マネーの暴走が止まらない
めずらしく、テレビを視聴しました。NHKスペシャル。
- マネーの暴走が止まらない。(番組紹介はここ)
限られた時間ですが、なかなか、見ごたえがある内容でした。さすが、NHKスペシャル。
金融工学のプロが、今になって、サブプライムローンを
- 誰もリスクを持っていないと思っていただけ
と語るという。
- ITバブル崩壊
- やばいってんで、金利低下。マネーじゃぶじゃぶ
- 市場に供給されたマネーは、思わず、不動産ローン証券化商品へ
- サブプライムバブル崩壊
- やばいってんで、金利低下。マネーじゃぶじゃぶ
- 市場に供給されたマネーは、、思わず、原油(商品)投資へ
- 原油(商品)へのマネー流入がインフレを加速。
- 金融当局もインフレを考えると金利を上げたいけど、上げられず、とほほな状況...
- 一方、オイルマネーは、さらなる投資先を求めて、M&A等々へ?おいおいどこまでいくんだあっ!
マネー暴走しまくり!もう、だれにも止められないぜっ!
というわけです。(すみません、番組中の表現とは大きく異なると思われます。こんな論旨だったと思います。)
<ここから与太話度上昇>
過去の歴史によると、バブルであるとするなら、いつかは止まります。ただし、止まった後、必ず、大きな被害を受ける方々がいらっしゃることは肝に銘じておきたいと思います。往々にして、バブルを巻き起こした人ではなく、あとからステークホルダーとなった方々がより大きな被害を受けると。
ただ、穀物農家の人がラスベガスで散財とか高級車を乗り回すというようなシーンは今のところ見かけませんし、現在の原油価格の上昇を理論的に正当であるとする学者先生はそれほど出ていないようにも思いますので、バブル崩壊にはもう少し時間がかかるかもしれません。でも、今日かもしれません。
まあ、よくわかりませんので、臆病者は、じっとしてよう。
株式、債券。現金は忘れずに。という今のスタンスで淡々と行きたいと思います。
以上は、私個人の考えです。実際のご投資等々は、ご自身の責任と判断でよろしくお願いいたします。
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