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2008年2月 7日 (木)

日本株式と外国株式の最適比率の試算

  さて、下記エントリーで、いくつかの資産クラスの組み合わせや効率的フロンティアを計算してみたりしたわけですが、もうちょっと単純なケース を計算してみました。

  この本で紹介されている比率です。

 北村慶さんの大人の投資入門―真剣に将来を考える人だけに教える「自力年金運用法」では、日本株と外国株を1:1に組み合わせたポートフォリオを紹介しています。

日本経済の発展を私たち普通の市民の投資で応援したい、という筆者の思いが込められています。

 とのこと。このご意見、私は、大いに賛同しています。

 一方で、この比率については、「ホームバイアスがかかっている。よくないのではないか?」というご指摘も見受けられます。では、計算上はどうなんでしょうか。前出のエントリーと同じ条件で計算してみます。

1.リスクリターン

 日本株と外国株の比率を10%ずつずらして組み合わせたときのリスクリターンを下図に示します。

20080206

   50%:50%のあたりでリスクが最小になっていますね。もう少し詳細に計算してみます。

2.最適解の試算

 下記4つのパターンで計算しました

  1. リスクフリーレート0.0%のときのシャープレシオ最大の組み合わせ
  2. リスクフリーレート1.5%のときのシャープレシオ最大の組み合わせ
  3. リスク最少となる組み合わせ
  4. 日本株:外国株=50%:50%の組み合わせ

パターン 1 2 3 4
資産配分 国内株式 35% 33% 42% 50%
先進国株式
(除く日本)
65% 67% 58% 50%
期待収益率 6.65% 6.67% 6.58% 6.50%
リスク(標準偏差) 15.76% 15.81% 15.67% 15.77%
リスクプレミアム 5.15% 5.17% 5.08% 5.00%
シャープ・レシオ 0.3266 0.3267 0.3239 0.3170

3.日本株:外国株=50%:50%のときの効率的フロンティア上の位置

 またタロットさんの効率的フロンティア計算シートのお世話になり、計算します。

200602062_2

  おみごと!乗ってます。

4.考察

TOPIX連動のETFとMSCI-KOKUSAIに連動するETFに、4:6或いは5:5程度に投資すると、簡便法としてはそれなりに合理的なポートフォリオができる。プロといえども、常にこれをはっきり上回る運用を行うことは簡単ではないはずだ(理屈上は、同じ配分で、ETFよりも手数料が低い運用に委託する以外に明確な必勝法はあり得ない)。

  と述べておられます。「なかなか手強い相手」のようですよ!みなさん。

 以上、私のシロート試算ですので、責任は持ちきれないのですが、ご参考まで。

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コメント

nightwalker 様
 大変に興味深い結果です。
 日本株と日本株以外という2種類に区分したときの結果ですよね。
 ところで、この結果と比較するために、アメリカ株とアメリカ株以外という2種類に区分したときにどうなるか、計算していただけませんか。
 前者は、S&P 500 でいいでしょうし、後者は EFA あたりでいいと思うのですが。
 もしかして、この場合でも、1:1がいいということになりませんか。

投稿: 乙川乙彦 | 2008年2月 7日 (木) 09時49分

為替リスクを考えれば当然の気がしますが。

投稿: isono | 2008年2月 7日 (木) 18時13分

皆様コメントありがとうございます。

>乙川乙彦様
>もしかして、この場合でも、1:1がいい
 私はただのシロートです。残念ながら、ご希望の組み合わせの相関係数を持ってませんが、そういう感じは否めませんね。

>isono様
 なるほど。そういう観点もありますね。ご指摘ありがとうございます。

投稿: NightWalker | 2008年2月 7日 (木) 19時50分

私の場合、債券もセゾン・グローバルを通じて投資していますが、純粋な株式部分だけで計算すると現状は日本株55:海外株45ぐらいです。

最終的には、海外の比率の方を少し高くする予定です。

結果的にnightwalkerさんの試算に近い感じです。

投稿: レバレッジ君 | 2008年2月 7日 (木) 23時01分

レバレッジ君様
 コメントありがとうございます。

>純粋な株式部分だけで計算すると
 そういう計算だと、私は、日本株35%:外国株(エマージング株バランスファンド株式部分含む)65%ぐらいでした。

皆さまへ
 投資は自己責任です。あくまでご参考ということでお願いいたします。

投稿: NightWalker | 2008年2月 7日 (木) 23時26分

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