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2008年2月12日 (火)

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドのコスト構造

  以下の2つの資料から読み取れるセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドのコスト構造について、整理してみました。

1.目論見書から読み取ったコスト構造

種別 成分 コスト
信託報酬 セゾン分 0.4935% 0.77%±0.02%
投資対象である投資信託証券における信託報酬(バンガードの運用管理費=エクスペンスレシオ) -
その他コスト

財産維持手数料+保管費用

α?
事前に計算方法、上限額等を示すことが出来ない

合計 0.77+α?±0.02%

2.運用報告書および目論見書から読み取った投資対象ファンドのコスト一覧

投資対象ファンド 財産維持
手数料率
(上限)
運用
管理
費率
構成
比率
購入時 解約時
バンガード・U.S.500ストック・インデックス・ファンド なし なし 0.38% 約24%
バンガード・ヨーロピアン・ストック・インデックス・ファンド 0.20% なし 0.50% 約16%
バンガード・ジャパン・ストック・インデックス・ファンド なし なし 0.50% 約6%
バンガード・エマージング・マーケット・ストック・インデックス・ファンド 0.40% 0.40% 0.65% 約4%
バンガード・US・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド なし なし 0.30% 約20%
バンガード・ユーロ・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド 0.10% なし 0.30% 約21%
バンガード・ジャパン・ガバメント・ボンド・インデックス 0.10% なし 0.30% 約9%

3.推定

 以下は、私個人の勝手な推測です。いっさい保証できません。ご参考に眺めるだけにしておいてください。

3.1 運用管理費

  • 運用管理費の加重平均は、0.38%となる
  • とすると、実質の信託報酬=0.4935%+0.38%=0.87%

 ただし、

運用管理費については、バンガード社とセゾン投信との個別契約により、記載されている上記運用管理費から割戻しの方法で実質的に低減された料率が適用されております。表記されている運用管理費率は割戻し分を考慮しておりません。

 と書かれているので、目論見書に書かれている概算0.77%±0.02%との差分である約0.1%が割戻し分であると推定される。

3.2 財産維持手数料

  • 財産維持手数料の上限欄に「なし」、と書かれている部分が0%であれば、財産維持手数料の料率の加重平均は0.08%である。
  • 運用報告書では、信託報酬38円に対し財産維持手数料16円。ここでいう信託報酬はセゾン分の0.4935%であるから、ここから推定した財産維持手数料率は、0.21%
  • この差分は、上限なしと書かれた部分の財産維持手数料が意外と高い、1年に満たない期間の決算だった第一期では計算上割高に見えている、などが推定される。 根拠はないが、希望的観測として、後者ではないか?
  • 財産維持手数料は、今後、資産が増大して、増減分の占める割合が減れば、見掛け上の料率は減るはずであるが、何年か経たないとわからない。減ってほしい

3.3 保管管理費

 1円。安いと思います。終わり。

 以上、繰り返しになりますが、いっさい保証できません。ご参考に眺めるだけにしておいてください。

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