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2008年5月 5日 (月)

長期投資について考える 2008/5

 時々、ちらちら、つらつら、長期投資をしても儲かる保証はない、というようなことを書いています。

 たとえば、

 というようなエントリーです。

  この1990バブル崩壊以降の日本は、皆様ご承知の通り。米国と言えど長期低迷はありました。

 平気で、20年くらい、低迷しちゃうのです。

 やはり、50年くらい投資しないと長期投資とは言えません........ムリです

---------

 では、なぜ、私は長期投資をしよう(している)としているのか? それは、

 リタイヤ用の資金なので、長期投資以外の選択肢はない

 からなんです。さわかみ先生に影響を受けたからではありません。どうあがいたところで必然的に長期投資(中期投資?)になってしまうんです。(個人的な考えです)

 ちなみにドルコストを利用しているのは、

 サラリーマンなので、積み立てるしかない

 という素晴らしくも悲哀に満ちた理由によるものなんです。決して、証券会社の宣伝文句につられたわけではありません。ドルコストは、得ではないらしいが、損でもないのだろう、下落時は精神安定剤だ、てなわけです(個人的な考えです)

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  つまり、損か得かの議論ではなく、腹をくくるしかなく、

 乗り切るしかない

 のです(しつこいですが個人的な考えです)

 というわけで、長期投資はとても不安なのですが、どう乗り切るか?

  • スロースタートでもいい。なるべく早く始めた方が良い。
  • 分散投資が良いと思われる。
  • 長期にわたって市場平均に負けない(勝てないけど)確実な方法は市場平均を利用することである。(「勝つと思うな思えば負けよ」です。といいつつ、そうでもないこともしてますが)
  • コストには気を配るべし。
  • 精神安定剤として名著を読もう*。
  • 利益を確定せよ(=リバランスなどです)。格言「ブルもベアもそれなりに成功するが「ピッグ」は身を滅ぼす」
  • キャッシュフロー(収入-支出ですな)、長期的な資産の増大こそ命と心得るべし。

 以上、「保証はないですが」のコーナーでした。

 *名著とはたとえばこんな本です。

 あ、そうそう、

  • 長期投資は、さみしいので、ブログでもやってみよう(爆)

 というのも、あるかな?

 これも、続けるのは長期投資並みに難しかったりします 

 以上、個人的な考えでした。でも、何回でも書きますよ、きっと。

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コメント

 こんにちは、おじさんと言います。いつも参考にさせていただいています。

 アメリカ人の長期投資に対する考えは、20世紀最も成功した国がアメリカであると言う事実と合わせて見る必要があるでしょうね。さらに、人類全体として考えると資本主義は発展してきたと言うことでもあるでしょう。

 個別の国としては、必ずしも当てはまらないですね。たとえば、日本の株価が物価調整後に1990年のレベルをこえるときはいつくるのか・・・。

 また、人類は100年後まで無事で存続しているか・・・。

 それでも、確率の高いと思われる選択をして、生きていくしかしょうがないのですけど。

投稿: おじさん | 2008年5月 5日 (月) 21時13分

水瀬です。まったく同感です。
消去法的にベターな投資をしようと思ったら、これに行き着いた(これしかない)、という感じではないでしょうか。

投稿: 水瀬 ケンイチ | 2008年5月 5日 (月) 21時49分

(リンク)"ダウ平均株価の長期グラフ"の中の停滞期は、明らかに商品が主役だった期間ですね。
Dow/Gold Ratio を見ていただくとわかりやすいですが、ダウと金(商品)は交互に主役の座を分け合っています。

100年、200年という期間では株式は商品を大幅にアウトパフォームするといわれていますが、これは過去に金が通貨にペッグされていた期間が長かったためです。

投稿: Grafton通り | 2008年5月 5日 (月) 22時19分

うーーん、一番賢いのは市場に近づかないことだと思うんです・・・

自分を磨いて給与所得を目一杯上げて、預貯金がベストかと(更に言うと資産運用向けに法人成りして節税するのも良いかも)

投稿: AZ | 2008年5月 5日 (月) 23時14分

コメントありがとうございます。

>おじさん様
>人類全体として考えると資本主義は発展
 期待してます

>水瀬 ケンイチ様
>消去法的
 おっしゃる通りですね。これを消すと、おそらく、「人生どうなるかわからないけど、ただ懸命に働く」ということが答えになるのでしょうか。それは素晴らしい人生だとは思いますし、投資との両立も可能な選択肢ですね。

>Grafton通り様
 問題は今後10年がどうなるか?ですが、残念ながら私にはわかりません。

>AZ様
 なるほど、一理あります。

投稿: NightWalker | 2008年5月 6日 (火) 11時46分

はじめまして。いつも参考になる情報を感心しながら読ませていただいています。
昨年末から投資信託への投資を始めました。

「利益を確定せよ(=リバランスなどです)。」
とありますが、リバランスのときは利益がでているものを売却してリバランスしたほうが良いのでしょうか?

投資本によっては売却でリバランスするのではなく、損失のでているものを買い増してリバランスしたほうが良いと書いているものがありましたので。
(売却すればその分税金が取られるからなのでしょうけど。)

リバランスについてはやはり個人個人のスタンスの違いで正解はないのでしょうか…

投稿: けん | 2008年5月 6日 (火) 14時06分

けん様
 コメントありがとうございます。

>個人個人のスタンスの違いで正解はない
 ......と思います。

(1)税金面を考えると売却益を出さない方が良い。総資産が少ないうちはそうできるのであればそうした方が良い。
(2)総資産が増え、かつ特定資産の利益が大きくなると新しい資金流入だけでは追いつかなくなるので売却せざるを得ない。このときばかりは「利食い千人力」と唱えて売るしかない
(3)キャッシュフローが少なくなった段階の資産運用では、売却するしかない。

 などなど、いろいろ考えられますね。

投稿: NightWalker | 2008年5月 6日 (火) 16時43分

さっそくコメントいただき有難うございます。
なるほど総資産が少ない時は買い増しリバランス。
総資産が増えて買い増しだけではリバランスが難しい場合に利益確定売りですね。

まだ投資を始めてまもなく資産が少ないので、しばらくは買い増しリバランスで行きたいと思います。

状況によってのリバランス方法を変えるというのは気づきませんでしたので参考になりました。

投稿: けん | 2008年5月 6日 (火) 18時31分

けん様
 リバランスは、時期、方法等、悩みどころは多いですね。

投稿: NightWalker | 2008年5月 8日 (木) 00時42分

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