セゾン投信の新しい組み入れファンド!
本日、セゾン投信の新しい目論見書が送付されてきました。
「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」「セゾン資産形成の達人ファンド」両ファンドに、新たに投資対象の候補とするファンドを追加いたしました。
全国、22,971人以上いるはずのセゾン投信ファンのみなさま、要チェックです。
1.セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
追加ファンドはこれです。
- バンガード・パシフィック・エックスジャパン・ストック・インデックス・ファンド
日本を除くアジア太平洋地域の先進国(オーストラリア、香港、ニュージーランド、シンガポール)に投資するファンドです。これまで、投資対象になっていなかったんですね。
で、新しい参考配分比率は、
- 米国24%⇒22%
- 欧州16%⇒15%
- 日本6%⇒5%
- 太平洋地域0%⇒2%
- エマージング6%⇒4%
また、債券の方も微妙に参考配分比率が変わってました。
- 米国20%⇒19%
- 欧州21%⇒21%
- 日本9%⇒10%
2.セゾン資産形成の達人ファンド
組み入れファンドが、けっこう増えます。こちらは、セゾンさんのサイトにもあります(ここ)。
- バンガード・ジャパン・エンハンスト・エクイティ・ファンド
主要投資対象:日本の株式に投資します。 - TMA長期投資ファンド<適格機関投資家限定>
主要投資対象:マザーファンドを通じて国内外の株式および国内外の債券に投資します。 - ニッポンコムジェスト・ヨーロッパ・ファンドSA
主要投資対象:マザーファンドを通じて主にヨーロッパ諸国の株式に投資します。 - ニッポンコムジェスト・エマージングマーケッツ・ファンドSA
主要投資対象:マザーファンドを通じて主に新興諸国の株式に投資します。
だんだん、ごった煮ファンドになってきましたね。
投資対象ファンドの選択肢を増し、国際分散型アクティブファンドとして商品性を高めていきます。
と送られてきた案内には書いてありました。
今後はどうなっていくんでしょうか。いずれ、ありがとうファンドとパフォーマンス比較してみたいと思います。
コメント
こんにちは。
販売代理店を有しない
直販投信として
最近のセゾン投信は
雑誌等でよく見かけますね。
今回の構成比の新しい組み換えは
今後の動向を見ないとなんとも
いえませんが、
セゾンバンガードグローバルバランスファンドの
方は、国内外の株と債券への分散投資という
基本スキームは変えていないですね。
セゾン資産形成の達人ファンドの
方はなかなかどうしてかなりファンドが
大幅に組み込まれ今後のレポート等で
様々な情報を確認後の判断でしょうか。
いずれにしても
新しい販売形態の直販投信として
注目されてるだけにセゾン投信さんには
がんばってほしいですね。
投稿: 九州FP | 2008年3月 7日 (金) 21時12分
始めまして

いつも勉強させて戴いております。
ありがとうとセゾンとらくちん、ネタが被りましたが
FOF選びもコスト重視の感じが...
投稿: D | 2008年3月 7日 (金) 21時27分
こんばんわ。相場は相変わらず荒れていますが、こちらは投資活動は積み立て以外はほぼ凍結中で、チマチマと物価連動債なんかを漁っている程度です(というか、怖くて買えない)。
設定1年を迎えて、セゾン投信も動きますね。近頃はいろいろ低コストの競合相手が設定されてきているので、差別化という意味では大変良いと思います。特に、達人ファンドに関しては、折角設定しているのですから、この変更を期に、まだ遠い損益分岐点までバランスファンドと共に運営の両輪になるような商品になってもらいたいものです。しかし、バンガード、コムジェスト、さわかみ、他ごった煮とは、面白い絵図です(闇鍋か?)。配分内容の如何にもよりますが、長期投資の実験の一環として積み立てを検討したくなってきました。
投稿: 柑橘の国人 | 2008年3月 7日 (金) 22時15分
今回のバランスファンドの方の組入れについては、私はプラスに評価しています。
それにしても、ここ数日の相場の下げは大きいですね。私の保有する当該ファンドの時価も購入コストを久しぶりに割ってしまいました。追加購入しようかな。
投稿: レバレッジ君 | 2008年3月 8日 (土) 11時37分
皆様コメントありがとうございます。
>九州FP様
達人ファンドは、見守るしかないですね。今のところ。
>D様
ファミリーが増えましたね
>柑橘の国人様
>長期投資の実験の一環
セゾン投信さんにとっても、設立記念樹ファンドというか、同じような意味合いがあるのかもしれません。
>レバレッジ君様
買い増しはいつ買うか難しいですよね。
投稿: NightWalker | 2008年3月 8日 (土) 15時49分
太平洋地域の組み込みという判断に関しては、私も否定する所は特に無いと思います。規模の利益については、積極的に活用してほしいと感じます。
一方、米国債の比率が下がって日本債の比率が上がった所などは、やはり昨今の円高米安を象徴しているのでしょうか。単純なものではないとは思いますが。
投稿: 新幹線 | 2008年3月11日 (火) 11時53分
新幹線様
コメントありがとうございます。
変わったといっても、微調整の範疇ですよね。
投稿: NightWalker | 2008年3月12日 (水) 21時19分