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2008年8月24日 (日)

レオス、国内初の信託報酬一部還元方式採用の直販ファンド「ひふみ投信」を10月1日設定

  ロイターさんです。

独立系投信投資顧問会社、レオス・キャピタルワークスは、国内初となる信託報酬一部還元方式を採用した直販ファンド「ひふみ投信」を10月1日に設定する。

  ひふみ投信のサイトはこちら

 相互リンク先の皆さまのエントリーをふたつご紹介させていただきます。

 rennyさん、熱い! そして、いつも辛口の?ゆうきさんが、このような思い切った表現をされるのも珍しいのでは?(私も辛口らしいのですが)

  このファンドの特徴は、以下です。

  • 信託報酬 :純資産総額に対し年率1.029%(税込み)
  • 実質信託報酬は、5年以上継続的に保有時マイナス年率0.2%、10年以上継続的に保有時マイナス年率0.4%

 還元方法は、5年以上継続的に保有している場合には資産残高の年率0.2%を、10年以上継続的に保有している場合は資産残高の年率0.4%に相当する応援金を再投資するというものです。

 ・・・・・・・・・・・

 資料請求します。

 ええ、しますともっ!って、どこから請求するのかな?とりあえず、ひふみ通信、登録!っと。

 直販独立系投信で私が重要視しているのは以下です。

  • 直販だから安い。大手と同じでは勝負できません。
  • 運用銘柄に独自性がある。 自分で銘柄選定をするというは、プロとして当たり前ではあります。

 藤野さんは、さすがプロ!チャレンジャブルな商品設計です。この信託報酬還元方式のすごいところは、資産総額に準じて、という形ではなく、保有期間に準じて、というところです。

 この方式が、長期資産運用系ファンドのニュースタンダードになることを期待したいと思います。

 場合によっては、長期保有のメリットを、信託報酬という形で還元してくれない、さわかみファンドからの乗り換えも検討したいと思っています (あくまで個人的な判断です)。私は、増えた資産は「自分でかっこよく使いたい派」です。

 「場合によっては」というのは、

  • レオスさんがどういった銘柄を組み込むのか?
  • 乗り換えにふさわしい実運用か?

 ということです。まあ、当たり前のファンド選定基準です。

  藤野さんの、ブログです。

苦節5年

 おそらく、コンサルティング関連ビジネス他での収益基盤があっての話だと思います。私もビジネスマンのはしくれとして、尊敬いたします。

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コメント

 Rennyさんのブログにもコメントしましたが、他の直販独立系投信との違いは、FOFsではない?から、信託報酬が下げられたとも言える?他社の場合、必ずしも金融のプロではない?例えば、社労士や教職員組合等々が設立母体?故に、東京海上の機関投資家向け、さわかみ、コムジェストとかを組み入れてFOFsとせざるをえない?
 藤野氏と言えば、昔、JFに居たころ”小型株ファンド”で一世を風靡し、会社と運用方針の違いで辞職したとか?小生も、JFの日本小型株ファンドでは少なからず儲けさせて貰いました。
 さて、運用手法が他の直販独立系投信と違うことは間違えないでしょうが、疑問点も。
1.日本小型株では彼の実績は抜群かもしれませんが、果して、外国株を見分ける能力は?
2.澤上氏が以前から述べているよに、金利が高くなったらTAA的に、債券も組み込むか?
 
 このあたりが興味ありますね!運用手法以外で注目点、注意点は”特定口座”に入れられる?(p5~6あたり、↓)
http://www.rheos.jp/jp/hifumi/yuukashouken_todokedesho.pdf
「30億口を下回ると償還?(p1、↓)」は要注意ですね。
http://www.rheos.jp/jp/hifumi/overview.pdf

投稿: Werder Bremen | 2008年8月24日 (日) 17時29分

この投信、みなさんいろいろな理由で興味津々のようですね。
私が独立系投信の購入をためらっているのは、ひとつ目は規模(資産、優秀なマネージャーの数)、ふたつめはリサーチ力(特にボトムアップ)です。
特にさわかみ投信やひふみ投信の場合、カリスママネージャーにもしものことがあった場合どうなるか?

まあ独立系投信の期待が高いのは、それだけ日本の大手運用会社や証券会社に失望しているということでしょうか。(私はそうです)

投稿: みきぱぱ | 2008年8月24日 (日) 18時53分

この試みは素晴らしいことだと思いますね。

ひふみ投信がセゾン投信のように固定ユーザーを
掴み発展していけば大手もしぶしぶ信託報酬を
下げざるを得なくなると期待しています。

頑張ってほしいものです。

投稿: ポッキー | 2008年8月24日 (日) 21時29分

皆様コメントありがとうございます。
>Werder Bremen様
 今後、藤野さんに続く人がどれだけ出てくるか?過去の実績が必ずしも未来の実績ではありませんし。選択肢が増えると面白いと思うのですが。

>みきぱぱ様
 私も証券会社の天下り先みたいな投信会社には失望しています。そんな中、住信さんはSTAMシリーズで頑張ってくれましたね。

>ポッキー様
>大手もしぶしぶ
 時間がかかりそうです(^^;)。

投稿: NightWalker | 2008年8月25日 (月) 00時23分

藤野氏の過去をみな忘れてしまったのか?
GSの一寸法師で投資家の信頼を裏切った件。
その件について本人が口を閉ざしている件。
小型株を流入資金で買い上げたからこそのパフォーマンス。
ムードに流されず、よく調べて、本人の口から説明させてから買ってはどうかと思う。

投稿: 一寸法師 | 2008年8月26日 (火) 22時59分

一寸法師様
 貴重なご意見ありがとうございます。
 藤野氏に関しては、私自身、ある種の不信感から、過去に鞍馬天狗を売却する決断をした経緯もあり、ご指摘の点については、注意していきたいと思っています。
 ありがとうございました。

投稿: NightWalker | 2008年8月27日 (水) 00時05分

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いくつかのサイトでも紹介されていた新しい投信の話。 「スリッパの法則」の著者である藤野英人氏が社長をされているレオス・キャピタルワークスが販売する新しい投信です。 社長のブログはこちら↓ RHEOS REPORT : ひふみ投信 - livedoor Blog(ブログ) 会社からのお知... [続きを読む]

受信: 2008年8月24日 (日) 12時58分

» [資産運用]ひふみ投信 [要領の悪いプログラマの生活]
できるだけ安いコストで、かつ長期の運用を目的とした独立系投信が設定されます。 信託報酬一部還元方式というのが売りになっているようです。 レオス・キャピタルワークス株式会社 : レオス・キャピタルワークスが提案する新しい資産形成 お客様の「ためてふやす」を応援し... [続きを読む]

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