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2008年1月 4日 (金)

証券会社の預り資産残高 2008/1

 相互リンク先のrennyさんが、今年の初エントリーの中で

 大予想をされています。

 さて、多少、関連する話ですが、ネット証券さんも真に長期にお付き合いできる会社さんになってもらわないといけません。

 となると、少々強引ですが、各社の競合力を推し量る指標として、「取引高重視」ではなく「預かり資産残高重視」になるのではないか、と勝手ながら思うわけです。

  • SBIイートレードさんは、預かり資産残高を積極的には公表していないようです。(ここ
  • マネックス証券さんは、かなり積極的に公表されています(ここ)。でも、最近、増えていないようです。

 各証券会社さんが預り資産残高を増やすには、長期資産形成を投資の主目的としたバイ&ホールダーの囲い込みが重要となってくると私は思います(思いたい)。

 各証券会社さんには、新型のヘッジファンドの開発に労力を費やすのではなく(サテライト戦略としてはアリかもしれません)、ベーシックかつ長期保有に適した世界水準のコストの商品をしっかりと扱って欲しい。イートレードさんのSTAMシリーズはその流れなのかもしれません。

  私の資産運用上の重要課題として、今年は、証券会社さんの集約に取り組みたいと考えてます。納得のいく商品が出そろってきた感もあり、管理労力と実益が見合わなくなってきたとさすがに感じてきました。それはそれで、大変、疲れそうですけれど、気力のあるうちに整理統合を図りたいと思っています。

<2007/1/4 現在>

20070104

  あまりに少ない口座は省いています。

  いまや、Eトレードさんがメイン。私としては大躍進。海外ETFの取り扱い開始が大きかったですね。STAMシリーズへの期待感もあります。

  どこが生き残るかは、来年までのお楽しみ、ということで。もちろん、長期投資家のリクエストに応えてくれそうな証券会社さんとお付き合いしたいと、かように考える次第です。

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コメント

私は現在はマネックス、投信SC、セゾンと分散していますが、今後はEトレードへの集約が進むのではないかと考えております。

逆に休眠口座化しているものとしては、楽天が筆頭に来ます。フィデリティは今後も若干の投信購入はあるにせよ、イーバンクや郵便局、ジョインベストなどもそうなりそうな予感がしています。

投稿: 新幹線 | 2008年1月 4日 (金) 13時53分

新幹線様
 コメントありがとうございます。
 ネット証券さんは市場低迷を受けて、もう少し早くM&Aが進むかと思ったのですが、いまいちでした。シビレを切らした、というのが、ホンネのところです。

投稿: NightWalker | 2008年1月 4日 (金) 17時55分

初めまして。
いつも勉強させていただいております。

私も今年はEトレードのETFへの資金移動(海外株式)を考えていたところ、ETFでは分配金の再投資
ができないということを今頃になって知り、さてどう
しようかと悩み始めてしまいました。

コスト削減効果と複利効果ではどちらに軍配が上がる
ものか、投資初心者にとっては経験が浅いため(算数
にも弱いのですが)見当がつきません。

それでもETFへリレー投資をなさる方が多いという
ことは、複利を捨ててでもコスト削減を取るほうが
よいということなのでしょうか?

…なんとなく私の理解に問題がありそうな気もしま
すが(笑)
みなさん、分配金はどうなさっているのかな。

投稿: 郁芳門 | 2008年1月 4日 (金) 21時47分

郁芳門様
 コメントありがとうございます。
 あくまで私の個人的な考えですが、ご参考までに。
 ETFと外国株式投信を併用することでクリアできるのではないかと思います。ETFの分配金相当額分でリレー用の外国株式投信を購入するわけです。いかがでしょうか。

投稿: NightWalker | 2008年1月 5日 (土) 07時44分

kabu.comでも開示してますね。
こちらも増えていないが気になるところです。

投稿: | 2008年1月 5日 (土) 18時37分

?様
 コメントありがとうございます。
 カブコムさんも増えていないですね。2008年は変化がありますかどうか。

投稿: NightWalker | 2008年1月 6日 (日) 00時03分

分配金はそういうふうに投資していけば有効に使えそうですね。どうもありがとうございました。

そもそも私は最近まで投資というものに興味がなかったのですが(というより怖くて避けていたのかも)、ある時某店頭証券会社から送られてくる月次報告書なるものを見ていますと、どうも薄ぼんやりと覚えている残高が倍になっている…

そこで1年前、2年前と報告書を遡って調べてみてわかったのは、殖えた分の再投資の連続でこのようなことになっているらしいということでした。
投資をちゃんと勉強してみようと思ったのは、これがきっかけだったので、ETFのように再投資できない商品については「う~ん、どうしようかなぁ」と考えてしまったわけです。

投資の世界に足を踏み入れるきっかけとなったのは、先のユーロMMFでしたが、一方でドルのMMFは預け入れた(といっても私ではなく父ですが)元本がユーロの4倍あったはずなのに、一向に殖えていません。

疑問に思って証券会社に電話してみたところ、この商品は再投資ができないシステムなんだそうで。

恐るべし、複利のパワー。

というわけで、その後いろいろな本を読んでみるようになりましたが、いやぁこれまでけっこう罠にはまっていたんだなということがわかっただけでも大いなる収穫でした。

次の課題はこのMMFをネット証券に移管することですね。

投稿: 郁芳門 | 2008年1月 6日 (日) 19時03分

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