ドル円レートと日経平均 1999/1-2007/12
1.1999/1-2002/12の3年間
負の相関があるように見えます
2.2005/1-2007/12の3年間
正の相関があるように見えます
3.1999/1-2007/12
バラバラです。(あえて言えば、弱い負の相関)
<まとめ>
- 短期的には相関関係のある期間もある。しかし、正、負、それぞれのパターンがある。(この10年くらい為替はボックス相場だったので当たり前と言えば当たり前)
- 長期的には、ブレトン・ウッズ体制、ドルショック、プラザ合意など20-30年に1度ある金融政策の変化による影響が大きそう(推定)
やっぱり、為替はどうなるかわかりません。長期投資家の皆様におかれましては、
気にしつつも気にしない
ことが肝要であるような気がします。(禅問答みたいですみません)
企業や市場参加者も為替レートに対して最適化を常に図ろうとするので、「同じトレンドがずっと」というのはないんですよね。また、「ある相場を狙った新商品が出回り売れだしたら、その相場の終わりが近い」なんてことも言われています。
コメント
本日は遂にドルレートが100円突破するという事態になりましたが、この金融混乱期に中央銀行の総裁がどうのこうのと、どうでもいい事をやっていられる我が国は平和なものです。ま、日銀の上層部は円が尊い通貨になれば良いのだろうから、喜んでいるかもしれませんが…。
相関表にしてもらうと、面白いですね。ここ何年かは、明らかに日本経済の対米依存度が増して、円安-株高、円高-株安になっている事が、如実に現れています。
こうなってくると、クリントン政権時代にサマーズが財務長官やってた頃の、地獄の円高に迫るかどうかが、私の中では焦点ですが、いっそのこと、底がぶち抜けてくれれば、買いやすいのになどと、少しだけ?考えています(実生活上での仕事はしんどくなるでしょうけど)。
去年の暮れ頃は、売られすぎてた中小銘柄物色していたのですが、こうなってくると、大型株でも良いかもしれません。ファンダメンタルが比較的しっかりしている企業でも、去年の高値圏から半値程度になっている物が散見されますし…。
ま、既に買っているものについてはどうしようもないので、放置するしかないですね。私の場合、年初来でおよそ-13%ほどの損益なので、まだ平静装っていられますが。丁度、ブッシュ政権が誕生した頃、確か経済が悪かったので、次の大統領が誰になるかは分かりませんが、政権1期が終わる頃には、アメリカも持ち直しているだろう、というスタンスでいこうと思っています。
長くなりました。…以上、職場からでした(爆)
投稿: 柑橘の国人 | 2008年3月13日 (木) 19時40分
柑橘の国人様
コメントありがとうございます。
しばらくは、辛抱しかなさそうです。
投稿: NightWalker | 2008年3月13日 (木) 21時17分
今回の相場を観察するうえで、以下の本が非常に参考になると思います。
円高局面でジャスダック株が強いとのデータがあることや、米国長期金利が最大のカギを握るなど、とっても興味深い内容です。
http://happy2020.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_7c54.html
投稿: レバレッジ君 | 2008年3月14日 (金) 00時49分
レバレッジ君様
ご紹介ありがとうございます。
円高では内需株が強いなんてこともよくいわれていますね。(当たるも当たらぬも八卦とは思います)
投稿: NightWalker | 2008年3月15日 (土) 12時22分