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2008年4月30日 (水)

TOKの売買動向 ~2008/4

  さて、東証上場が期待されているTOKですが、最大の懸念事項は、

 売れるのか!?

 です。

  1月頭から4/28までの5営業日分の取扱高推移を見てみます。

20004301_3

 2月下旬から3月上旬にかけて、「こ、こいつは、ひょっとしてーっ?」という感じで売買が伸びたのですが、ほんとにひょっとしてしまった、昨今の状況です。

  • 3月4月は市況が悪かった
  • 米国ではTOKは人気がない

 などの原因が推定されます。

 気安めにSPYとの取引高の相対推移を見てみます。

20004302_2

 何の相関も感じられません

 天下のSPYと取引高10万分の1のTOKを見比べても仕方がありませんが、気休め、ということで。いや、かえって不安になってしまった?

 とよぴーさんのアンケート結果(ここ)では、MSCIコクサイ指数ETFのニーズは高そうです。ということは、皆さん、東証上場待ちモード、に入っているという可能性も無きにしも非ず、です。海外ETFは、税金とかめんどくさい上に手数料割高ですからね。

 ロジャーズの普及理論でいうところのアーリー・アダプターな今こそ!一刻も早い

  • SPY、IVV、EFA、EEMなどのいわばメジャーリーガー上場
  • 日本でしか売れないと思われるTOK東証上場
  • ついでにACWI東証上場

 を期待しています。(少なくともここに1名)

 関係者のみなさん、お願いしますよ~。

 上場すれば、その名が、日本の金融史に英雄として刻まれます。(保証はできませんけど)

 それに、売れないタイプのETFに販売経費をかけても無駄だと思うんですよ。いちビジネスマンとしても、大きなお世話ながら危惧いたします。

<追伸>

 本エントリーは、昨日、水瀬さん、ybさんと飲んだ時にちょっと出たネタをヒントにというか、興味がフツフツと湧き出して、書いてみました。

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コメント

なぜACWIが「ついで」なのですか。これこそ、いの一番に我々日本人が購入可能になるべきものでしょう。

なぜSPY、IVV、EFA、EEMの方がACWIよりもメジャーリーガーなのかも良く分かりません。

投稿: ガウス | 2008年4月30日 (水) 16時22分

ガウス様
 コメントありがとうございます。
 なるほど、そうかもしれませんね。
 ACWIはまだ上場したばかりですので、取扱高が拡大するこれからが楽しみです。私も応援しています。

投稿: NightWalker | 2008年4月30日 (水) 17時03分

こんにちは。

今まで分散度と信託報酬に目がいっていましたが
取引高も無視できないと最近ようやく気づきました。

そういう意味では、ACWI東証上場を待つ以前に、
SPYかIVV、EFA、EEMを無性に意買いたくなる時があります。

ACWI用の資金をどこに置いておくか考えた時
リレー投資のためファンド積み立てか、
MRFやMMFに待機などあります。

正直、リレー投資の際の売却益への課税や
そもそも乗り換えるタイミングが難しそうと二の足を踏んでます。
かといって、MRF待機もなんだかじれったい想いです。

ACWI東証上場まで待つと心に決められればいいのですが、色々と目移りしてしまい、これがなかなか。
結局、投資方針がしっかり定まってないのが問題なのだと思いますが。

ACWIをお待ちのみなさんは、
いかに気を紛らわせていらっしゃるのでしょうか。

投稿: サニーデイ | 2008年4月30日 (水) 18時35分

サニーデイ様
 コメントありがとうございます。

>取引高も無視できない
 売れないと販売中止(償還)になっちゃう危険性があるんですね。
 ACWIを持っている人は、まだ少ないと思います。何しろ米国で発売されたばかりです。

投稿: NightWalker | 2008年4月30日 (水) 19時29分

私はこのブログ記事に注目しています(↓)。
http://401k.sblo.jp/article/11894696.html

とよぴーさんのアンケートでも判ったこと。ピントはずれなETFばかり上場してくる大手証券会社(野村、大和、日興)。意外とやる気のある住信。イートレード直販かと思われたSTAMシリーズ。拡販に積極的。ETFは証券会社だけじゃなく、信託銀行でも商品企画、組成できるのであれば・・・。

ハイ、あとは「場外乱闘君」の圧力(笑)?

意表をついて、大手証券会社以外から、それも、ドンピシャリ、「ストレート、直球、豪速球」なんちゃって。

ついでに、その住信株。今年、1~3月のサブプライム暴落で「インデックス分散投資」の掟を破って、買い平均単価662円で喰らい付いちゃいました(笑)。いや~、ついムラムラと来ちゃって・・・本日、935円まで暴騰中です。早よ、売らな(笑)。株主総会入場券も確保したし・・・。

投稿: Werder Bremen | 2008年4月30日 (水) 19時32分

Werder Bremen様
 コメントありがとうございます。
 住信他の投信会社さんには、私も密かに期待してます。それは、次の2点です。

(1)ETFの組成
(2)確定拠出年金向け投信(相当)の直販

 (1)はWerder Bremenさんご指摘の通りです。
 私は、実は(2)を期待しています。これをやれば、かなり革命的です。

 株主総会、よろしくお願いします

>「インデックス分散投資」の掟
 Werder Bremenさんには不要では?

投稿: NightWalker | 2008年4月30日 (水) 20時46分

NightWalkerさんへ
>(2)確定拠出年金向け投信(相当)の直販
実は、小生、バラ売りではなく、これそのものパッケージとしてなんとかならないかと考えています。変額個人年金・変形バージョンとでも言うべきかな。

つまり、信託報酬手数料0.2~0.4%の国内外株式、国内外債券、国内外REIT、新興国株式、コモディティまで全ての汎用性のあるインデックスファンドのテンコ盛り口座を用意する。個人型確定拠出年金のように、年間手数料6千円程度は徴収する。変額年金のように、口座開設後、1、2年目に短期解約すると信託財産留保額に相当する解約手数料を高めに設定する。残高の5%とか。6年目は中くらいの3%。逆に、長期で利用、例えば15年目以降で口座解約、引き出しの人は解約手数料0円にする。こうやれば、年間手数料6千円払っても、残高が積み上がっていれば、或いは初期預け額の多い人にとっては、0.2~0.4%の信託報酬手数料と併せて勘案してもお得。住信もボランティア団体ではないから長期で付き合ってくれる客から、低い信託報酬手数料を長期で積み上げる。薄利多売。逆に短期トレード的客からは解約手数料を高めに設定して逃げにくくする。

インデックスファンドから信託財産留保額、売買手数料を払ってETFにリレーするのとドッコイ、ドッコイ。少額で買い増すのにも有利。同じ口座内でリバランスできる。

Werder-Bremen信託銀行だったら、こんな条件の金融商品を企画したいところですが、どうでしょうか?

投稿: Werder Bremen | 2008年4月30日 (水) 21時35分

Werder Bremen 様
 ローコスト版変額個人年金、年金専用ローコスト・ファンドラップという感じでしょうか?
 いいと思います。

>Werder-Bremen信託銀行
 外資っぽい名前ですねー

投稿: NightWalker | 2008年4月30日 (水) 21時46分

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