オーストラリア・コモンウェルス銀行第2回円貨社債(2008)(愛称 つくしんぼ)
サブプライムにも飽きてきた(おい)今日この頃。日経ヴェリタス6号を、「読むところないよねー」、などと思いつつ見ていたら、広告欄で(おいおい)
- オーストラリア・コモンウェルス銀行第2回円貨社債(2008)(愛称 つくしんぼ) By 日興コーディアル証券
と言う商品が目につきました。
- 期間:3年
- 利回り:年 1.68 % (税引後 年1.344%)
- 申込期間:2008年4月9日(水)~4月25日(金)
- 償還期限:2011/4/28
- 利払い:年2回(4月・10月の28日)
- 購入単位:100万円
なお、日興イージートレードでは買えません。
サムライ債というと、つい、過去のデフォルト騒ぎを思い出してしまったりするんですが、オーストラリア産のこの商品、いかがでしょうか。皆様のご意見をお待ちしています。
ロイターさんの記事です。
サムライ債(円建て外債)市場では、欧米投資銀行による大型起債が相次いでいる。不良債権問題に端を発した信用収縮の再来をにらみ資金枯渇リスク(流動性リスク)に備えた長期資金確保の取組みを反映しているが、調達コストは上昇中で欧米投資銀行の業務は縮小均衡せざるを得ないとみられる。他方、メガバンクをはじめとする邦銀は海外向け融資を伸ばすなど業務を拡張中で、両者の立場の違いが際立っている。
だそうです。
- 日本が主要国で最も低金利の国とはいえ、資金調達のコストが割安なわけではない。
- コストが高いか安いかの経営判断は、金融市場の現状をどう読むかで変わってくる。
なんか、むずかしいですね。
日銀が、利下げでもしてくれたら、わかりやすいんですが。日経新聞の記事(4/20マネー生活欄)。日経生活モニターを対象にした「家計が望む緊急政策」アンケートによると
- 引上げ 44%
- 据置き 48%
- 引下げ 8%
だそうです。利上げを求める理由
- 1位 預貯金の利息収入が増えてほしい(68%)
- 2位 金利を上げないと物価上昇に歯止めがかからない(17%)
現状の金利は、吹けば飛んでしまうほどで、一時的に0.25%金利を下げて、株が上がるんだったら、その方が得じゃないのかな?と私は思ったりします。
2位の理由は、中期的には確かに言えてますが、円高成分で緩和されていますので、円安が進んでからでいいのではないのかな?と私は思ったりします。
思ったりしますが、そんな簡単な話ではないと思いますので、プロの皆さんを信ずることにいたします。
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しかし、日経ヴェリタス。最近、KIOSKで販売しているのも見かけるしなあ....うーむ。
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