、
(1)は資産があるのに弱気なパターンで、私はこれを「機会損失ゾーン」と呼んでいます。(2)はリスクを取って長期的に投資していくパターンで、「ハイリスクハイリターン(積極運用)ゾーン」となります。それに対して(3)はあまり資産がないのに、ハイリスクの投資を行ってしまう「要注意ゾーン」、(4)はリスク商品に一切手を出さない「消極運用ゾーン」ですね。
とありますが、(3)と(4)の説明が逆かも(^^;)。
コメント
>資産があるのに弱気なパターンで、私はこれを「機会損失ゾーン」
なんとなく、弱気というのはネガティブに捉えられているような気がします




長期積み立てのセールスだからかもしれませんが、ほどよく付き合うという考え方もあっていいと思います
もちろん、強気であればガンガン(コスト安の)ETFを買うというパターンもいいのではないでしょうか?
投稿: 投信戦略の発想法 | 2008年11月19日 (水) 17時14分
はじめまして。
確かに(3)と(4)の説明は逆ですね^_^;
あと、ドルコストを勧める理由の一部を「プロの投資家も個人資産の運用に使っている」としている所が気になります。「プロもやってるから安心」という感じがして。そういう意味で使ってるのではないのかもしれませんが。
ちなみにボクもドシロートかつドルコストです(^^)
確かに今回の下落でリスク許容度がはっきりしたな、という気はします。でも出来ることがドルコストくらいなので長期でみるのであれば自分の決めたアセアロを今までどおり守ることが大切だと感じました。
投稿: 田舎のKen | 2008年11月19日 (水) 21時02分
皆様コメントありがとうございます。
>投信戦略の発想法様、田舎のKen様
フィデリティさんの記事は、
(1)(フィデリティで)ドルコストしてほしい
(2)(フィデリティが)お金持ちを捕まえたい
という感じもしますね。あくまで「感じ」としておきますが・・・(^^;)
>田舎のKen様
>でも出来ることがドルコストくらい
私が、ドルコストを選択している理由の最大はこれです(^^;)。
投稿: NightWalker | 2008年11月20日 (木) 06時11分