信託報酬 販売会社の取り分
信託報酬には、
- 運用会社
- 販売会社
- 受託会社
それぞれの取り分があるわけですが、実際はどうなっているでしょうか? 特に気になるのが、販売会社さんの取り分です。外国株式クラスの主なインデックスファンドについて調べてみました。
ファンド名 | 信託 報酬 |
販売会社の 取り分 |
決算 | |
中央三井外国株式インデックスファンド | 123円 | 54円 | 43.9% | 2月 |
STAM グローバル株式インデックス | 24円 | 11円 | 45.8% | 5月/11月 |
ステート・ストリート 外国株式インデックス | 140円 | 74円 | 52.9% | 11月 |
年金積立インデックスF海外株式(ヘッジ無) | 141円 | 81円 | 57.4% | 10月 |
PRU 海外株式マーケット・パフォーマー | 122円 | 49円 | 40.2% | 12月 |
トヨタアセット・バンガード海外株式F | 175円 | 108円 | 61.7% | 4月 |
平均 | 50.3% | - |
半分くらいは、販売会社さんが持って行ってます。
私が、直販投信を応援したい理由はここにありました。直販形態をとることで、この取り分が節約できれば、よりローコストの商品を提供できるからです。
今は、バンガードが創設された1975年ではなく、ETFバンバンの21世紀なんですよね。それに見合ったコストや商品性というのが、新設ファンドにいきなり要求されます。なかなかに厳しい時代です。
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